最終更新日:2026年5月13日
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気候変動や資源乱獲、陸からのごみの流出等により、神戸を含む日本の海ではさまざまな問題が深刻化しています。例えば、これまで身近に楽しんできた美味しい魚が十分に獲れなくなったり、海に流出したプラスチックが海洋生物を通じて人間の健康にも影響を与える可能性があるなど、私たちの生活に直結する課題が増えています。
今の世代だけでなく、未来のこどもたちが安心して豊かに暮らせる社会を守るためにも、早急な対策が求められています。
神戸は古くから海ととともに発展してきた街であり、海が直面する様々な課題に対して具体的なアクションを起こし、豊かで美しい海を次世代へ残すことが使命と考えています。
そこで、課題を解決するために必要なサステナブル技術や海に関わる人材を育み、海の未来に貢献していきたいと考え、産官学や次世代との連携によるプロジェクトをスタートさせました。

神戸の豊かで美しい海を次世代へ残すため、海洋生態系を守り育てる技術などを育てて横展開していくことを目指しています。
(例)
主に日本の沿岸部で消失が問題となっている「藻場(※)」を効率よく創出することを目指した技術の実証
※藻場とは…海藻や海草が集まって生育している場所で、「海の森」とも呼ばれています。海の生態系保全で重要な役割を担うだけでなく、二酸化炭素(CO₂)を吸収・固定する機能をもつことから、地球温暖化対策としても注目されています。

技術の実装だけではなく、担い手となる次世代を育成していくことも重要であり、民間企業や小学校の探究学習と連携した海の環境学習会や産官学連携による学生向けプログラムなどを実施しています。

小学生向け海の環境学習会(水中ドローン映像による講義や海水分析体験など)

神戸の海×生成AIをテーマにした学生向け課題解決プログラム
技術や人材の育成には、民間企業や大学などの研究機関が持つ知見やノウハウ、リソースとの連携が欠かせません。そこで、神戸大学が主導で進める産官学による研究会(神戸大学サステナブル都市研究会)に参画し、多様な主体との連携を進めています。
また、次世代との共創として、神戸大学サステナブル都市研究会学生部会「Sea.vic」と連携し、プロジェクトの企画や運営に携わっていただくとともに、2025年度の一連の取り組みを取材し記事としてまとめていただきました。
朝日新聞「ko-do(こうどう)」 神戸の海から始まった3つの挑戦 AI×海・環境学習・ 藻場でつくるブルーカーボン
プロジェクトの持続的な展開を目指すため、多くの方々の共感をいただきながらプロジェクトを推進していきたいと考えています。
2024年度には、取組みにご賛同いただける皆様からのご支援やご協力をいただくためガバメントクラウドファンディングを実施しました。
ご支援いただきました多くの皆様に、心より感謝申し上げます。

瀬戸内海の玄関口・神戸から挑む「海の未来づくりプロジェクト」(ふるさとチョイスサイト)