ホーム > 健康・医療 > 医療提供体制・医療介護連携 > 最後まで自分らしく生きるために、人生会議(ACP)
最終更新日:2025年10月28日
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お知らせ
住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられる地域包括ケアシステムの構築が進められる中、厚生労働省では、人生の最終段階に向けた医療・ケアについて、患者と家族や医療従事者等があらかじめ繰り返し話し合う自発的なプロセスである「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」を重視し、愛称を「人生会議」と定め、広く国民に推奨しています。
●厚生労働省ホームページ:「人生会議」してみませんか
→希望する医療やケアを受けるために、また周囲の大切な人のために、人生の最終段階に向けて、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自ら考え、家族や信頼する人たちと繰り返し話し合い共有することが重要です。
自分が亡くなった時に備える終活のほかに、「自分がどう生きたいか」も家族や信頼をする人たちに伝えましょう。
神戸市では、「人生の最終段階における意思決定支援」に関する有識者会議の報告書の内容を踏まえ、看取りに関わる医療介護の実務者や患者団体等の意見を聞きながら、人生会議(ACP)の普及促進に取り組んでいます。
神戸市が作成したパンフレットでは、話し合いの手順や、自身が大切にしていることを考えるシート(価値観シート)を掲載しています。まずは、このパンフレットを使って「人生会議」をはじめてみませんか。
▼以下よりダウンロード可能です。
大事なことだから、みんなと話したい「私のこれから」(PDF:689KB)
パンフレットは、各区役所、北須磨支所及び玉津支所の保健福祉課においても配布しています。
下記の神戸市医師会のホームページ「ACP(人生会議)」では、価値観シートの詳細について記載していますので、あわせてご参照ください。
神戸市医師会ホームページ:「ACP(人生会議)」へのリンク
自身が望む医療やケアをより具体的に考えたい方は、神戸大学作成(厚生労働省委託)のパンフレットも活用してください。
▼以下よりダウンロード可能です。
これからの治療・ケアに関する話し合いーアドバンス・ケア・プランニングー(人生会議)(PDF:1,426KB)
本研修は、医療・介護従事者による実践報告の場を設けることで、受講した皆様に人生会議(ACP)への関わり方を学んでいただき、各所属で波及していただくことで人生会議(ACP)に関わることができる医療・介護従事者の方が増え、本人の意向を尊重した意思決定支援の輪が広がることを目指しています。定員に限りはございますが、人生会議(ACP)の実践力向上を目指して、ぜひご参加ください。
医療・介護従事者向け「人生会議(ACP)実践報告会」WEBサイト
※申込期間:2025年10月27日(月曜)10時00分~11月21日(金曜)17時
【受付時間:平日10時~17時】電話:078-265-6080 Eメール:acp@bayarea.jp
(参考)研修概要
(参考)研修概要
神戸市医師会との共催で、市民講演会「人生会議(ACP)のすすめ」を開催しました。第1部では、人生会議(ACP)が必要な理由や具体的に進める方法について筑波大学医学医療系緩和医療学教授の木澤義之氏に講演いただきました。第2部では医療・介護の専門家からそれぞれの職務における人生会議にまつわるエピソードをお話しいただき、会場からの質問も交えながら、ディスカッションを行いました。
講演会の内容については、下記開催結果をご参照ください。
市民講演会「人生会議(ACP)のすすめ」開催結果(PDF:459KB)
厚生労働省において策定された「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に基づいた「意思決定支援教育プログラム(E-FIELD)」を活用した医療・介護従事者向けの研修会を神戸市主催で開催しました。