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最終更新日:2024年8月14日
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近年、スマートフォンの普及はめざましく、利用者は急増しています。スマートフォンは、ほぼパソコンと同様の機能を持ち合わせており、インターネットの閲覧や、様々なアプリをダウンロードすることができ、多様な機能で利便性が高まっています。
一方で従来の携帯電話の延長線上でスマートフォンを利用することで、高額な通信料金請求や、通信速度制限など様々トラブルが発生しています。
スマートフォンを購入し、パケット料金定額制を選び、契約した。毎日、午後9時から午前1時30分まで、インターネットでドラマが配信されているので見たいと思い契約したのに、通信の速度制限がかかり、動画を見ることができない。携帯電話会社の相談室に言うと、前々月のパケット通信量が1,000万パケットを超えると速度制限がかかると言われた。1,000万パケットだと、1日自宅で動画が10分程度しか見られない
購入したばかりのスマートフォンを充電した。しかし、翌日、昼ごろにはすでに電池がなくなり、使用できなくなった。ショップに電池の消耗が激しすぎるので、交換してほしいと申し出たが、「スマートフォンは、こういう物である」と言われた。しかし、パンフレットには、連続通話時間400分、連続待受時間230時間と記載がある。
スマートフォンを数日間の海外旅行に持って行った。その間の利用は通信もインターネット利用もごくわずかだったのに、帰国して料金明細をみたら、その間の料金が1万2000~1万3000円になっていた。そのような高額になる使い方はしていなかった。業者のお客さま相談室に電話したところ、スマートフォンではアプリケーションソフトが自動更新される設定のままだと、国内・海外のどこにいても更新されるために、自分で利用認識がなくても料金に加算される場合もあるとのこと。