最終更新日:2025年10月7日
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勤務条件は、基本的に神戸市役所に勤める職員と同じです。
各受験区分を卒業してすぐに採用された場合の初任給です。
約271,000円
約251,000円
約224,000円
約218,000円
※上記の額には、地域手当も含みます。
※既卒者、職歴経験がある場合は、一定の基準で給与が加算されます。
※この額は2025年4月1日現在の額です。
給料のほかに、職務内容や勤務条件、生活環境などに応じて多様な手当があります。その一部を紹介します。
一例として住居手当の場合、1カ月あたり19,000円(神戸市内の賃貸住宅に居住している場合)が支給されます。
※災害現場で活動を行った際等に、業務に応じて支給される手当。
年次有給休暇や夏季休暇を含まない年間休日は、約123日です。
採用された初年度から、年間を通じて20日付与されます。
取得率は、約18日(※2024年度実績)となっています。
※原則として消防学校入校中の6か月間は、年次有給休暇の取得を認められません。
※このほか、夏季休暇が5日間付与されます。
病気休暇、結婚休暇、介護休暇、忌服休暇などの特別休暇があります。
仕事と家庭生活を長期にわたって良好に両立できるよう、職員の育児を支援する様々な制度を整えています。その休暇・休業制度について、一部をご紹介します。
※いずれも2025年4月1日現在の制度です。
3歳に満たない子を養育する職員に休業を付与する制度です。
男性・女性ともに取得することができます。
女性は取得率100%、男性は取得率約80%(平均60日)で、年々上昇しています。
育児をしている職員が、勤務時間の始めや終わりに休暇を取得したり、勤務時間を短くできる制度です。
男性・女性ともに取得することができます。
※災害現場に出動する隊員は、部隊維持の関係上、取得が認められないことがあります。
子の病気等の看護や、行事参加(入園・入学式、卒園・卒業式)のために、年間を通じて5日間の休暇を取得できる制度です。
男性・女性ともに取得することができます。
出産予定日前の8週間と、出産日翌日から8週間、休暇が付与される制度です。
女性が取得できます。
配偶者が出産した際、その子が1歳になるまでの間、子育てのために5日間休暇が付与される制度です。
男性が取得できます。
消防職員の勤務体制には、大きく2つがあります。
毎日勤務を行うのは、主に総務業務・予防業務など、普段は災害現場へ出動しない業務に従事する職員です。
※一部、日勤救急隊や航空機動隊の隊員など災害現場へ出動する職員も含まれます。
【消防署査察係員の1日のイメージ】
※黄色が休憩時間
※査察とは、建物に設置されている消防用設備の管理状況などを、実際に建物へ立ち入って検査する業務です。違反があれば改善するように働きかけ、建物の安全を確保することで火災を防ぎ、被害を少なくします。
暦どおりの勤務サイクルです。
平日の月曜日から金曜日が勤務日、土曜日と日曜日は休日となります。
24時間の勤務(業務時間は15時間30分、そのほかは休憩や仮眠時間)を行います。
交替制勤務を行うのは、災害現場へ出動する部隊の隊員や管制室で勤務する職員です。
【消防隊員の1日のイメージ】
※黄色が休憩時間
※出動により、休憩や事務仕事、仮眠の時間が変更になることがあります。
3つの係が交替で24時間勤務を行う「3交替制」をとっており、それぞれの係が「当務日」「非番日」「週休日」を繰り返します。
1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | |
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1係 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 |
2係 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 |
3係 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 |
※月に1~2日、週休日が日勤日(勤務日)になります。日勤日は8時45分~17時30分勤務し、原則として出動はなく、研修や訓練を行います。
福利厚生として、共済制度、福利厚生事業、定期健康診断、単身用待機宿舎(入居条件、入居中の任務あり)などがあります。
神戸市には、災害時の初動体制を確保するための要員確保を目的とした待機宿舎(職員寮)があります。
入居対象者は、神戸市職員の単身者で、遠隔地より採用された通勤困難の職員が対象になっています。
待機宿舎外観
居室
キッチン、洗面所