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ぜんぶ出し切る。24人で、35人以上の声と気持ち。 ~第92回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール出場決定!桂木小学校「HAPPY合唱団」インタビュー~

最終更新日:2025年10月6日

ページID:81706

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神戸市北区にある桂木小学校の「HAPPY合唱団」が、NHK全国学校音楽コンクールの「近畿ブロック」で1校のみが獲得する金賞に輝き、昨年に引き続き全国コンクールへの出場を決めました。本当におめでとうございます!

平成10年に創立した桂木小学校で、創立当初に発足した歴史ある合唱団。いまは顧問の室屋尚子先生と児童たちが、毎日一生懸命練習に励んでいます。

4度目の出場となる全国コンクールは、10月12日(日曜)に東京のNHKホールで開催。「念願の賞を獲る!」目標に挑むみなさんの想いをたっぷり聞くために、本番直前の練習時間にお邪魔しました。

集合写真

あいさつも「美しいハーモニー」で

北区役所:桂木小学校HAPPY合唱団のみなさん、こんにちは。

合唱団 :こんにちは~~~♪

北区役所:美しいハーモニーにのせて挨拶してくれたのは初めてです。みなさんの学年は小学校4~6年生ですか?

合唱団 :そうで~す♪

北区役所:みなさんがほんとうに楽しく合唱に取り組んでいるのが伝わります!みなさんはどのようなきっかけで合唱団に入ったの?

児童① :わたしは小学校3年生のときにはじめて合唱団の歌声を聞いてめちゃくちゃ感動しました。わたしもこういうふうになりたいと思って練習して、今は頑張ってきれいな声を出せるようになりました。

北区役所:すごい!練習は週にどれくらいしていますか?

室屋先生:コンサートの直前は週に6日ほどです。土曜日や日曜日も練習します。

北区役所:毎日練習して、のどを痛めたりはしない?

合唱団 :お腹で歌うので、のどを痛めることはないです。

室屋先生:さっそく合唱を聴いていただきましょう。
NHK全国学校音楽コンクールの「小学校の部」課題曲の「あおい天使」、そして自由選択曲の「三味線師匠のひとりごと」を披露していただきました。

とびきりの笑顔、笑顔、そして笑顔。美しいハーモニーと力強い歌声が、音楽室を包み込みました。
歌唱全体

24人で35人分以上の声も、気持ちも、ぜんぶ出し切りたい。

北区役所:ほんとうに素晴らしい合唱をありがとうございます!先ほどみなさんに披露していただいた曲は、とても物語性があって、いろんな感情や感じ方を得られると思いました。でも、とっても難しい曲に挑戦しているのかな…と。どういったところが難しかったり、いま工夫していたりすることを教えてください。

児童② :とくに2曲目は、津軽三味線の名人・高橋竹山さんの「三味線師匠のひとりごと」です。高橋さんの修行の様子、身体が凍えて辛い状態、そして「うれしい」という気持ちを想像しながら歌っています。

北区役所:もしかして、教室の前に貼り出した壁新聞は、高橋竹山さんのことをみんなで調べたものですか?

児童③ :そうです。高橋さんのことをもっとよく知るために、「津軽」「青森の自然」「青森の四季」「三味線について」「高橋竹山のおいたち」「高橋竹山と三味線の関わり」に分かれて自分たちで調べました。

北区役所:頭が上がりません…。歌の背景や、どういった想いでつくられた歌なのか、みんなで調べて共有して歌声に載せて表現しているということですね。そうしたなかで、皆さんはNHK全国学校音楽コンクールに向けて、どのような想いで練習を続けていますか?

児童④ :わたしは6年生として、さらに県や近畿ブロックの代表として、責任ある行動と結果を残したいです。

児童⑤ :いままでずっと全国大会に出たいという目標でやってきたので、次の目標は賞を獲れるようにがんばることです。

児童⑥ :去年よりも10人くらいメンバーが少なく、いまは24人です。じつは全国大会に行けるか不安だったから、去年の10倍くらい練習しました。近畿ブロック大会で金賞を獲れてうれしかったけど、調子に乗らずにもっとがんばって、全国大会で銅賞以上を目指します。

室屋先生:合唱の舞台に上ることができるのは最大35人で、多くの学校はこの定員数をそろえてきます。だからわたしたちは、24人で35人分以上の声も、気持ちも、ぜんぶ出し切りたいと思っています。

児童⑦ :いまは人数が少なくても大きな声で歌えているから、賞に入るようにがんばります。

児童⑧ :「全国大会に行けたからいいや」じゃなくて、全国大会の観客に楽しんで聴いてもらえるようにしたいです。

児童⑨ :全国大会のホール(東京・NHKホール)は声が響きにくいので、とにかくみんなに響く声を届けたいです。

児童⑩ :生で歌声を聴いてくださるひとにも、テレビで聴いてくださる方にも、私たちの合唱で「HAPPY」を届けたいなと思います!

北区役所:みなさんの全国大会に対する熱い想い、ひしひしと伝わりました。最後にこっそり聞きたいのですが、全国大会の東京遠征で楽しみにしていることを教えてください。

合唱団 :前日までの準備が楽しみ!でもみんなで銭湯に入ったり、新幹線でお菓子を食べたり、ホテルの夜ご飯を食べたり、みんなで寝たりするのもめちゃくちゃ楽しみ!

北区役所:最後にとってもすてきな回答をいただきました(笑)

合唱団 :ありがとうございました~♪
歌唱①歌唱②
歌唱③

歌を通じて学ぶこと~感謝と分かり合う心~

合唱団のみなさんが帰った後、顧問の室屋先生にお話を聞きました。

北区役所:実際、前に立って喋ることや気持ちを表現するのはとても大変なことだと思いますが、今日もみんなたくさん手を挙げて、ちゃんと自分の言葉で説明してくれました。

室屋先生:歌うという表現が児童を突き動かしていると思います。ただ、表現として「歌う」だけではなくて、歌うことが「喋る」こと、「意思疎通する」ことにも繋がると意識してもらうようにしています。歌が上手になるのではなく、歌を通じて感謝することや分かり合う心も成長してほしいと思っています。

北区役所:たしかに合唱団のみなさんと挨拶を交わすだけでもすごくいきいきとしているのが伝わります。そして桂木小学校HAPPY合唱団の「HAPPY」の由来も、今の話とつながってくるのですね。

室屋先生:そうですね。「歌う人も聞く人も、幸せになれる」ということを目指しています。その気持ちも合唱団全体で共有されていると思います。わたしは平成2年から、各小学校でずっと合唱団を作り続けてきました。たまたまわたしと児童がめぐり合って、いまのかたちが作られてゆく。そんな出会いをずっと大事にしていきたいと思います。
室屋先生手を挙げる

全国大会直前の忙しいなか、インタビューを受けていただきありがとうございました。
全国コンクールまであと少しですが、北区役所も全力で応援しています!

お問い合わせ先

北区総務部地域協働課 

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