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自動運転

最終更新日:2025年11月28日

ページID:7476

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自動運転技術の活用によってさまざまな社会課題の解決が期待されます。
神戸市では、地域の移動課題の解決や公共交通の担い手不足への対応策、また、自動運転車両が走ることが地域の活性化や魅力向上につながる可能性があると期待し、実証実験等の取り組みを支援しています。

 

目次

 

 

2025年度実証事業

本市と日産自動車株式会社の連携による自動運転の実証事業が国費に採択されました。官民連携にて、本事業における実証実験を通じて自動運転モビリティサービスを技術的に検証するとともに、地域住民の声を反映したサービス設計に取り組みます。

役割

  1. 事業主体:神戸市
  2. 連携パートナー:日産自動車株式会社
  3. 協力:灘五郷酒造組合、Moplus株式会社

実証運行概要

  • 運行期間:2026年1月19日(月曜)~23日(金曜)
  • 運行時間:8時00分~16時00分(10周/1日)
  • 運行ルート:次の①②③④を通過し周回(1周約20分)※停車しません

①神戸酒心館(神戸市東灘区御影塚町1丁目8-17)

②白鶴酒造資料館(神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5)

③菊正宗酒造記念館(神戸市東灘区魚崎西町1丁目9-1)

④浜福鶴吟醸工房(神戸市東灘区魚崎南町4丁目4-6)

2025実証運行ルート

 

運行車両

  • 車両名:日産リーフをベースとした自動運転車両
  • 乗車定員:1便あたり2名

leaf

一般試乗受付

実証運行では、神戸市民50名に試乗いただける枠を用意しています。

(1)概要
受付期間:2025年11月28日(金曜)16時00分~12月19日(金曜)17時00分

対象:神戸市在住かつ小学生以上かつ身長150cm以上の方

人数:50名(一般試乗40名、こども未来枠:2名×5組)※こども未来枠のほうが当選確率が上がります。

(2)エントリー先

おでかけKOBE

https://event.city.kobe.lg.jp/event/Zga5Rf86orikHcmZWcrP

(3)留意点

  • 無料でご乗車いただけます。
  • 応募者多数の場合、抽選を行います。抽選結果については、当選された方のみ12月下旬頃にお知らせします。
  • 1便あたり2名乗車となります。エントリーは2名以内でお願いします。
  • 1人でエントリーされた場合、別の方と相乗りとなる場合があります。
  • 未成年の方は保護者同伴でのエントリーをお願いします。
  • こども未来枠で申し込みの方は、小学生とご両親いずれかと親子でのエントリーをお願いします。

 

将来的に目指す姿

今年度の灘五郷(神戸市内)での実証実験をふまえ、同エリアでの社会実装を実現するとともに、本市と日産自動車株式会社の連携により、ニュータウンなど生活の足として必要となる地域公共交通において自動運転技術の導入を目指します。



国土交通省による対象国費採択結果

令和7年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)
地域公共交通確保維持改善事業費補助金 (自動運転社会実装推進事業)の公募結果について

なお、本市と他の連携パートナー(3事業者)との申請は不採択となりました
(参考)自動運転実証実験の連携パートナー決定

 

地域コミッティ

地域コミッティとは

地方公共団体・関係行政機関・事業者による綿密な連携体制を構築することで、地域の受容性醸成を図りつつ手続の透明性・公平性を確保し、全国のレベル4自動運転サービスの実現を加速することを目的に、国土交通省が各都道府県や地方自治体と共同して組成される協議体です。

神戸市では、無人自動運転移動サービスとなる「自動運転レベル4」を実現するため、地域コミッティを通じ、関係機関の皆様と市の自動運転事業の取り組みにおける課題とその対策、工程等について情報共有や議論を進め、取組の着実な促進を目指していきます。

設置要綱

設置要綱(PDF:115KB)

 

キックオフミーティング

開催日時:2025年8月5日(火曜日)14時00分~15時00分
開催場所:神戸市役所1号館 24階 1247会議室
当日資料(PDF:1,360KB)
議事録(PDF:234KB)


中間報告(書面開催)

開催日:2025年11月25日(火曜日)
中間報告資料(PDF:1,831KB)

その他

日産自動車株式会社の自動運転に関する取り組み

2024年2月28日 日産自動車、自動運転モビリティサービスの事業化に向けた取り組みを発表

2025年3月10日 日産自動車、進化したドライバーレス自動運転実験車の走行を公開

過去の取り組み(北区筑紫が丘周辺地域での実証実験)

2016年度から北区筑紫が丘周辺で、自動運転技術を活用した移動サービスの事業化に向けて、繰り返し実証実験を実施しています。
本取組みは、買い物や通院等に利用可能な近距離の移動手段の確保を目的として地域住民と民間事業者が中心となり、実施してきました。
2018年度からは、サービスの受容性の把握や利用者の求める機能・情報などを検証する「サービス実証」と、自動運転車両の安全な走行を検証する「技術・機能実証」に分けて実証を進めてきました。

取組内容についての動画:まちなか自動移動サービス

 

実施エリア

2016年度に神戸市郊外の計画的開発団地である北区筑紫が丘で始まり、2018年度以降は周辺地域である広陵町、小倉台、桜森町にも拡大しました。

実施エリア位置図

Map data from OpenStreetMap

実施体制

地域住民と民間事業者が中心となって取り組みが始まり、2018年度からは事業者による「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」が設立、2020年度からは地域住民が設立したNPO法人が、会員の募集や電話予約受付、アプリ利用・操作のサポート等の運営に協力しています。
神戸市は、本コンソーシアムに協力会員として参画し、広報活動への協力、実証実験の実施に必要な助言や関係機関との調整などの支援を行ってきました。

これまでの取り組み

実施年月 内容
2016年 普通車両を活用した有人の実証実験を開始
2016年度の実証実験概要
2017年11月~12月 低速の自動運転車両を活用した有人の実証実験を実施
2017年度の実証実験概要
2018年3月 見通しの悪い交差点部の電柱に設置したカメラを通じて、自動運転車両の安全かつ円滑な走行に向けた実証実験を実施
実証実験の開始に関するプレスリリース(株式会社日本総合研究所ほか)
2018年8月 民間事業者が中心となって「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」が設立
コンソーシアム設立に関するプレスリリース(株式会社日本総合研究所)
2018年12月~2019年2月 移動サービスや移動に関連した付加価値サービスの受容性の検証や需要見込み・コスト試算等の検証を目的とした実証実験を実施(対象地域を、北区筑紫が丘、広陵町、小倉台、桜森町の一部地域に拡大)
2018年度の実証実験概要
2019年12月~2020年2月 住宅地内外の移動サービスや移動に関連した様々なサービス(会員制のポータルサイトの開発や広告配信等)のニーズ・受容性等の検証を目的とした実証実験を実施
2019年度の実証実験概要
2020年3月 自動運転車両による「住宅地における路車間通信」の実証実験を実施
実証実験のプレスリリース(株式会社日本総合研究所ほか)
2020年12月 取組みに賛同した地域住民によって、NPO法人「まちなか☆モビリティー神戸北」が設立
まちなか☆モビリティー神戸北ホームページ
2021年1月~2022年3月 アプリを活用したラストマイル移動サービスや日常生活に利用可能な様々なサービスの検証や、ラストマイル移動サービスの有償化(1月中のみ無償実証)による事業採算性等の検証を目的とした実証実験を実施
  • 車載画像センサーで信号灯の色を検知し、交差点進入可否を自動判断することによる円滑な交差点走行技術の実証実験を実施
2020年度~2021年度の実証実験概要
2023年3月 軽自動車をベースとした自動運転車両を用い、自動走行技術や安全性等の確認を目的とした実証実験を実施
実証実験のプレスリリース(株式会社日本総合研究所ほか)

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都市局交通政策課 

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