最終更新日:2025年4月24日
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六甲山系や丹生(たんじょう)山系、そのほか多様で個性的な魅力ある山に囲まれた、神戸。
まちと山が近い神戸では、昔から登山が親しまれてきました。
新型コロナウイルス禍に端を発したライフスタイルの変化やSDGsの考え方が広まり、「自然に回帰した余暇の過ごし方」が注目されています。しかし、登山を楽しむ方がさらに増えている一方で、登山を充分に楽しむ環境が整っていないのが現状です。
そこで、2023年度から「神戸登山プロジェクト」を立ち上げ、市民のみなさまや市外からお越しの方が、神戸の「登山」をより楽しめるよう取り組んでいます。
2025年4月22日 | お知らせ | 近畿地区スバルグループからの寄附に対する感謝状贈呈式の実施および「一つのいのちプロジェクト」協定に基づく車両ご提供のお知らせ |
2025年3月3日 | お知らせ | 自然歩道「KOBE太陽と緑の道」再編記念ハイキングイベントを開催します! |
2024年12月16日 | お知らせ | 「市民・企業参加型登山道整備プログラム」専門家の技術支援を受けて地域住民等が整備 第2弾は摩耶自然観察園 |
2024年10月23日 | お知らせ | 電動アシストマウンテンバイク体験イベントを神戸市立自然の家で開催します! |
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神戸の山には、多様な登山・ハイキングコースがあります。
比較的なだらかで歩きやすい初心者向けコースから、上級者向けコースまで幅広く、それぞれの楽しみ方に合わせたコース選びができます。
摩耶山エリアの楽しみ方の例:
登山の際は、道迷い、転倒、体調管理に十分注意し、余裕のある行動で楽しく安全に歩きましょう。
自然をより楽しむために
安心安全な山歩きのために
美しい自然環境を守るために
神戸登山の玄関口、JR新神戸駅に神戸登山支援拠点「トレイルステーション神戸」(愛称:トレコ)を設置しています。
山へ行く前にまず立ち寄れる、登山がもっと楽しくなる場所として、登山情報の案内、登山ガイドツアーやイベントなどを行っています。
登山前後に立ち寄りやすい場所にある、緊急時のトイレの利用や大きな荷物でも気軽に立ち寄れるなど、登山客を歓迎するお店です。
登山中に立ち寄って一休みできる休憩キャビンを2か所に設置しています。
六甲山の活性化に向けた新たなレジャーコンテンツの創出と同時に、山や森の保全を実現することを目指して、マウンテンバイクに着目し取り組みを進めています。
山や森は、人が入らなければいつしか荒れていきます。神戸の山には、かつては利用され人による手入れがあったものの、いまや放置されてしまい健全な姿ではなくなった場所が実は多くあります。
地形や植生を踏まえて適切な間伐を行い、その資材を整備に活用するマウンテンバイクのコース整備手法を通じて、山や森の保全を目指すと同時に、街から至近の六甲山系における新たなレジャーコンテンツの育成をめざします。
(2023年度のモニターツアーの様子)
神戸の豊かな自然を活かした新たなアウトドアスポーツとして、つくはら湖を活用した水上アクティビティの取り組みを検討しています。
2023年度は、9月から10月の土日計6日間で、カヌー、メガSUP、手漕ぎボートを体験するモニターツアーを開催しました。
登山道のメンテナンスを進め、案内板を改善し、より歩きやすい登山道にします。
また、ハイキングコース「太陽と緑の道」について、より歩きやすく魅力的なコースとなるよう、再編・整備を行います。
行政だけではなく、市民・企業のみなさまと協働で、登山道を整備し、神戸の山を守っていく取り組みを実施しています。
地域団体や企業が、市の派遣する専門家から技術支援を受けながら、登山道を整備するプログラムを提供しています。
<第1号事例>灘区桜ヶ丘の地域団体「一王山もりあげ隊」による整備
株式会社ヤマップは、登山地図GPSアプリ「YAMAP」を運営し、「地球とつながるよろこび。」のきっかけを、多くの人に届ける様々な事業を展開しています。
2023年10月2日、神戸の山々で「登山」を楽しむ環境のさらなる向上を目指し、「神戸登山プロジェクトの推進に向けた事業連携協定」を締結しました。
登山地図GPSアプリ「YAMAP」を活用した投稿キャンペーンによる登山道整備や、YAMAP MAGAZINEでの神戸登山の魅力発信など、さまざまな取組みを実施しています。
登山者の安⼼・安全の確保及び景観向上のため、六甲山系の老朽家屋等の解体除却工事の解体費を補助します。
【補助額】1件につき上限350万円(補助率10分の10)
登山道整備等への寄附や整備活動へ参画いただける企業を募集します。
神戸登山プロジェクトに協賛いただいた企業・団体を紹介します。