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神戸登山プロジェクト協賛企業の募集

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近年、ライフスタイルの変化やSDGsの考え方の広まりにより、登山を楽しむ方がさらに増えています。
その一方、行政やボランティアの力だけでは、70を超える登山ルートを持つ広大な六甲山系・丹生山系のすべての道に行き届いた管理を継続することが難しく、安全性や景観などの面で、登山を充分に楽しむ環境が整っていない現状があります。

そこで、「神戸登山プロジェクト」および登山道整備に対する企業のみなさまのご支援をお願いしたいと考えています。

神戸登山プロジェクト ご協賛のお願い(リーフレット)(PDF:2,416KB)

目次

 募集内容

協賛分類 内容
寄附型 登山道整備応援
(整備対象指定)
「特定の登山道」への寄附(寄附額1口100万円~)
登山プロジェクト全体応援 「神戸登山プロジェクト」全体への寄附(寄附額10万円~)
活動型 登山道維持活動 社員の皆様による登山道での通報・清掃・維持補修への活動参画

 寄附型

神戸市への寄附を通じて、「特定の登山道」、または「神戸登山プロジェクト」全体への支援を募っています。
なお、市外企業様の場合、寄附は「企業版ふるさと納税」の適用となり、法人税などが最大9割軽減されます。

これまでに寄附いただいた企業

 登山道整備応援(「特定の登山道」への寄附)

現在、神戸の主要な登山エリアにおいて、登山道整備を計画しています。
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整備が必要な道

以下の整備が必要な道に対して、1口100万円以上の寄附を受け付けています。
エリア 整備が必要な道  予定している整備内容
丹生山系エリア 丹生山系縦走ルート
(太陽と緑の道)
登山道の修理、道標、案内板の建て替え、倒木の除去等
六甲山エリア 魚屋道(ととやみち) はしご階段の更新
摩耶山・布引エリア トゥエンティクロス 通行止め区間の近くにデッキ状の迂回路を整備。(全長約450m)
六甲山系中西部エリア 大師道 猩々池(しょうじょういけ)の土の撤去、案内板、ベンチ等の更新
菊水山 展望台の修理、眺望の邪魔になっている木の伐採
高取山 中の茶屋前公衆トイレの洋式化
整備が必要な道は、時期によって変更があります。
募集金額の総額を超える寄附をいただいた場合は、神戸登山プロジェクト全体へ充当します。

 丹生山系エリア

丹生山系は神戸市北西部に位置。のどか里山が広がる、六甲山系に次ぐ山塊です。ありのままの素朴な自然の姿が残る、どこか懐かしい山でもあります。平清盛とのゆかりや秀吉と戦が起こった丹生城跡など、連なる山々の随所で歴史を感じることができます。

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<整備が必要な道>
・「丹生山系縦走」ルート(太陽と緑の道)
神戸電鉄栄駅から、丹生山、帝釈山を経て、神戸電鉄谷上駅に至る、全長距離約20㎞のルートです。展望ポイントからは、里山風景と瀬戸内海を望むことができます。
寄附募集額 総額2,100万円
困っていること 登山道が荒れて歩きにくくなっています。また、道標や案内板も古くなって朽ちています。
予定している整備内容 登山道の修理、道標、案内板の建て替え、倒木の除去等
施工予定時期 2024年度中(予定)
整備が必要なルートを7区分し、①から順次、整備していきます。
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<整備箇所の現状>

例:「道の崩れ」
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例:「 倒木」
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例:「道標の無い分岐点」
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例:「老朽化した道標」
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 六甲山エリア

六甲山系の中で最も標高の高い六甲山最高峰(標高931m)があり、なかでも山上周辺は、冷涼な気候で観光・保養地として知られています。新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つでもあります。山筋に沿って多くの登山道が通じており、それぞれが特徴的な道となっています。

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<整備が必要な道>
・魚屋道(ととやみち)
江戸時代、商人が深江浜(神戸市東灘区)で水揚げされた鮮魚を有馬温泉まで運んだ際に使われた歴史ある山道。いまでも多くの登山客が、神戸の街からこの道を通り六甲山最高峰を目指し、最後は有馬温泉で足の疲れを癒す姿が見られます。

寄附募集額 総額200万円
困っていること 災害のために崩れた登山道の迂回路として2か所のはしご型の階段がありますが、古くなってたびたび修理が必要となっています。
予定している整備内容 はしご階段の更新
施工予定時期 募集額が集まり次第実施

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<整備箇所の現状>
崩落個所の迂回路のはしご階段を整備します。
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 摩耶山・布引エリア

・摩耶山エリア
六甲山系の中央に位置する標高702メートルの山。兵庫50山。空海ゆかりの寺・天上寺があり、信仰の地としての歴史を持ちます。古くは八州嶺とも呼ばれ(八つの国を見渡す意)、掬星台からの景色は日本三大夜景のひとつとなっています。

・布引エリア
新神戸駅からすぐ北側にある登山口。日本の滝百選、日本三大神滝のひとつとされる「布引の滝」があり、渓谷沿いに登山ルートがあります。最も上流にある「雄滝(おんたき)」には新神戸駅から徒歩約15分で訪れることができ、「伊勢物語」には貴族の遊山の様子が描かれるなど、いにしえより名所として親しまれている地です。

山田道(摩耶山)
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布引の滝(布引)
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<整備が必要な道>
・トゥエンティクロス
漢字表記で「二十渉堰堤」と表され、繰り返し小川をわたりながら沢沿いの道を歩くことから名付けられた登山道。アップダウンが少なく、マイナスイオンを浴びながら爽やかな山歩きを楽しむことができます。現在、ルート上に斜面崩落箇所があるため迂回路が設けられていますが、従来の道への修復が計画されています。

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寄附募集額 総額5,000万円
困っていること 新神戸と谷上、摩耶山等を結ぶゴールデンルートで、多くのハイカーが通りますが、土砂崩れのため通行止め区間があります。迂回路は設けているものの、大きく遠回りしており、ハイカーから不便の声がたくさん寄せられています。
予定している整備内容 通行止め区間の近くにデッキ状の迂回路を整備する。(全長約450m)
施工予定時期 2024年度中(予定)
備考 集まった金額に関係なく施工します。金額が非常に高額なため、できるだけ多くのご支援をお願いします。将来的には、防災工事完了後に撤去します。(撤去時期は未定)

<整備箇所の現状>
がけ崩れにより、現在は高雄山の西側を迂回するルートを案内していますが、本来のルートから大きく遠回りしているため、より近くに迂回路を整備します。
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 六甲山系中西部エリア

六甲山系の景勝地であり、六甲全山縦走路の最初のパートです。縦走路途中に馬の背と呼ばれる花崗岩の露岩があり、アルペン的な雰囲気を盛り上げています。

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<整備が必要な道>
・大師道
弘法大師にゆかりのある再度山(ふたたびさん)大龍寺へ続く参詣道です。大龍寺から少し足を延ばすと、再度公園にある修法ヶ原池(しおがはらいけ)に行くことができます。
再度公園は春のツツジや秋の紅葉など身近に自然を満喫できる憩いの場であり、大師道と六甲全山縦走路との結節点になっているほか、園内にある神戸外国人墓地や1902年(明治35年)からの六甲山植林発祥の地など歴史的にも魅力ある場所となっています。
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寄附募集額 総額700万円
困っていること 猩々池(しょうじょういけ)はモリアオガエルの産卵やキショウブの花も見られる登山道沿いの休息スポットです。しかし、川の上流から流れてくる土で池が埋まって、雨の少ない時期はほとんど水面がなくなってしまいます。また、ベンチや案内板などの施設も古くなって傷んでいます。
予定している整備内容 池の土の撤去、案内板、ベンチ等の更新
施工予定時期 集まった金額に応じて随時実施
<整備箇所の現状>

左:猩々池の土砂堆積 
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右:案内板の老朽化
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・菊水山

山頂は広場のようになっており、市街地を見下ろすことができます。六甲全山縦走路と菊水山周遊路が結節しており、毎日登山で登られる地元の方も多くいる一方で、他所から登山を楽しみに来ている人も多くいます。
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寄附募集額 総額500万円
困っていること 菊水山山頂近くにある展望台が古くなり、床や階段が傷んで、危なくて使うことができなくなっています。また、周りの木が大きくなって景色が見えなくなっています。
予定している整備内容 展望台の修理、眺望の邪魔になっている木の伐採
施工予定時期 募集額が集まり次第実施
<整備箇所の現状>
菊水山展望台の老朽化
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・高取山

須磨区と長田区の区界に位置する山であり、六甲全山縦走路のうちの一つとなっています。古くは神撫山と呼ばれ、山岳信仰の山としても知られています。山頂にある高取神社では、鳥居越しに市街地の景色を眺めることができます。
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寄附募集額 総額100万円 
困っていること 高取山の参道沿いの小さな公衆便所ですが、中の茶屋というお茶屋の裏にあり、毎日登山の方々に大切に利用されています。和式の便器しかなく、特に高齢の方を中心に利用しにくいとの声が上がっています。
予定している整備内容 中の茶屋前公衆トイレの洋式化
施工予定時期 2024年度中(予定)
備考 集まった金額に関係なく施工します。

 登山プロジェクト全体応援(「神戸登山プロジェクト」全体への寄附)

神戸登山プロジェクト全体への寄附を募集しています。

神戸登山プロジェクトでは、登山道の老朽危険等家屋対策、案内板の整備、 登山道の整備・メンテナンス、新たな魅力の創出などに取り組んでおり、プロジェクトでの取り組みに寄附を充当いたします。

 活動型(登山道維持活動)

活動する登山ルートを設定し、整備が必要な登山道で以下の活動をしていただける企業を募集します。
登山ルートはこちら(PDF:15,993KB)の地図上の緑色のルートからお選びください。

  • 補修が必要な道の状況を通報
  • 登山道の清掃活動
  • 階段補修など登山道の維持補修 など

お礼

寄附型のお礼

登山道整備(「特定の登山道」への寄附)のお礼

  • 100万円以上の寄附で整備を行う登山道に社名を掲示します。
  • 市ホームページに、寄附いただいた企業の社名を掲載します。
登山道での社名掲示イメージ
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登山プロジェクト応援(「神戸登山プロジェクト」全体への寄附)のお礼

  • 100万円以上の寄附で主要登山道沿いの案内板へ社名を掲示します。
  • 市ホームページに、寄附いただいた企業の社名掲示をします。
<社名掲示を行う案内板の場所>
現在、掲示が可能な案内板は以下の箇所です。(時期によって変更があります)
他の場所にある案内板や道標への掲示を希望される場合は、ご相談ください。

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活動型のお礼(登山道維持活動)

  • 登山道沿いの道標に、社名掲示をいたします。(登山道の補修をしていただける場合は、焼印等による補修施設への社名表示も検討しています。)
  • 市ホームページに、参画いただいた企業の整備活動について発信いたします。

道標への社名掲示イメージ
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 Q&A

 登山道への社名掲示は、ロゴを入れることは可能ですか。

ロゴを入れていただくことは可能です。(社名のみの掲示も可能です)

登山道への社名掲示について、寄附型と活動型どちらも同じデザインになるのか。

どちらも同じデザインですが支援の種別によってプレートの色を変更する予定です。

 お申し込み先・問い合わせ先

企業協賛のお申し込み・お問い合わせはこちらのフォームから受け付けております。(担当者から折り返しご連絡します。)

お問い合わせ先

経済観光局観光企画課