更新日:2019年11月1日

妊婦の歯の健康づくり

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妊娠中は、つわりやホルモンの影響等で、口の中の状態が変化しやすく、むし歯や歯周病にかかりやすくなるため注意が必要です。体調が安定すれば歯と歯肉の健康診査を受け、病気が見つかれば治療を始めましょう。お母さんの「歯の健康」のためだけではなく、生まれてくる赤ちゃんのためにも大切なことです。また、両親教室でも「妊娠中の歯の健康づくり」のお話をしています。

妊婦歯科健康診査を受けましょう!!

妊婦歯科健康診査は神戸市内にお住まいの妊婦の方(住民登録をしている方)に、妊娠期間中に1回、無料で受けていただけるものです。安定期に入ってすぐ、妊娠16~20週くらいに受けましょう!

市内の『実施(指定)医療機関(歯科医院)』でのみ、受診できます。母子健康手帳交付時に妊婦歯科健康診査受診券をお渡しします。

妊娠中のお口の状態・・・こんな変化はありませんか?

  • 飲食の回数が増えて、口の中が汚れやすくなります。
  • 唾液がネバネバした状態になり、口の中の細菌が繁殖しやすい環境になります。
    ⇒むし歯や歯周病が気になります。
  • からだのホルモンの状態が変化して歯肉の炎症を起こしやすくなります。
    ⇒妊娠性歯肉炎(歯肉が赤く腫れ、歯みがき時に出血しやすくなります。通常は出産後に軽快することが多いですが、お口を清潔に保つことが大切です。)
  • つわりで気分が悪かったり、動作が活発でなくなるので歯をみがくのがおっくうになります。
    ⇒つわりがひどく歯みがきが無理な場合は、気分の良いときに丁寧に磨きましょう。
    1. ブクブクうがいをするなど、お口の清潔を心がけましょう。
    2. 歯みがき剤の味やにおいで吐き気をもよおす場合には、しばらく使用を控えてみましょう。
    3. 食べつわりを抑えるためにガムやアメを選ぶ場合には、「シュガーレス」や「ノンシュガー」という表示のあるものなど、むし歯になりにくいものを選びましょう。

気になる方は、早めに歯科医師・歯科衛生士に相談しましょう。

妊娠中の歯の治療について

歯科健診で病気が見つかったら、治療も忘れずにはじめましょう!「お産がすんでから・・・」と考えていても、出産後1年くらいは育児に追われなかなか治療に通う機会に恵まれません。妊娠中でも歯の治療はできます。できるだけ体調の安定している妊娠16~27週頃に受けましょう。不安な場合は、産科主治医に相談しましょう。

受診するときには・・・

一般的に、歯の治療はある程度の期間がかかります。受診の時には、(1)妊娠していること(2)妊娠週数(3)出産予定日を歯科医師に告げてください。

妊娠中の歯科治療での麻酔は大丈夫でしょうか?

通常の歯科治療で使用する量では問題ありません。安心して治療を受けてください。不安な場合は、必ず歯科医師に相談しましょう。

妊娠中のレントゲン検査は大丈夫なのでしょうか?

通常の歯科治療で使用する量では問題ありません。鉛入りのX線防護エプロンを着用すればさらに安心です。不安な場合は、必ず歯科医師に相談しましょう。

むし歯菌って赤ちゃんにうつるの?

歯が生える前の赤ちゃんの口の中には、むし歯菌(ミュータンス菌など)は存在しません。しかし、歯が生えると間もなくむし歯菌は口の中に住みつき増殖していきます。むし歯菌は赤ちゃんの周囲の人(特にママやパパ)から唾液を介して赤ちゃんの口の中にうつっていくことがわかっています。

注意したいことは、

  1. 赤ちゃんへ口移しで食事を与えたり、大人の使っている箸やスプーンで与えたりすることはやめましょう。
  2. 出産前までにむし歯の治療を終え、口の清潔を心がけましょう。ママやパパ自身のむし歯菌を減らしていくことが大切です。
  3. 赤ちゃんの歯が生えてきたら、お口の手入れを行いましょう。

まずは、赤ちゃんが健やかに成長してくれることが第一です。あまり神経質にならず、むし歯になりにくい環境を作ってあげましょう。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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