ホーム > 市政情報 > 市の広報 > こうべキッズ百科 > こうべキッズ百科:文化 > こうべキッズ百科:文化(レジャー施設2)

こうべキッズ百科:文化(レジャー施設2)

最終更新日:2020年7月22日

ここから本文です。

旧外国人居留地

旧外国人居留地(きゅうがいこくじんきょりゅうち)は、中央区(ちゅうおうく)の神戸市役所(しやくしょ)の西側(にしがわ)から元町(もとまち)の鯉川筋(こいかわすじ)までの間(あいだ)の区域(くいき)です。
1858(安政(あんせい)5年)につくられました。

居留地とは、日本と条約(じょうやく)を結(むす)んだ外国の人が、住んだり仕事(しごと)をしたりすることが許(ゆる)される区域のことです。
兵庫(ひょうご)の他(ほか)にも神奈川(かながわ)、長崎(ながさき)など、6つの港(みなと)の近くにつくられました。

神戸の旧居留地は、初代(しょだい)兵庫県知事(ちじ)の伊藤博文(いとうひろふみ)のもと、イギリス人の技師(ぎし)ハートが設計(せっけい)をしました。

神戸は、1868年1月月1日(慶応(けいおう)3年12月7日)に開港(かいこう)しましたが、そのときに居留地は未完成(みかんせい)でした。
1868年の6月末(まつ)に一部(いちぶ)が完成(かんせい)し、全体(ぜんたい)ができたのは1873年(明治めいじ6年)のことです。

東西(とうざい)5本、南北(なんぼく)8本の道路(どうろ)によってきちんと整備(せいび)された126区画(くかく)の敷地(しきち)に、遊歩道(ゆうほどう)、公園(こうえん)、街灯(がいとう)などが作(つく)られました。
洋服(ようふく)、牛肉(ぎゅうにく)、ゴルフ、登山(とざん)などの、外国の文化(ぶんか)やスポーツなどが外国人によって持ち込こまれました。外国人居留地は、街(まち)の運営(うんえい)は、全(すべ)て居留地に暮らす外国人によって行われていました。

1894年(明治27年)には、睦奥宗光(むつむねみつ)によって条約(じょうやく)が改正(かいせい)され、1899年(明治32年)に、居留地は日本の手に返(かえ)されました。

今でも、神戸の居留地にはそのときの街の形(かたち)や状態(じょうたい)、美(うつく
)しい町の雰囲気(ふんいき)がそのまま残(のこ)っています。

1995年(平成へいせい7年)に始はじまった「神戸ルミナリエ」も、この旧居留地が主(おも)な会場(かいじょう)になっています。

神戸旧居留地ホームページへ(外部リンク)

 

 

神戸ポートタワー・メリケンパーク・震災メモリアルパーク

メリケンパークは、メリケン波止場(はとば)と中突堤(なかとってい)の間をうめ立たてて、1987年に完成した公園です。目の前に海が広がっている広い公園の中には、展望(てんぼう)広場(ひろば)、芝生(しばふ)広場、散歩道(さんぽみち)のほか、神戸海洋博物館(かいようはくぶつかん)、神戸港震災(しんさい)メモリアルパーク、ホテルなどの施設があります。
また、メリケンパークの西側(にしがわ)には、神戸ポートタワーや駐車場(ちゅうしゃじょう)、客船(きゃくせん)のターミナルもあります。

神戸港震災メモリアルパークは、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)の被害(ひがい)の様子(ようす)や復興(ふっこう)までのことを、未来(みらい)へ伝えるためにつくられました。
被害を受けたメリケン波止場の一部(いちぶ)が、被害をうけたままの状態で保存(ほぞん)されています。

また、神戸ポートタワーは神戸のシンボルとして親しまれている、赤い鼓(つづみ)の形かたちをしたタワーです。1963年(昭和38年)にできました。高さは108メートルあり、タワーの中なかの展望台(てんぼうだい)からは神戸の街並(まちなみ)や港(みなと)、六甲山(ろっこうさん)など、360度(ど)の景色(けしき)を見渡(みわた)すことができます。
2024年春頃(はるころ)まで、リニューアルのための工事(こうじ)をしています。

神戸ポートタワーのホームページへ(外部リンク)

ポートタワー 

 

しあわせの村

北区(きたく)山田町(やまだちょう)にあるしあわせの村は、1989年にオープンしました。三宮(さんのみや)からバスで約30分のところにあり、広さは甲子園球場(こうしえんきゅうじょう)の50倍です。
子どもからお年寄(としより)まで、全(すべ)ての人が、お互(たが)いに交流(こうりゅう)したり触(ふ)れ合あったりできる場所(ばしょ)を目指めざしている、総合福祉(そうごうふくし)ゾーンです。

お年寄りや、障害(しょうがい)のある人のための福祉施設の他、体育館(たいいくかん)やプール、テニスコート、多目的運動(たもくてきうんどう)広場などのスポーツ施設、しばふ広場などのレクリエーション施設、温泉(おんせん)、宿泊(しゅくはく)施設、病院(びょういん)などがあり、色々な組(く)み合わせで楽しむことができます。

【連絡先】
〒651-1106 神戸市北区しあわせの村1番1号
TEL 078-743-8000
FAX 078-743-8180

しあわせの村のホームページへ(外部リンク)

しあわせの村(全景)

道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」

道の駅(みちのえき)「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)」は、北区の六甲北有料道路(ゆうりょうどうろ)の大沢(おおぞう)インターチェンジを下りてすぐのところにあります。
1993年に、豊(ゆた)かな自然環境(しぜんかんきょう)の中で、人が花と果実(かじつ)に触(ふ)れ、都市(とし)と農村(のうそん)の住民(じゅうみん)が交流(こうりゅう)できる場所(ばしょ)として神戸市立フルーツ・フラワーパークが開園(かいえん)しました。
2016年に国土交通省(こくどこうつうしょう)の道の駅に登録(とうろく)され、地元(じもと)の農家(のうか)さんが毎日(まいにち)届(とど)けてくれる採(と)れたての野菜(やさい)や果物(くだもの)が買える直売所(ちょくばいしょ)や飲食施設(いんしょくしせつ)、情報発信(じょうほうはっしん)・休憩施設(きゅうけいしせつ)を新たに整備(せいび)し、2017年3月30 日に新しくオープンしました。
全体(ぜんたい)で100ヘクタールの広い敷地(しきち)には、季節(きせつ)ごとに、神戸の農家(のうか)さんが作った花が植えら
れています。桃(もも)やブドウ、梨(なし)、リンゴ4 種類の果物(くだもの)のとれる果樹園(かじゅえん)や、遊園地(ゆうえんち)があり、プールやパターゴルフ、バーベキュー、モンキーズ劇場などを楽しむこともできます。
その他、期間限定(きかんげんてい)の神戸花物語(こうべはなものがたり)や神戸イルミナージュなどのイベントも行われています。

【連絡先】
〒651-1522 北区大沢町上大沢2150
TEL 078-954-1000
FAX 078-954-1023

道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢のホームページへ(外部リンク)

神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 ファームサーカス

須磨海岸

須磨海岸(すまかいがん)は、東西(とうざい)におよそ2キロメートルにわたり美しい砂浜(すなはま)が続(つづ)いています。

魚釣(さかなつ)りやウインドサーフィンも楽しむことができるので1年中人気があります。特(とく)に夏には、阪神間(はんしんかん)で最大(さいだい)の海水浴場(かいすいよくじょう)として、多くの人が訪(おとず)れ、にぎわいます。

 

神戸市立水産体験学習館(休館中)

「人と海と魚のふれあいの場」をテーマにした海洋(かいよう)レクリエーションゾーン「マリンピア神戸」が、垂水(たるみ)区にあります。
神戸市立水産体験学習館(すいさんたいけんがくしゅうかん)「さかなの学校(がっこう)」は、このマリンピア神戸の中にあります。
神戸を中心にした漁業(ぎょぎょう)を広く紹介(しょうかい)し、漁業に対(たい)する親(した)しみや理解(りかいを)深(ふか)めてもらうための施設です。

神戸は、須磨のりの養殖(ようしょく)がさかんなほか、垂水沖(たるみおき)は鯛(たい)やタコがよくとれる漁場(ぎょじょう)でもあり、色々な方法(ほうほう)で漁が行われています。

このような神戸の漁業をもっと知ってもらうために、水産体験学習館では、塩(しお)作りやのり作りが体験できたり、漁具(ぎょぐ)の学習ができる他、魚に関する展示(てんじ)も行っています。

【連絡先】
〒655-0036 垂水区海岸通12-4
TEL 078-706-5550
FAX 078-706-5636

神戸市立水産体験学習館(さかなの学校)のホームページへ(外部リンク)

1 2

3 4

須磨離宮公園(すまりきゅうこうえん)

市立須磨離宮公園(しりつすまりきゅうこうえん)は、今の上皇陛下(じょうこうへいか)のご成婚(せいこん)を記念(きねん)して、1967年(昭和(しょうわ)42年)5月1日に開園(かいえん)しました。

公園ができる前には、大正(たいしょう)3年から昭和(しょうわ)20年まで、天皇(てんのう)の別荘地(べっそうち)として武庫(むこ)離宮という大きな御殿(ごてん)があったことから、離宮公園という名前がついています。

緑(みどり)にかこまれた公園には、バラやウメ、ボタン、ハナショウブ、モミジなど季節(きせつ)を感(かん)じさせる植物(しょくぶつ)がたくさん植えられています。
見晴(みは)らしのよい高台(たかだい)からは、ヨーロッパ風(ふう)の噴水庭園(ふんすいていえん)や海が見下(みお)ろせます。
庭園には日本の皇室(こうしつ)や世界の貴族(きぞく)の名前(なまえ)のついたバラが、約(やく)180種(しゅ)4,000株(かぶ)も植(う)えられています。
公園内は、春と秋には、バラの花の香(かお)りに包(つつ)まれます。
公園内の植物園には、一年中花が楽しめる観賞温室(かんしょうおんしつ)もあります。

28種類(しゅるい)の遊具(ゆうぐ)があるフィールドアスレチックもあり、小学生(しょうがくせい)から楽しめます。(アスレチックで遊(あそ)ぶ時には、運動ぐつをはいてください。)

※「のびのびパスポート」が利用できます。

【連絡先】
〒654-0018 神戸市須磨区東須磨1-1
TEL 078-732-6688
FAX 078-734-6022

須磨離宮公園のホームページへ(外部リンク)

離宮公園バラ(引き) 離宮公園バラ(寄り)

紅葉 公園

須磨浦公園(すまうらこうえん)

「源氏物語(げんじものがたり)」や源平(げんぺい)一ノ谷(いちのたに)の合戦(かっせん)の舞台(ぶたい)となった場所につくられた公園です。
園内(えんない)には「敦盛塚(あつもりづか)」をはじめ史跡(しせき)や碑(ひ)がたくさんあります。

桜(さくら)の名所(めいしょ)としても有名(ゆうめい)で、春には、ふもとから鉢伏山(はちぶせやま)の頂上(ちょうじょう)まで、約3200本の花でおおわれ、見事(みごと)な景色(けしき)をつくります。
また「日本の名松(めいしょう)100選(せん)」に選ばれるほどの美しい松も、私たちを楽しませてくれます。

須磨浦公園のホームページへ(外部リンク)

須磨浦公園

県立舞子公園(けんりつまいここうえん)

県立舞子公園(けんりつまいここうえん)は、1900年(明治(めいじ)33年)にできた公園です。
JR舞子駅(えき)を降(お)りてすぐのところに公園の入口広場があります。

昔(むかし)から、静岡(しずおか)の三保ノ松原(みほのまつばら)、佐賀(さが)の虹ノ松原(にじのまつばら)とともに、美(うつく)しい松の名所(めいしょ)の一つとして有名(ゆうめい)です。

平清盛(たいらのきよもり)が神戸の福原(ふくはら)に都(みやこ)をおいていた時には、この海岸(かいがん)が気に入って、よく訪(おとず)れたといわれています。

古(ふる)い松林(まつばやし)の中には、休憩所(きゅうけいじょ)やベンチなどがおかれていて、淡路島(あわじしま)や明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)をゆっくりと眺(なが)めることができます。

※舞子海上(まいこかいじょう)プロムナードで、「ひょうごっ子ココロンカード」が利用できます。

【連絡先】
舞子公園管理事務所
〒655-0047 垂水区東舞子町2051
TEL 078-785-5090
FAX 078-785-5109

舞子公園のホームページへ(外部リンク)

舞子公園の写真1 舞子公園の写真2

舞子公園の写真3

みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)

みなとのもり公園は、震災(しんさい)の経験(けいけん)と教訓(きょうくん)、そして復興(ふっこう)から生まれた元気(げんき)を、未来(みらい)に伝えていくための公園です。
市民(しみん)の皆(みな)さんと、何度(なんど)も話し合いをして、協力(きょうりょく)しながらつくられました。

公園が完成(かんせい)したのは、阪神・淡路大震災からちょうど15年たった、2010年の1月17日です。
完成してからも、公園のルール作り、森の手入れ、公園の掃除(そうじ)など、ボランティアの市民(しみん)の皆(みな)さんと、一緒(いっしょ)に公園を作り続けています。

災害時(さいがいじ)の備(そな)えのために作られたこの公園には、食べ物や毛布(もうふ)を置(お)いておくための倉庫(そうこ)や、地下(ちか)には200立方(りっぽう)メートルの水(みず)を貯(た)めるタンクがあります。

公園の中央には1.3ヘクタールの大きな芝生(しばふ)広場があり、ピクニックや運動が楽しめます。
また、スポーツ広場ではインラインスケートやスケートボードなどのスポーツができます。

 

東遊園地

東遊園地

東遊園地(ひがしゆうえんち)は、1875年(明治8年)につくられた、日本で最も(もっとも)古い公園のひとつです。当時(とうじ)は、内外人(ないがいじん)遊園地(ゆうえんち)という名前で呼よばれていました。
スポーツをしたり休憩(きゅうけい)をしたりすることができる公園です。

公園の中には、公園にゆかりのある人の像(ぞう)や彫刻(ちょうこく)など、色々なものが置かれています。

阪神・淡路大震災の時には、避難場所(ひなんばしょ)や荷物(にもつ)をあつめる場所として活躍(かつやく)しました。
震災から5年がたった2000年には、震災で亡(な)くなった人の霊(れい)をなぐさめるとともに、震災の記憶(きおく)をいつまでも忘(わす)れないよう「慰霊(いれい)と復興のモニュメント・希望(きぼう)の灯(あかり)」がつくられました。
また、毎年(まいとし)「1.17のつどい」や「神戸ルミナリエ」などの、大きなイベントの会場(かいじょう)としても使(つか)われています。

2021年10月から、東遊園地は再整備(さいせいび)をおこない、北側エリアとにぎわい拠点(きょてん)施設(URBAN PICNIC)の整備が完了し、2023年4月7日にリニューアルオープンしました。
また、2023年グッドデザイン賞ベスト100、都市公園等(としこうえんとう)コンクール国土交通大臣賞(こくどこうつうだいじんしょう)を受賞しました。