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南海トラフ巨大地震・津波への備え

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お知らせ
  • 南海トラフ地震を理解し安心に暮らすための挟み込み記事を広報紙KOBE1月号(2025年)とあわせて発行しました。
  • 広報誌KOBE6月号(2023年)の特集に「津波対策の『今』神戸の南海トラフ地震への備え」を掲載しています。

南海トラフ地震とは

南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100年から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。
前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)や昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過し、次の南海トラフ地震が発生する可能性が高まってきています。

南海トラフ地震臨時情報とは

南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ地震の発生の可能性が通常と比べて高まったと考えられる場合などに発表されます。南海トラフ沿いで異常な現象が観測されると調査が開始され、調査の結果、警戒や注意が必要な場合には「巨大地震警戒」か「巨大地震注意」のどちらかが発表されます。どちらにも当てはまらない場合には「調査終了」が発表されます。
 

南海トラフ巨大地震津波浸水想定図

国の中央防災会議では、南海トラフ巨大地震(科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震)が発生した際の被害想定を行っています。
兵庫県では、この被害想定を踏まえ、沿岸部の地形条件等を詳細に反映させた独自のシミュレーションを行い、津波浸水想定図を作成しています。
神戸市情報マップ、兵庫県CGハザードマップにおいて津波浸水想定図を公開しているので、ご活用ください。

南海トラフ巨大地震の津波対策(2023年3月完了)

南海トラフ巨大地震を想定した津波対策を行い、2023年3月に対策が完了しました。
現在は、さらなる取り組みとして、防潮鉄扉等の遠隔操作化を進めています。

粘り強い構造

南海トラフ地震・津波に備えるための10のポイント

地震・津波の特徴や被害想定、発災時の行動、家庭での備えなどを、「10のポイント」としてまとめました。
家庭での備えを確認する「防災チェックシート」とあわせて、印刷を行うなどによりご活用ください。(パンフレット冊子の印刷・配布は行っていません。)

A3見開き神戸市減災ガイド~南海トラフ地震・津波に備えるための10のポイント~表紙

南海トラフ地震・津波に備えるための10のポイント

防災チェックシート

海抜表示の設置

東日本大震災で甚大な被害をもたらした津波災害の教訓を踏まえ、日頃から関心を持っていただくため、海抜表示の設置を進めています。

都心部における津波避難情報の発信

都心部では、観光客などの土地勘のない方も多いため、「津波避難情報板」を設置し、地震の際にとるべき基本的な行動などを記載しています。
また、津波避難誘導の地域の担い手になるための「神戸市都心部における津波避難行動・誘導指針」を整備しています。

お問い合わせ先

危機管理室計画担当