東京2020パラリンピック聖火リレー 聖火フェスティバル

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1.パラリンピック聖火リレーとは


 パラリンピック聖火リレーは、「パラリンピック聖火はみんなのものであり、パラリンピックを応援する全ての人の熱意が集まることで聖火を生み出す」というIPC(国際パラリンピック委員会)の理念に基づいて開催されます。聖火リレーで用いられるパラリンピック聖火は、イギリスのストーク・マンデビルと開催国内各地の複数箇所で採火される炎から生み出されます。炎は、人々がパラリンピックを応援する熱意の表れとされ、実際の炎に限らず、SNS等を活用したデジタルの炎も認められています。
 こうして各地で採火された炎は開催都市で一つに集火され、パラリンピック聖火として、リレーの形で開催都市を巡ります。

▼東京2020パラリンピック聖火リレーの詳細はこちら
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/paralympics/torch/about/(外部リンク)

2.採火式

 パラリンピック聖火リレーのための炎の誕生のことを「採火(さいか)」と呼びます。

 全国各地で、それぞれの共生社会への思いが込められた炎がオリジナルの方法で採火されますが、神戸では、8月14日(土曜日)に東遊園地にて阪神・淡路大震災の被災10市10町を巡って運んだ種火と、47都道府県から寄せられた種火を一つにして灯された「1.17希望の灯り」から採火しました。採火した火は「東京2020パラリンピック聖火神戸希望の火」と名付けています。

神戸での採火式(概要)

日時:令和3年8月14日(土曜)午前10時15分から
場所:東遊園地(神戸市中央区加納町6丁目4)
採火者:永尾嘉章(パラ陸上、パラリンピック日本人最多7大会出場・アテネパラリンピック陸上4×100m(T53・54クラス)銅メダル獲得)
▼採火式の様子についてはこちらからご覧いただけます(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=eYMPpM1sb2U(外部リンク)

3.聖火ビジット

 8月14日(土曜)に東遊園地の「1.17希望の灯り」から採火した「神戸希望の火」の展示イベント(聖火ビジット)を神戸ハーバーランドumieとしあわせの村で行いました。

(1)神戸ハーバーランドumie

8月14日(土曜)に神戸ハーバーランドumieのセンターストリートにて、聖火ビジットを行いました。
聖火ビジット(umie)パネル展示
 

(2)しあわせの村

8月15日(日曜)にしあわせの村の本館・宿泊館ロビーにて、聖火ビジットを行いました。聖火ビジット(しあわせの村)パネル展示

4.集火式

 8月16日(月曜)に、神戸総合運動公園陸上競技場で「聖火フェスティバル」が開催され、兵庫県内41市町から集めた火をひとつにする「集火式」および、開催都市へ送り出す「出立式」が実施されました。
 神戸市からは神戸市身体障害者団体連合会の高野清(「高」は、はしごだか)理事長がランタンで「神戸希望の火」を運びこみ、各市町の代表が旧五国(摂津、丹波、但馬、播磨、淡路)ごとに火を集めた後、永尾嘉章さんと、竹下佳江(元バレーボール女子日本代表でロンドン五輪銅メダリスト)さんら5人が、ステージ中央の聖火皿に点火し「兵庫の火」を完成させました。
 その後、伊藤真波(元パラ競泳選手で、北京・ロンドンパラリンピック日本代表)さんがトーチに「兵庫の火」を灯し、東京に向けて出発しました!
高野理事長集火式

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文化スポーツ局国際スポーツ室