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更新日:2019年11月1日

こうべキッズ百科:生活・自然(下水道)

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神戸の下水道(げすいどう)

神戸市(こうべし)の下水道(げすいどう)は、市内(しない)のほとんどの地域(ちいき)で雨水(あまみず)と、家庭(かてい)などから出(で)る汚水(おすい)を分(わ)けて、別々(べつべつ)に流(なが)しています。
市内に流れている下水管(げすいかん)の長(なが)さを足(た)すと、約(やく)4700キロメートルもあります。

下水道を整備(せいび)する意味(いみ)は大(おお)きくわけて2つあります。
1つ目(め)は、みんなが生活(せいかつ)で使(つか)って出(で)た汚水をきれいにして海(うみ)や川(かわ)へ流すことです。汚水を綺麗(きれい)にすることで、みんなの生活環境(せいかつかんきょう)を良(よ)くすることができます。
2つ目は、雨水によってみんなの住(す)む町(まち)が、浸水(しんすい)しないようにすることです。
町(まち)に雨水用(あまみずよう)の水路(すいろ)(=管きょ)をつくることで、素早(すばや)く川(かわ)や海(うみ)に雨水が流れるようにしています。
このように下水道を整備することで、みんなが安心(あんしん)して暮(く)らせる町を目指(めざ)しています。

家庭(かてい)などからでた汚水は、下水管を通(とお)って下水処理場(しょりじょう)に集(あつ)められます。
汚水を処理場できれいにすると、汚(よご)れが下(した)に沈(しず)んで、泥(どろ)の塊(かたまり)になります。これを「汚泥(おでい)」といいます。汚泥は、水分(すいぶん)を減(へ)らし、腐(くさ)らないように処理(しょり)します。
さらにこの汚泥を絞(しぼ)って、水分をへらしたかたまりを「脱水(だっすい)ケーキ」とよんでいます。この「脱水ケーキ」を燃(もや)すことにより、さらに量(りょう)を減らします。その一部(いちぶ)は、道路(どうろ)の舗装(ほそう)用の材料(ざいりょう)として利用(りよう)されています。

他(ほか)にも汚泥からでたガスは、自動車(じどうしゃ)の燃料(ねんりょう)に使われたり、都市(とし)ガスとしてみんなの家(いえ)でも使われています。また、下水処理場できれいに処理した水の一部(いちぶ)は、散水(さんすい)用水(ようすい)や、トイレ用水として再利用(さいりよう)されることもあります。

また、神戸市の下水道は災害対策(さいがいたいさく)にも積極的(せっきょくてき)に取(と)り組(く)んでいます。
平成7年1月に発生(はっせい)した阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)のときには、神戸市の東灘処理場(ひがしなだしょりじょう)では、約(やく)100日の間(あいだ)、汚水の処理ができなくなるなど、大きな被害(ひがい)を受(う)けました。このときの教訓(きょうくん)を活(い)かして、現在(げんざい)では、下水処理場同士(げすいしょりじょうどうし)を大きな下水道管で繋(つな)いでいます。こうすることで、もしひとつの処理場が停止(ていし)しても、他(ほか)の処理場に汚水を送(おく)り、汚水を処理することができるようになりました。
他にも、10年に1度(ど)の大雨(おおあめ)が降(ふ)ったときでも、町が浸水しないように雨水を強制的(きょうせいてき)に流す雨水ポンプ場や雨水管の整備(せいび)を進(すす)めています。

下水処理場(げすいしょりじょう)

神戸市には6か所の下水処理場があります。ぜひ近(ちか)くの下水処理場に足(あし)を運(はこ)んでみてください。

東灘(ひがしなだ)処理場

住所:神戸市東灘区魚崎南町2丁目1-23

汚泥(おでい)から出(で)たガスを自動車(じどうしゃ)の燃料(ねんりょう)にする設備(せつび)など、があります。そのような神戸市の下水道(げすいいどう)の進(すす)んだ取(と)り組(く)みなどを紹介(しょうかい)している「下水道あゆみ館(かん)」があります。また、デザインマンホール蓋(ふた)を展示(てんじ)しています。
処理場見学(けんがく)を受(う)け付(つ)けていて、見学した人(ひと)には、マンホールカードをわたしています。(要事前予約(ようじぜんよやく))
運河沿い(うんがぞい)には春先(はるさき)にきれいな花(はな)を咲(さ)かせるアーモンド並木(なみき)があります。毎年(まいとし)、アーモンドの並木が満開(まんかい)になる3月末(まつ)ごろにイベントを開催(かいさい)しています。

西部(せいぶ)処理場

住所:神戸市長田区南駒栄町1-44

昭和(しょうわ)40年に運転(うんてん)を開始(かいし)した古(ふる)い処理場(しょりじょう)です。現在(げんざい)、新(あたら)しい処理場をつくる工事(こうじ)をしています。
汚泥(おでい)から出たガスを、燃(も)やして電気(でんき)をつくり、処理場の中で使(つか)っています

鈴蘭台(すずらんだい)処理場

住所:神戸市兵庫区烏原町字譲原

鈴蘭台(すずらんだい)処理場で処理された水は、より高度(こうど)な処理を行(おこな)ってきれいにした後(あと)、処理場内での散水(さんすい)などに利用(りよう)するだけでなく、兵庫(ひょうご)区の松本(まつもと)地区(ちく)のせせらぎ用水(ようすい)としても利用(りよう)されています。

ポートアイランド処理場

住所:神戸市中央区港島中町8丁目4

下水処理の仕組(しく)みなど神戸市の下水道事業(げすいどうじぎょう)について楽(たの)しく学(まな)べる下水道展示室(てんじしつ)があります。
また、下水道のトンネル工事(こうじ)の様子(ようす)を体験(たいけん)できる「もぐらんど」という施設(しせつ)もあります(団体(だんたい)利用(りよう)のみ、要事前予約(ようじぜんようよやく))。
ポートアイランドの中央緑地(ちゅうおうりょくち)では、ポートアイランド処理場で高度処理(こうどしょり)したせせらぎや池(いけ)を整備(せいび)しています。

垂水(たるみ)処理場

住所:神戸市垂水区平磯1丁目1-65

処理水を利用(りよう)したなぎさの池(いけ)やせせらぎを整備しています。恋人岬(こいびとみさき)の展望広場(てんぼうひろば)からは明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)を見渡(みわた)すことができます。高度処理水を利用した洗車(せんしゃ)コーナー(有料(ゆうりょう))もあります。他(ほか)にも芝生広場(しばふひろば)もあり、緑豊(みどりゆた)かな環境(かんきょう)が広(ひろ)がっています。
また、汚泥(おでい)からでたガスをつかって発電(はつでん)をしたり、処理施設(しょりしせつ)の屋上(おくじょう)に太陽光(たいようこう)パネルを設置(せっち)して発電(はつでん)をしています。

玉津(たまつ)処理場

住所:神戸市西区森友1丁目26

高度処理水を利用したビオトープ池(いけ)、せせらぎ水路(すいろ)の散歩道(さんぽみち)を整備(せいび)しています。また、ビオトープには昔(むかし)ながらの水車(すいしゃ)もあります。

下水処理(げすいしょり)のしくみ

神戸市には6か所の下水処理場(げすいしょりじょう)があります。
下水処理場は、家庭(かてい)などから出(だ)された汚(よご)れた水(みず)を、汚水管(おすいかん)を通(とお)して集(あつ)め、きれいに処理(しょり)して川(かわ)や海(うみ)へ流(なが)す役割(やくわり)をもっています。

下水処理場に集められた汚水は、はじめに大(おお)きな汚れを沈(しず)ませて取(と)り除(のぞ)きます。つぎに細(こま)かな汚れを、微生物(びせいぶつ)に食(た)べさせることによって沈みやすくしていきます。これは自然(しぜん)のもつ浄化(じょうか)作用(さよう)をうまく利用(りよう)したものです。
汚れを取り除いたきれいな水を消毒(しょうどく)して、川や海に流しています。

処理した水の一部(いちぶ)は、いろいろな所(ところ)で再利用(さいりよう)されています。
細(こま)かい砂(すな)を通(とお)してろ過(か)した後(あと)に、再(ふたた)び下水処理場で使(つか)われたり、さらに殺菌(さっきん)して公園(こうえん)などのせせらぎや、花(か)だんの水まき用(よう)としても使われます。
六甲(ろっこう)アイランド、ポートアイランド、神戸空港(くうこう)では、ビルの水洗便所(すいせんべんじょ)などにも、処理した水が利用されています。

市内で、このように再利用(さいりよう)される処理水の量(りょう)は1日で約(やく)105,000立方(りっぽう)メートルになります。これは小学校(しょうがっこう)のプール約260個分(こぶん)になります。

下水道(げすいどう)の普及(ふきゅう)

下水には、家庭(かてい)の台所(だいどころ)・風呂(ふろ)・トイレ・洗濯(せんたく)・洗面所(せんめんじょ)などから出(で)る汚水(おすい)と、雨水(あまみず)の二(ふた)つがあります。

神戸市の下水道はほとんどの地域(ちいき)で、汚水(おすい)と雨水とを別々(べつべつ)に分(わ)けて、川(かわ)や海(うみ)に流(なが)す「分流式(ぶんりゅうしき)」という方法(ほうほう)をとっています。

下水道が整(ととの)えられることによって、水洗(すいせん)トイレが使(つか)えるようになったり、道路(どうろ)や住宅地(じゅうたくち)に雨(あめ)の水(みず)があふれることがなくなったりします。
また、汚水をきれいに処理(しょり)して川や海などに流すので、自然(しぜん)を守(まも)ることにも繋(つな)がります。

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