2023年1月、野焼きが原因と思われる火災において、1
名の方が亡くなられました。
火災を
消火しようとして巻き込まれた可能性があります。
火の回りは予想以上に速く、またたく間に逃げ場を失う可能性があります。
そのほかにも、初期消火をしようとして手や足に火傷を負うケースや、誤って着衣に着火して全身に火傷を負うケースもあります。
火災が発生した場合は、まずは安全な場所で「
119番通報」を行い、消火が難しい場合は
すぐに避難してください。
乾燥する冬場から梅雨ごろまでは、焼却火が原因の火災が発生しやすいため注意が必要です。
過去5年間の統計データをみると、下記のとおり特に1月~5月に多く発生していることがわかります。
廃棄物を焼却する野外焼却は、農業者が行う稲わら等の焼却などの一部を除き禁止されています。
野外焼却(野焼き)に関するお問い合わせ先はコチラ
梅雨時期までは、農繁期に向けて田畑のあぜ焼きや草刈等の焼却をする機会が増えますが、火災を起こさないよう十分注意してください。
強風が吹いているときや、乾燥注意報発令時は火災に発展しやすいため、中止もしくは延期を検討してください。
野焼き火災対策
- 気象の確認 風速や湿度を確認し、強風時や乾燥注意報発令時は中止を検討してください。
- 周囲の確認 枯草や落ち葉など、周りに燃えやすいものが無いか確認してください。
- 消火の準備 燃え広がったときのために、水バケツや水道ホースなどを用意してください。
- 焼却中の監視 焼却中は、その場から離れないようにしてください。
- 鎮火の確認 準備していた水で消火し、完全に消えているか確認してください。
田畑のあぜ焼き等をする場合は、消防署への届出が条例で義務付けられています。
※電話による届出も可能です。
各消防署のお問い合わせ先はコチラ
「いつ、どこで、誰が、何を燃やすのか」を届け出てください。
※この届出は、火災と間違えて消防車の出動を防ぐためのものです。消防署が焼却の許可をするものではありません。
「火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為の届出書」※リンク先「4-9」