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食中毒の原因となるウイルス

最終更新日:2024年10月3日

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ノロウイルス

ノロウイルス電子顕微鏡写真

ノロウイルスによる食中毒は毎年12~2月をピークに発生しており、冬は特に注意が必要です。
ノロウイルスは非常に小さい(直径30nmほど)ウイルスで、ヒトの腸内のみで増殖し、他の食中毒菌のように食品中で増えることはありません。

症状

感染してから1~2日で発症します。
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などが主症状です。
感染しても症状のない場合(不顕性感染)や、軽い風邪のような症状のこともあります。

食中毒予防対策(食品事業者向け)

ノロウイルス食中毒事件のうち55%は、症状のない調理従事者からの二次汚染が原因です。

ノロウイルスに感染すると、症状がなくなってからも、通常では1週間、長ければ1か月程度ウイルスの排泄が続くことがあります。

  • 普段から感染しないように食べものや家族の健康状態に注意する
  • 症状があるときは、食品を直接取扱う作業をしない
  • 毎日作業開始前に調理従事者の健康状態を確認し、責任者に報告する仕組みをつくる
  • ノロウイルスに汚染されている可能性のある食品・食材は、中心温度85~90℃で90秒以上加熱する
  • トイレの後など、適切なタイミングで正しく手を洗う

ノロウイルス感染症対策

ノロウイルス感染症に注意しましょう
(おう吐物・トイレの処理・消毒方法、次亜塩素酸ナトリウムの取扱い)

啓発ポスター・リーフレット

 

お問い合わせ先

健康局食品衛生課