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最終更新日:2024年4月5日
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口腔がんは口腔(口の中)にできる悪性腫瘍です。口腔がんの約6割は舌がんで、上下の歯肉(歯ぐき)、頬粘膜(頬の内側)、硬口蓋(上あご)、口腔底(舌と下側の歯ぐきの間)、口唇(くちびる)にできます。がん全体の約2%ですが、日本では、罹患率、死亡率ともに、年々増加傾向にあります。
発生原因は喫煙や飲酒、虫歯や合わない入れ歯による慢性刺激などがあげられます。主な自覚症状は、口の中の違和感、口内炎がなかなか治らないなどがあります。
口腔がんが進行すれば、食べる・飲み込む・話すといった口の機能に大きな影響を及ぼします。また、手術による顔の変形や、命にもかかわるため、早期発見・早期治療が重要です。
神戸市では口腔がんの早期発見・早期治療を目的に、2024年4月から口腔がん検診を実施しています。
40歳以上(当該年度)
500円
日本口腔外科学会の専門医(口腔がんを専門に診る歯科医師)が検診を実施します。
お口の中の舌、頬の裏、歯肉(歯ぐき)などの粘膜を診ます。必要に応じて、粘膜やリンパ節などに触って、しこりの有無などを調べる場合があります。
〒650-0021 中央区三宮町2-11-1 センターフ゜ラサ゛西館5F 509号室
神戸市歯科医師会附属歯科診療所
毎月4回実施、1回の定員18人
実施日は神戸市歯科医師会ホームページをご覧ください。
実施時間は9時30分 ~ 12時30分、所要時間は15分程度
住所・氏名・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証など)
以下の無料対象者の場合は証明できる書類
以下のいずれかの要件に該当する方は、神戸市の口腔がん検診を無料で受診できます。
なお、受診の際に証明できない場合は、有料で受診していただくことになります。
広報紙こうべを確認の上、往復ハガキで神戸市歯科医師会宛てに投函してください(締め切り日必着)。応募は、ひと月につき1回のみ(往復ハガキは1人1枚)です。
詳細は神戸市歯科医師会ホームページをご覧ください。
神戸市歯科医師会 口腔がん検診専用
TEL:078-391-5150
FAX:078-391-6480
口腔がんに対する正しい知識を世に浸透させ、口腔がんの早期発見と検診の受診を促進させる目的として米国でも広まっているシンボルです。
【なぜ赤色と白色なのか】
口腔がんと判別するうえでひとつの目印となるのが炎症です。
そのなかでも白い部分と赤い部分が混在する炎症は特に注意が必要とされ、炎症部分が隆起しているものや、しこりのような硬さのあるものは医師の診察が必要とされています。そのような目印の一つとして認識してもらうためにも、赤と白のリボンになったとのことです。
(一般社団法人 口腔がん撲滅委員会ホームページより抜粋)