ホーム > 文化・スポーツ > 文化施設 > 神戸市立小磯記念美術館 / KOISO MEMORIAL MUSEUM OF ART > 特別展「絵本作家・葉祥明の世界―メルヘンから平和へ」/同時開催「小磯良平作品選Ⅱ」の開催
最終更新日:2026年4月3日
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爽やかなやさしい風景画で知られる葉祥明。本章では、作家の画風形成期をご紹介します。ファッションイラストレーターを志していた画業初期の人物画や、絵本デビュー作『ぼくのべんちにしろいとり』の原画、大人気画家として活躍したサンリオの月刊誌『いちごえほん』や『詩とメルヘン』のイラスト原画を展示します。

絵本『ぼくのべんちにしろいとり』(至光社刊)表紙、1972年、水彩

「たんぽぽ畑」雑誌『詩とメルヘン』
(サンリオ刊)1978年3月号掲載、水彩
※作者・所蔵館は、すべて葉祥明・北鎌倉葉祥明美術館。以下同
「メルヘン画家」として活躍する葉祥明は、1980年代以降、自身の画業のはじまりである絵本制作にも取り組んできました。牧歌的な子供向け絵本のみならず、人生や社会問題などを題材とするメッセージ性の強い絵本を多数発表してきました。本章では、葉祥明の絵本の数々を原画でご紹介します。

絵本『イルカの星』(佼成出版社刊)30-31頁、1996年、水彩

絵本『地雷ではなく花をください』(自由国民社刊)表紙、1996年、水彩

絵本『くんくん、きみだあれ』(至光社刊)23頁、1991年、水彩

「ハロー!ジェイク」絵本『ジェイクと海のなかまたち』(自由国民社刊)表紙、1998年、水彩

「名作の中のお菓子物語第3回ハイジ」
『朝日小学生新聞』2014年7月28日号掲載、水彩
『詩とメルヘン』などイラストの仕事で活躍するなか、純粋芸術としての油彩画への志向を高めた葉祥明は、1980年代後半から油彩画の制作に取り組んできました。イラストの仕事で確立した地平線のある構図をベースに、極圏や宇宙などの崇高な風景画を描いています。作家自身の「我々は何なのか?」という哲学的な問いを反映しており、初期から作品の詩情が評価されてきた葉祥明の真骨頂をご覧いただきます。

「ロマン的な夕暮れ」1991年、油彩
イラストや絵本の作品でよく知られる葉祥明ですが、1990年代後半から絵とともに詩を発表する雑誌連載を現在まで続けている詩人でもあります。平明な言葉で紡がれる日々の暮らしや人生へのメッセージは、これまで多くの人に寄り添い、励ましや癒しを与えてきました。本章では葉祥明の絵とともに心あたたまる詩の世界をご紹介します。

「妖精の棲む森」2002年、水彩

「聖夜」『いちご新聞』2021年12月号掲載、水彩
〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中5丁目7
いずれも参加費は無料ですが、特別展入館券が必要です。
申込多数の場合は抽選となります。
展覧会を鑑賞し、心に残った色や形、感じたことをもとに、世界に一冊だけの絵本をつくりましょう。
美術館を探検してふだんは見ることのできないところを見学しましょう。
展覧会を鑑賞し、世界に一冊だけの絵本をつくります。あなたにとって大切なだれかの笑顔を思い浮かべながら、物語を考えてみませんか。
当日先着順となります。
就学前のお子様を連れた大人2名まで、団体料金(1,000円)でご入館いただけます。
葉祥明のイラストの短冊に願い事を書いて飾りましょう
インフォメーションスタッフが小磯良平のアトリエについて解説します。