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医療従事者の勤務環境の改善・医師の働き方改革

最終更新日:2023年10月11日

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人口の減少、若い世代の職業意識の変化、医療ニーズの多様化に加え、全国的に医療機関における医療従事者の確保が困難となっています。
質の高い医療提供体制を構築するためには、勤務環境の改善を通じ、医療従事者が健康で安心して働くことができる環境整備を促進することが重要です。

医療従事者の勤務環境の改善

国や県では、各医療機関における勤務環境改善マネジメントシステムの導入による医療従事者の勤務環境改善の取り組みを支援しています。

<厚生労働省の取り組み>
厚生労働省では、医療従事者の離職防止や医療安全の確保等を図るため、改正医療法(2014年10月1日施行)に基づき、医療機関が計画的に医療従事者の勤務環境改善に取り組む「勤務環境改善マネジメントシステム」を創設し、その自主的な取り組みを支援するガイドラインを策定しています。


<兵庫県の取り組み>
兵庫県では、2015年度より「兵庫県医療勤務環境改善支援センター」を設置し、医療機関が行う自主的な勤務環境の改善に対する支援を実施するとともに、「勤務医の働き方改革推進事業」として、医師の労働時間の短縮に向けた取り組みを総合的に実施する事業の費用の一部を補助するなど、医師の勤務環境改善と健康確保に対する取り組みを実施しています。

※補助金申請の詳細は、兵庫県保健医療部医務課(078-362-3606)までお問い合わせください。

医師の働き方改革

2024年4月1日から施行される改正医療法等により、医師に対する時間外労働の上限規制が適用されることから、医師の勤務環境改善と健康確保に対する取り組みを地域医療の確保を図りつつ実施する必要があります。

お問い合わせ先

健康局地域医療課