10月のできごと

講堂集会

静岡大学の白井千晶教授が学園に来て、子どもたち向けに「性の多様性について」のお話をされました。カタツムリのオスメスって、どうやって見分ける？ニモって男の子？女の子？と、子どもたちの身近で考えやすい内容からお話が始まり、どんな話が始まるの？と、前のめりの子どもたち。性別は遺伝子で決まると思っているけれど、そうではない生き物もいる。人間の多様性も身体だけじゃないことを学びました。
職員向けには、「性暴力サバイバーが出産するとき」というテーマで講演され、子どもたちの支援を考えるきっかけとなりました。
白井教授は前日から来園され、寮の子どもたちとご飯を食べたり、オセロをしたりと一緒に過ごしました。ありがとうございました。

月見園遊会

心地よい秋風が吹く中、月見園遊会がありました。園遊会には、各寮で模擬店を出します。子どもたちは、順番に店番をしたり、お客さんとして模擬店を回ったり、学校の先生や児童相談所の先生とのお喋りをしたりと、それぞれに楽しい時間を過ごしました。

全体作業・芋ほり

全体作業は、若葉の子どもと職員全員で行います。今回は芋ほりをしました。まずはツルを切って、掘る準備です。芋を傷つけてしまわないように気をつけてスコップを使ったり、手で優しく芋を掘り出します。やっと掘り出せた時の満足感は、掘り続けた人だけが分かるものです。芋はどんな料理にして食べるとおいしいかな？と話しも膨らみました。

芸術の日

芸術の日は、子どもも大人も一緒に各コースに分かれて、丸2日間作品作りに没頭する行事です。「35年くらい前から、この行事の形は変わらない」「版画、木工、切り絵は、ずっとあったね～」と、若葉で30年以上勤務している園長先生にお聞きしました。
「こんなん作ってんで」と、2日間で作った自分の作品を自慢げな良い表情で、それぞれに見せてくれました。作品は学芸会で、展示や発表をする予定です。

保育園交流

幼保連携認定こども園花の森の3～5歳児の子どもたちが、芋ほりに来てくれました。
なんて言おうかと緊張している若葉の小学生の心配をよそに、「お兄ちゃん手伝ってー」と、元気に言ってくれる園児さんたちに助けられ、一緒に芋ほりができました。
「小さい子かわいかった」「芋ほれて喜んでた」と、小学生にも良い気付きがあったようです。

寮遠足その1

寮ごとに行き先を決めて、遠足に行きました。いつも一緒に生活しているメンバーと行く遠足は、学校の遠足よりもお家のお出かけというアットホームな雰囲気です。
出石に行ってそば打ち体験は、思ったように生地が伸びず苦戦…。出来上がったそばは、「とても美味しかった」と話しています。
ロッククライミングは、勢いで登っていく子や考えてから登り始める子と、性格がよく出ていました。舞子海上プロムナードでは、頭を突き合わせて、ガラスの床から海を見ていました。子どもらしい一面が可愛いですね。  

こども食堂

こども食堂いろえんぴつの方にご招待をいただき、小学生が参加しました。包丁を使って、みんなで一緒に料理をしました。材料は色々なところからご支援いただいているとお聞きしました。子どもたちは、「もう食べられへん…」とお腹いっぱいになるほど、たくさん食べました。その後はゲームを楽しみました。

バレー大会

近畿児童自立支援施設女子バレーボール大会が、和歌山県で開催されました。今年の女子寮は5人と少人数の参加でしたが、3位入賞をしました！
まずはリーグ戦。4施設で戦いました。1試合目は、1セットを取られてのスタートでしたが、連続サービスエースやジャンプサーズが決まり勝利！いい流れで2試合目も勝利！3試合目も勝利で、リーグ戦を1位通過！
午後は上位4施設によるトーナメント戦です。2セット先取をしつつもフルセットにもつれ込み、惜しくも敗退。気を取り直して3位決定戦に挑み、勝利を掴みました！おめでとう！

地域交流

長田区にある、みらいおもいけ園のおもいけフェスタにご招待いただき、中学3年生9人が太鼓演奏をしました。体育祭での演奏とは違い、少人数だからこそスピードを上げて、リズムよい演奏になるよう練習していました。当日は、緊張しながらもいい演奏ができたのではないでしょうか？
また、太鼓演奏の曲をお借りしている三木太鼓さんが三木金物まつりに出演される際、二尺五寸の大きな太鼓の運搬をお手伝いしました。