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最終更新日:2025年10月22日
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普段生活をする中であなたが「あの人は困っているのかな」「もしかしたら認知症の人かも知れない」と思う人を見かけたときには、どのような点に気を付けて声をかけ、接するとよいでしょうか。
ここでは、認知症の人と接するうえでの大切なポイントをご紹介します。
認知症と思われる人に気づいたら、本人や他の人に気づかれないように、一定の距離を保ちさりげなく様子を見守ります。近づきすぎたり、ジロジロ見たりするのは禁物です。
こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝って動揺させてしまいます。自然な笑顔で応じましょう。
複数で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ1人で声をかけます。
一定の距離で相手の視野に入ったところで声をかけます。唐突な声かけは禁物。
「何かお困りですか?」「お手伝いしましょうか?」「どうなさいました?」「こちらでゆっくりどうぞ」など。
小柄な方の場合は、身体を低くして目線を同じ高さにして対応します。
高齢者は耳が聞こえにくい人が多いので、ゆっくりとはっきりした滑舌を心がけます。早口、大声、甲高い声でまくしたてないこと。その土地の方言でコミュニケーションをとることも大切です。
認知症の人は急がされるのが苦手です。同時に複数の問いに答えることも苦手です。相手の反応を伺いながら会話をしましょう。たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聴き、何をしたいのか相手の言葉を使って推測・確認していきます。
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