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子どもの適切なネット等活用促進事業(2024年度実施報告)
最終更新日:2024年11月15日
ページID:76328
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賢いネットキャンプ
スマホやネットの依存傾向が増加している市内の小学校高学年から中学生を対象に「賢いネットキャンプ」を開催しました。
日常生活でのネットやスマホの利用を振り返り、自然体験や仲間とふれあうワークショップを通じて、インターネットの良い面と悪い面を理解した上で、適切に使いこなす能力を身につけることを目的としています。
概要
【日時】※いずれか1回の参加A日程:2024年9月29日(日曜)9時00分~17時00分
B日程:2024年10月20日(日曜)9時00分~17時00分
【場所】神戸市立自然の家(兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1-1)
【対象者】小学校4年生~中学校3年生(神戸市内在住または神戸市内に通学していること)
【参加者】A日程:27名
B日程:23名
【実施主体】主催:神戸市
委託先:子どもとネット研究会
内容
体験活動
神戸市内の身近で豊かな自然環境である六甲山系の摩耶山に触れる機会として、掬星台でクイズをしながらウォーキングを楽しみました。
グループワークでは、自分の意見を伝え、相手の意見を聴き、仲間と一緒に活動し、協力して課題に取り組みました。活動を通して、相手に対して加減をすること、反応を返すこと、人間関係の正解は一つでないこと等、人間関係づくりについて学びました。


昼食は自然の中でカレーライスを作りました。


ワークショップ①「賢いネット利用を考えよう」
スマホ・ネットに関する炎上トラブル・ネット依存を描いた動画を視聴し、各々が日常のスマホ・ネットの利用を振り返りました。同じグループの仲間とともに、賢いネット利用とは何かを考え、意見を出し合いました。


ワークショップ②「フェイクニュースを見破ろう」
怪しいサイトについての動画を視聴し、ネット上のフェイク(偽)情報を見抜くこつを身に付けるワークショップを行いました。実際にスマホを用いてインターネット上の情報を調べ、課題のどの部分がフェイクかを判断しました。
スマホ・ネットの適切な活用の仕方を学び、同じグループの仲間と話し合いながらフェイクニュースを見破ることができました。


振り返り
参加者自身が、今日の学びや気持ちの変化を自分の言葉でみんなに伝え合いました。
終わりの会では、それらを迎えに来てくれた保護者にも伝えました。




学んだこと
- ネットを使わないのではなく、上手く使っていくことが大切。
- 普段インターネットを何気なく利用しているけど、全てのことで世界に繋がるという便利な所と怖いところがあるとわかった。
- ネットを使うときは責任ある行動を自分で考えることが大切だということ。
- また困ったらそうだんまどぐちにかけてみようと思った。フェイクニュースについて学べたからこんどからうたがいの目を持ってみてみる。
感想
- ネットではあぶない事もあるし、たのしいこともあると知りました。これからは、ネットキャンプでならった事をいしきしていきたいです。
- しぜんの力がかんじられました。とてもわかりやすい動画があってよかった。
- 人のかんけいを物であらわすとはすごいと思った。(人間関係づくりのグループワーク)
- ネットやゲームばっかり使っていたから自然の遊びも楽しいとはしりませんでした。
保護者の感想
- 帰って来てから早々、今日からはゲームとYouTubeは時間を決めてすると言っていました。しかもちゃんと実行しています。
- ネットの事だけでなく、人として成長出来る学びがあったようで、その話を聞かせてくれた時は嬉しかったです。
- ネットの良い使い方を大人が制限して行うのももちろんですが、自分たちで考える、というきっかけになったと思います。