学校教育と食育

最終更新日:2022年11月4日

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食育ってなあに?

〇現在をいきいきと生き、生涯にわたって心も身体も健康で質の高い生活を送るためには、「食べること」そして「食べる力」を育む「食育」が重要です。

〇平成17年に「食育基本法」が制定され、全ての世代の国民を対象に、家庭・学校・事業者・行政等の社会全体で協働・連携し、様々な食育の取組が進められてきました。神戸市でも、「神戸市食育推進計画」に則って各世代の食育を推進しています。

〇学校における食育の推進は「学習指導要領総則」に明記されています。時間割に「食育」という時間はありませんが、各学校では、「食に関する指導の全体計画」作成に努め、①給食の時間における食に関する指導②教科等における食に関する指導③食に関する健康課題を有するお子さんに対する個別的な相談指導に取り組んでいます。

「食育基本法」【農林水産省】(外部リンク)
「食育」【神戸市】

食育で育てたい6つの「食べる力」

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食育ピクトグラム

〇食育の代表的な取組を分かりやすく広報するために、農林水産省が“食育ピクトグラム”を作りました。
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学校で取り組む食育

①給食は「生きた教材」

〇給食は、準備・会食・片付けなどの一連の活動を繰り返して行うことができるので、大切な食育の場となっており、「生きた教材」と言われています。

〇正しい手洗い、配膳方法、食器の並べ方、はしの使い方、食事のマナーなどを学び、感謝の気持ちを育てます。

〇食べ物の旬や産地、食文化、健康に良い食事のとり方(栄養バランス)などについても学ぶことができるよう、献立を工夫しています。

<食育に資する小・中学校給食献立の例>
※献立の内容は、年度によって異なることがあります。
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②教科等と連携した食育

〇体育科(保健体育科)、家庭科(技術・家庭科)、特別活動の時間はもとより、各校の特色を生かしながら、機会を捉え、工夫して食育の推進に取り組んでいます。

<実践例>

※現在、調理実習は文部科学省のガイドラインに則って実施しています。

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③個別的な相談指導

〇食物アレルギー等で食事に配慮を要するお子さんに、関係する教職員が共通理解を図り、保護者と連携して個別的な相談指導を行っています。詳しくは、神戸市教育員会事務局健康教育課、又は、学校へ問い合わせてください。

(小学校給食)給食試食会パンフレット

給食試食会パンフレット(PDF:855KB)

(神戸市学校給食会)食育応援団パンフレット

食育応援団パンフレット(神戸市学校給食会ホームページ内)(PDF形式)(外部リンク)
 

お問い合わせ先

教育委員会事務局学校支援部健康教育課