ホーム > 文化・スポーツ > 文化施設 > 神戸市立小磯記念美術館 / KOISO MEMORIAL MUSEUM OF ART > コレクション企画展示「室内の光」/同時開催「小磯良平作品選Ⅳ」の開催
最終更新日:2026年11月4日
ページID:87162
ここから本文です。
「室内画」という絵画のジャンルがあります。画家たちはアトリエやプライベートな居住空間を、様々なモチーフとともに描いてきました。神戸出身で昭和を代表する洋画家・小磯良平もその一人です。小磯は室内に差し込む光を卓越した描写力で捉え、優美な女性像に代表される清新な作品の数々へと昇華させました。
本展では静物や、裸婦をはじめとする人物など、室内ならではのモチーフを手がかりに、小磯良平や神戸ゆかりの画家たちの作品を紹介し、彼らが光を描き出す表現手法に迫ります。多彩な室内画とそれぞれが湛える光を、ぜひお楽しみください。
また、同時開催する「小磯良平作品選Ⅳ」では、当館の所蔵品によって小磯の画業をご紹介するとともに、風景画における光の表現を特集します。
室内画の重要なジャンルの一つである「静物画」。花瓶の花や果実、パンやワイン、食器などそれ自体では動かない静物のモチーフを画家は生き生きと描写し、また画面を造形的に構成することを試みました。本章では、小磯をはじめとする画家たちが描いた静物画の名品の数々をご紹介します。

小磯良平《桃とクルミのある静物》1939年 油彩・キャンバス 60.8×72.9cm 当館蔵

小磯良平《花》1960年 油彩・紙 77.6×57.4cm 当館蔵
本章では、画家たちが室内の一角をとらえた作品を展観し、ドラマチックな光の効果と色彩に彩られた光景をご覧いただきます。また、画家たちにとっての特別な「室内」である「アトリエ」にまつわる作品や、小磯が物語の一場面を生き生きと描写した新聞小説の挿絵原画もご紹介します。

小磯良平《室内》1976年 水彩・紙 56.5×56.5cm 当館蔵
小磯良平は人物をはじめとするモチーフとその周囲の空間に差し込む光を卓越した描写力で捉え、優美な女性像に代表される清新な人物画の数々を生み出しました。本章では小磯芸術の根幹をなす人物画とその光の表現に改めて焦点を当てます。油彩やパステルによって描かれた作品を年代順に展観し、小磯が光を描き出す手法とその変遷をご覧いただきます。

小磯良平《横臥裸婦(A)》 1956年 油彩・紙 57.3×77.6cm 当館蔵

小磯良平《室内のバレリーナ》1967年 油彩・キャンバス 90.7×90.8cm 当館蔵
〒658-0032神戸市東灘区向洋町中5丁目7
※六甲ライナー「アイランド北口駅」下車すぐ
神戸市立小磯記念美術館
各イベントはいずれも参加費は無料ですが入館券が必要です。
展覧会を鑑賞し、お気に入りの作品で自分だけのミニ展覧会をつくりましょう。
展覧会の見どころをゆっくりとしたペースで手話通訳・要約筆記とともに解説します。
ご友人やご家族と、作品について自由にお話ししながらゆっくり鑑賞いただける一日。当館の新たな取り組みです。
展覧会の見どころを学芸員がご案内します。
就学前のお子様をお連れの大人2名まで割引料金(160円)で入館できます。
インフォメーションスタッフが小磯良平のアトリエについて解説します。