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伝統芸能

最終更新日:2024年3月19日

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(更新)郷土芸能一覧マップを掲載しました。

勇壮な海上渡御、新年の鬼追い、弓引き、秋祭り・・・世代を超えて受け継がれてきた祭りが、この垂水には多く残っており、一年を通して人々の幸せ・安全を願い行われてきました。
ここでは垂水の郷土芸能・伝統行事の一部をご紹介します。

 郷土芸能一覧マップ

垂水区内の19の伝統行事や郷土芸能を紹介しています。
一覧の①~⑲の番号ごとに、地図上の番号と対応していますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
各行事の詳細は、冊子YouTube「kobecitychannel」(外部リンク)でご覧いただけます。
 


拡大マップでは、A~Hの各地域ごとの開催場所をご確認いただけます。
 

 開催日程(例年)

各地域の行事の開催日程をご紹介しています。
開催場所の番号は一覧マップと対応していますので、興味のある行事はマップで詳細な場所をご確認ください。
※開催日は例年の情報ですので、正式な開催の有無をご確認のうえ、足をお運びください。
 
名称 場所
1月 追儺式
(ついなしき/鬼追い)
4日 ⑯明王寺
5日 ⑪多聞寺
7日 ⑰転法輪寺
弓引き神事 第2月曜
(成人の日)
⑭東名奥津神社
⑲奥畑大歳神社​​​​​​
⑬春日神社
2月 弓引き神事 11日
(建国記念日)
⑲奥畑大歳神社
7月 盆踊り 中下旬 ②舞子公園芝生広場
第4土曜 ⑨西脇小学校
8月 14・15日 ⑤垂水駅前東広場
24・25日 ⑧塩屋町東広場
10月 秋祭り
上中旬 ⑮下畑海神社
上中旬 ⑱宮野尾神社
上旬の土・日曜 ①舞子六神社
第2月曜
(スポーツの日)
⑪多聞六神社
第2日曜 ⑲奥畑大歳神社
10日 ⑦塩屋若宮神社
10・11日 ⑥瑞丘八幡神社
10~12日 ③海神社
獅子舞 第1・第2日曜 ⑫西名若宮神社

 最新の開催状況

各行事の最新の開催状況をご紹介しています。
申込不要で観覧可能ですので、ぜひ一度お越しください。
※雨天中止の行事もありますので、ご注意ください。
 

新春伝統行事(2024年は終了)

2024年1月~2月にかけて、追儺式や弓引き神事といった新春伝統行事が行われます。

追儺式(鬼追い)

(1)明王寺
日時:2024年1月4日(木曜)14時00分~
場所:垂水区名谷町1900
交通アクセス:バス停「名谷小学校前」から西へ徒歩約1分
雨天時の開催の有無:決行

(2)転法輪寺
日時:2024年1月7日(日曜)14時00分~
場所:垂水区名谷町2089
交通アクセス:バス停「中山」から北へ徒歩約10分
雨天時の開催の有無:決行

弓引き神事

(1)西名春日神社
日時:2024年1月8日(月曜・祝日)11時00分~
場所:垂水区名谷町字丸尾
交通アクセス:バス停「西名谷」から西へ徒歩約2分
雨天時の開催の有無:要確認

(2)奥畑大歳神社
日時:2024年1月8日(月曜・祝日)14時00分~/2024年2月11日(日曜・祝日)14時00分~
場所:垂水区名谷町字北ノ屋敷3143
交通アクセス:バス停「奥畑」から北東へ徒歩約5分
雨天時の開催の有無:中止

秋の伝統行事(2023年は終了)

2023年10月に、獅子舞、布団太鼓といった秋の伝統行事が行われます。

(1)宮野尾神社の秋祭り
日時:2023年10月7日(土曜)
場所:垂水区名谷町字梨原2349-8
交通アクセス:バス停「神和台口」から南東へ徒歩約3分

(2)舞子六神社の秋祭り
日時:2023年10月7日(土曜)~8日(日曜)
場所:垂水区西舞子1丁目5-7
交通アクセス:
JR「舞子駅」から南西へ徒歩8分
山陽電鉄「西舞子駅」から南東へ徒歩約2分

(3)塩屋若宮神社の秋祭り
日時:2023年10月10日(火曜)
場所:垂水区塩屋町4丁目14-9
交通アクセス:JR・山陽電鉄「塩屋駅」から北西へ徒歩約3分

(4)瑞丘八幡神社の秋祭り
日時:2023年10月10日(火曜)~12日(木曜)
場所:垂水区高丸1丁目3-5
交通アクセス:JR・山陽電鉄「垂水駅」から北東へ徒歩約8分

郷土芸能冊子 

各行事や芸能の歴史的な背景やいわれ、道具や唄の説明など、各地域から直接お聞きした情報をもとに、冊子形式でご紹介しています。
実際に足を運ぶ前に、写真や説明に目を通していただくことで、より一層お楽しみいただけます。
 

新春伝統行事

1月から2月にかけて行われる新春伝統行事(追儺式、弓引き神事)のいわれや行い方を、写真を交えて紹介した冊子です。

垂水の新春伝統行事(PDF:13,407KB)

新春行事

 

 

盆踊りー音頭ー

7月中旬から8月にかけて、地域のお祭りなどにおいて披露される、地域ごとの伝統的な音頭について、各地区の方々の生の声をお聞きして、特色ある音頭を記録したものです。

垂水の盆踊り(PDF:3,673KB)

垂水の盆踊り表紙

 

 

 

秋の伝統行事

10月に垂水区内各地の神社で獅子舞や神相撲、布団太鼓などの秋祭りが開催されるのに合わせて、各地域の秋祭りの紹介をした冊子です。

垂水の秋の伝統行事(PDF:10,127KB)

布団太鼓

海神社4地区(西垂水、東垂水、東高丸、塩屋)と舞子六神社を併せた5基の布団太鼓の魅力が詰まった一冊です。
 

追儺式(ついなしき) 

1月上旬に行われ、面を着け、体に藤のつるを巻きつけた鬼が、松明などを持ちながら踊り、厄除けを祈願します。
 

明王寺(みょうおうじ)

毎年1月4日に行われ、3匹の親鬼と4匹の子鬼の踊りで、神戸市の登録無形民俗文化財に登録されています。
行事が終わると燃え残った松明(たいまつ)や椎(しい)の木に、五色の色紙で花型をつけた「鬼の花」は、厄除けになるといわれ、多くの見物人が持ち帰ります。

明王寺追儺式動画(外部リンク)

多聞寺(たもんじ)ー現在休止中ー

旧多聞村の歴史の中心とも言える多聞寺では、今も毎年1月5日は厄除け、魔除けの追儺式(ついなしき)が受け継がれています。
鬼は3匹の親鬼と4匹の子鬼が踊ります。鬼踊りは7番行われますが、その間、塩や餅などがまかれます。

多聞寺の追儺式動画(外部リンク)

転法輪寺(てんぽうりんじ)

区内最古のお寺、転法輪寺では、毎年1月7日にこの追儺式が行われます。
こちらも3匹の親鬼と子鬼による踊りで、神戸市の登録無形民俗文化財に登録されています。

転法輪寺の追儺式動画(外部リンク)

弓引き神事 

新しい年の初めに地区の人々の無病息災と豊作を願う伝統の「弓引き神事」が西名谷の春日神社、東名谷の奥津神社、奥畑の大歳神社の3つの神社で行われています。

引手は地域の人々に見守られながら、大きな的から小さな的へと繰り返し矢を射ります。的の「鬼」を射ることで、厄を払って新たな年の幸せを願います。

春日神社・奥津神社・大歳神社の弓引き神事動画(外部リンク)

音頭 

7月中旬から8月にかけて、地域のお祭りなどにおいて披露される音頭(盆踊り)は、少なくとも西暦千年代初期には垂水の地域にも伝わっていました。
村々などで地域の行事として醸成され、受け継がれてきていたため、地域ごとに唄や踊り方に特色があります。
 

塩屋音頭ー現在休止中ー

塩屋音頭は、兵庫県美嚢郡吉川町(現三木市)の吉川音頭を源流とするもので、地元の古老によれば、江戸時代の中頃から末頃にかけて塩屋村に伝えられたものです。

塩屋村に伝わったこの音頭は、地元の青年会主催で夜通し踊られていました。青年会がなくなった後、しばらく空白の時間がありましたが、1978年に地蔵講のメンバーによって塩屋盆踊り唄として復活し、今日に至っています。

垂水郷土芸能塩屋音頭の踊り方(HowTo)動画(外部リンク)

垂水音頭ー現在休止中ー

垂水音頭の歴史は古く、一遍上人の念仏踊りがはじまりといわれています。その後、歌舞伎浄瑠璃の物語を音頭に取り入れた段文音頭が播州一円に伝わり、垂水音頭はその代表的な音頭です。

昔は、旧盆には村中の老若男女が集まり賑やかに夜通し踊っていました。戦争で一時中断していましたが、1946年に青年団で復活させました。その後自治会が行事を継承し、地元有志が保存会をつくって今日に至っています。

垂水音頭動画(外部リンク)

垂水郷土芸能垂水音頭の踊り方(HowTo)動画(外部リンク)

舞子音頭

舞子音頭は口説き語りといわれ、一定のテンポやメロディがありません。その踊りについては、一遍上人が踊り念仏を広めようと全国行脚して、播州に立ち寄った際に伝えられたものとされています。

その後、庶民文化の花形となり、出雲の阿国、歌舞伎、浄瑠璃の物語を音頭に取り入れるようになりました。その頃の舞子は、白砂青松と淡路島を望む景勝の地として知られ、全国からの観光客で賑わっており、8月の旧盆には近郷近在より大勢集まって、夜通し踊られていました。戦争で一時中断していましたが、戦後に青年団が復活させ、今日に至っています。

「舞子音頭」動画(外部リンク)

「垂水郷土芸能舞子音頭の踊り方(HowTo)」動画(外部リンク)

多聞音頭ー現在休止中ー

多聞音頭は4個の竹片を片手に2片ずつ持ち、それを手の中でうち合わせて音をだす四ツ竹、鉦、太鼓などの囃子方のリズムに乗って、音頭取りが語り唄い上げ、それに合わせて踊られます。

かつては寺の町公園で開催されていましたが、近年に至って、西脇小学校の夏祭りの中で開催されるようになりました。

「垂水郷土芸能多聞音頭の踊り方(HowTo)」動画(外部リンク)

獅子舞 

主に毎年10月に開催される各地域の秋まつりで神輿や唄にあわせて舞われ、五穀豊穣、子孫繁栄、無病息災、村内安全を祈願します。
秋祭り以外にも、たるみっこまつりのステージなど、地域のイベントで、迫力のある獅子の舞いが披露されます。
 

塩屋の獅子舞・布団太鼓巡行

かつて、塩屋若宮神社秋祭に奉納される獅子舞に使っていた「獅子頭」が、2001年夏、塩屋公民館の倉庫整理中に見つかりました。

その後、塩屋青年会が中心となって、2005年5月に開催された「塩屋まつり」で復活させ、今日に至っています。

海神社秋祭りにおける塩屋地区の布団太鼓巡行と獅子舞の披露の様子を、下の動画にてぜひご覧ください。

(獅子舞は3分20秒から30秒間ほどの映像となります)
「塩屋の布団太鼓巡業・獅子舞」動画(外部リンク)

瑞丘八幡神社西垂水の自棄獅子(やけじし)

厄除けで有名な瑞丘八幡神社の秋祭で奉納されます。少なくとも200年前の文化・文政時代から伝わる芸能で陸(くが)の自棄獅子と呼ばれていました。

戦後の中断を経て、西垂水の青年たちが昔、獅子舞を経験されたお年寄りに願い出て稽古をつけてもらい、2000年の秋祭で40年ぶりに復活させました。

「瑞丘八幡神社西垂水自棄獅子」動画(外部リンク)

奥畑大歳神社の獅子舞(名谷)

古くから受け継がれており、秋祭で舞われています。

お多福とひょっとこがセンマ太鼓に合わせて踊り、その後しし太鼓、笛、鐘に合わせて獅子が舞います。お多福とひょっとこは、しゃもじと棒をこすりあわせたり、獅子の口へご飯を食べさせる格好をします。

「奥畑大歳神社獅子舞」動画(外部リンク)

多聞六神社の獅子舞ー現在休止中ー

古来より脈々と受け継がれており、秋の例祭には絶対欠かせないものです。

舞は、獅子の生来の生活の状態を7つの芸に表しており、五穀豊穣、子孫繁栄、村内安全を祈願して奉納されます。

「多聞六神社獅子舞」動画(外部リンク)

宮野尾神社の獅子舞(名谷)

秋祭りで行われ、初めにひょっとことお多福が出て唄に合わせて踊り、次に獅子が二人一組で太鼓に合わせて色々な踊りを舞います。

2022年7月には第1回神戸歴史遺産の認定を受けました。
「認定神戸歴史遺産宮野尾神社の獅子舞」動画(外部リンク)

2022年9月に広報紙全市版に特集されています。
広報紙KOBE:2022年9月号(PDF:839KB)
広報紙2022年9月号

舞子六神社の布団太鼓・獅子舞

午前は旧国道と舞子六神社を往復し、午後は国道を駆け抜けます。布団太鼓のほか、御輿や獅子舞、子どもだんじり、子ども神輿も巡行します。

「舞子六神社秋大祭」動画(外部リンク)

布団太鼓練り合わせ 

毎年10月11日に、4地区(西垂水・東垂水・東高丸・塩屋)の布団太鼓の練り合わせが行われています。
「マーカセマカセサァーヨイヤマカセサアヨイヤサ」、「ヨーイヤサ」「サアァヨーイヤサ」などの威勢のいい掛け声と共に太鼓の音が響き渡り、祭りは最高潮に盛り上がります。

「東垂水・西垂水布団太鼓練り合わせ」動画(外部リンク)

しもはたの秋祭りー現在休止中ー 

下畑海神社で行われる下畑町の秋祭りでは奉納神相撲と赤子ころがしが行われます。一時は休止していましたが、日本相撲協会の協力を得て、2011年から再開を果たしました。
現在は感染症拡大の影響により休止中です。

「しもはたの秋祭り(奉納神相撲・赤子ころがし)」動画(外部リンク)

郷土芸能まとめ 

追儺式・弓引き神事・音頭・ふとん太鼓・獅子舞・秋の祭りの動画を1つにまとめました。

「垂水区に伝わる伝統芸能」動画(外部リンク)

お問い合わせ先

垂水区総務部地域協働課