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最終更新日:2019年11月1日
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-中央区の中央小学校での戦争体験者の話を聞く授業より-(平成12年7月)
長田区の日向さんは、戦争体験を童話にして話しました。
小学校のときに、疎開して、友だちと離ればなれになったこと。勉強したくても鉛筆や紙がなかったこと。そして、空襲で大切な友だちを亡くしたこと。
「亡くなった友だちの分も精いっぱい生きようと思っています。今は平和なので、なんでも勉強できます。皆さんも頑張ってください」と、締めくくりました。
梁(リャン)さんも、「戦争は大変悲しいことです。わたしと同じ朝鮮の人も、神戸でたくさん亡くなりました。世界の人が笑顔で暮らせる社会をつくることが、これからのみなさんの仕事ですよ。」と語りかけました。
二人の体験談を聞いて、6年生の藤田さんが、「大切な人が亡くなるのは悲しいことだと思う。これからも平和であってほしい。」と話しました。
(平成12年8月1日号広報こうべ掲載)
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