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最終更新日:2021年7月13日
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卓越したデザイン技術を誇る「神戸洋服」
全国に名をはせた神戸の履きだおれ「神戸靴」
ヨーロッパ家具を日本風にアレンジした「神戸洋家具」
神戸には、卓越した技能を有する職人たちによって蓄積された素晴らしい「ものづくり」の技術・技能があります。
神戸ものづくり職人大学は平成30年3月をもって終了致しました。
開港後、居留地に住む外国人の需要に応じて洋服仕立業が起こり、日本人の洋服着用も広まる中、多くの仕立職人が神戸に集まるようになり、互いに創意工夫を競いながら技術を高めていきました。
神戸の注文紳士服は「神戸洋服」として知られるようになり、着る人の体型にぴったりと合わせて仕立てるオーダーメイドの技術は現在に受け継がれています。
居留地に住む外国人の靴を修理・新調するために、草履や鼻緒職人が転業して神戸の製靴業は始まりました。
高度な技術と高い品質により「神戸の履きだおれ」として全国に名をはせ、現在でもハンドメイドの高級革靴として高い人気を誇っています。
開港とともに持ち込まれたヨーロッパの家具を、船大工の技術を持つ職人が修理したところから始まった神戸の洋家具業は、やがて製造業へと成長を遂げ、明治後期から大正期にかけて現在の神戸洋家具の基礎が出来上がりました。
伝統的なヨーロッパスタイルを受け継ぎ、世代を超えて使用できる高級ハンドメイド家具として、神戸洋家具は多くの人に支持されています。