1.趣旨
現在、須磨海づり公園は平成30年に受けた大型台風の被害により閉園しているところですが、閉園に伴い漁港に釣り人が増えるなど漁業関係者の活動に支障が生じています。また、市民や漁業関係者等からは公共的な釣り場を求める声が寄せられています。
本年4月から6月にかけ、台風被害が少ない陸側の釣台及び陸上施設について民間事業者へのサウンディング調査を実施し、複数の事業者から利活用について提案を受けました。このような状況を踏まえ、今後須磨海づり公園については下記の方向性で再開を目指していきます。
2.再開に向けての考え方
須磨海岸西エリアにおける賑わいの創出
- 安全で快適な海づりの場及び海上の憩いの場の提供
- 市民の余暇の活用と健康の増進
豊かで美しい神戸の海づくりの推進
- 水産資源の管理及び漁業環境の保全
- 持続可能な漁業の振興
3.再開に向けての方針
- 第1、2釣台を安全対策のため撤去(漁礁として活用)
- 第3、4釣台と陸上施設を復旧
- 民間のアイデアを活用した新たな機能の提案(指定管理者制度)
4.スケジュール(予定)
- 令和4年4月~:設計
- 令和5年3月~:工事着手
- 令和5年度:指定管理者公募・選定
- 令和6年度:再開