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最終更新日:2022年4月15日
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火災事例から火災危険を掘り起こし、実験・考察することで、火災予防に反映させる研究を行っています。また、消防業務に関わる幅広い分野において研究を行っています。
亜酸化銅増殖発熱現象の火災調査方法(PDF:1,033KB)
「亜酸化銅増殖発熱現象」は、2アンペア程度の小さな電流値であっても、周囲の可燃物を着火させることができるため、大変危険な現象です。皆様の身の回りの電気機器に次のような症状はありませんか。
これらの症状は、亜酸化銅による火災の危険信号かもしれません。
危険物の不法貯蔵等に係る違反処理を行うため、消防法に規定する危険物のうち第4類(引火性液体)の確認試験を実施しています。
また各事業所の新規開発商品等が危険物や指定可燃物に該当するか否かを判定するために、引火点測定等の確認試験を行っております。当研究所で行っている危険物確認試験については、下記の資料をご参照ください。
火災現場から発掘された電気機器からの出火の可能性について、出火部位や出火原因の特定を行っています。
また、災害現場で採取した物質をガスクロマトグラフ(油分等を検出するための装置)などの分析機器を用いて分析し、物質の確認を行っています。
消防科学に関する各種文献を収集するとともに、過去に発生した災害の資料を整理・保存し、市民や職員からの問い合わせに対応しています。
消防装備や消防機器の改良・開発、効果的な消防戦術の研究など、職員の職務研究を推進する「神戸消防・技能フロンティア制度」を実施し、災害の最前線で活動する職員の研究成果を、業務に有効活用できるように支援しています。
毎年、夏休みに市内の小学生とその保護者が市民防災総合センターに集まり、科学実験や防災訓練などを通じて消防を理解し、身近に感じてもらうためのイベント「消防が熱い夏休み」を開催しています。