トラブル急増!お試しのはずが定期購入に

最終更新日:2023年9月27日

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ホームページやSNS等で「健康に良い」「ダイエット効果あり」や「有名女優も使用」とうたう広告を見て、お試しで1回注文したところ、実際は定期購入契約だったというトラブルが発生しています。

事例1 定期購入を理由に解約を拒否された。

サプリメントを初回お試し価格として購入。体に合わず解約を申し出たが、定期購入だとして拒否された。

事例2 解約したいのに電話がつながらない。

通信販売でお試し価格500円の健康食品を注文した。一度限りだと思ったが2回目が届いた。解約したいが電話がつながらない。

事例3 無料のお試し注文のはずが、定期購入になっていた。

SNSで知った化粧品の無料お試しを注文したら定期購入になった。解約したい。

事例4 自動で定期購入へ切り替わってしまっていた。

消費者が自主的に停止手続きをしないと自動で定期購入へ切り替わってしまっていた。

トラブルに遭わないようにするために

ポイント1 契約内容をよく確認してから注文する

ホームページやSNS上の広告で「お試し(価格)」「初回○円」「送料のみ」等と表示されていても、複数月の継続購入等といった定期購入が条件となっている場合があります。

商品を注文する前に定期購入になっていないか等、契約内容をしっかり確認しましょう。

ポイント2 解約条件などをよく確認してから注文する

消費者が解約しようとしたところ、事業者から定期購入期間内は解約できないと拒否されるケースが多くみられます。

商品を注文する前には「定期購入期間内に解約が可能かどうか」「解約の申し出先や方法(電話やメール等)」等も確認しておきましょう。

ポイント3 小さい文字の表示までよく確認してから注文する

最近では「スマートフォンで注文したため小さい文字の表示はよく見えなかった」という事例もみられますので、スマートフォンからの注文の際は特に注意が必要です。

疑う気持ちも持って情報を見るようにしましょう。

「おいしい話には何か裏があるのではないか」と、多少なりとも疑う気持ちを持って情報に接することで、トラブルとなることを未然に防止しましょう。

お問い合わせ先

地域協働局消費生活センター