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区長の日記(2024年度)

最終更新日:2024年4月25日

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第60回灘区子ども会連合会総会に出席して感じたこと(4月25日)

第60回の灘区子ども会連合会総会に出席させていただきました。

灘区子ども会連合会は、1964年に設立され、長きにわたり灘区の子ども達の成長にご尽力していただいています。小林会長のご挨拶では、ご自身が子どもであった設立当時の頃のお話から、現在の子ども会活動を取り巻く状況や課題についてまで述べられていました。

お話を伺いながら、子ども会活動によって「学年を超えた子ども達の繋がりができること」や「地域との関わり合いのなかで成長できる機会を生み出していること」、そして「地域への愛着を育んでいくこと」という点を改めて感じました。

また、少子超高齢化社会の到来、人口減少や近所付き合いの希薄化といった現在の状況のなかで、子ども会活動に参加する方や子ども会そのもの団体数も減ってきていること等について問題意識を強く持たれていることが伝わってきました。

昨年度の事業報告、今年度の事業計画等の審議が終了した後に、区内の5つの子ども会がそれぞれの活動状況について情報交換する場がありました。

それぞれの地域で活動内容は異なりますが、各子ども会では、「だんじり」など地域のお祭りや、児童館等の施設活動などを通じた「つながり」を大事しながら子ども会活動を展開されていることがよくわかりました。また、より多くの子ども達に参加してもらいたくても活動のお世話をしてくれる人がいなくてできないというお話も聞かせていただきました。

今回伺った子ども会活動に関する事柄は簡単に解決できるものではありませんが、子ども会の方々と悩みを分かち合いながら、区役所の「強み」である各種団体や大学生とのネットワークを少しでも活かせる場面があれば今後とも積極的に関わっていきたいと考えています。

子ども会を含む地域社会の方々とともに区役所も子ども達がより健やかに成長できるように取り組みを進めていきたいと思います。
灘区子ども会連合会会報
灘区子ども会連合会_会報(PDF:1,323KB)

神戸市立自然の家のリニューアルオープンと摩耶山での地域の活動(4月23日)

摩耶山エリアにある「神戸市立自然の家」が4月13日にリニューアルオープンしました。これまで恵まれた自然環境のもとで小中学生の自然学習や野外活動の拠点として運営されてきました。

このたび、一般の方にも利用していただけるように、オートサイトなどのテント施設の充実が図られたほか、登山客などにも立ち寄っていただける休憩所・カフェが設けられました。
自然の家テントサイト
オープンに先立って市長や市会議長も出席された記念式典が行われました。私も地元の区長として、「摩耶山を守ろう会」の小野会長、「摩耶山再生の会」の小林会長とご一緒に出席させていただきました。式典では、小野会長が地元を代表してご挨拶され、摩耶山に対する地域の「思い」や地域の活動のなかでの「神戸市立自然の家」の重要性などをお話されました。
自然の家式典
「神戸市立自然の家」は様々な形で地域のこども達や学校で利用されてきましたが、「摩耶山を守ろう会」では、毎年10月ごろに「まや山ファミリーアドベンチャー」という子ども連れのご家族向けのイベントを行っています。昨年度は工事中のため利用できませんでしたが、今年は「神戸市立自然の家」の運営事業者のご協力もあり、リニューアルされた「神戸市立自然の家」で従来通り行うことができる見通しと伺っています。
自然の家カヌー
お二人の会長と一緒に施設を回りましたが、これまでの自然に親しめる施設の「良さ」は活かしながら、トイレ・シャワー等が充実したほか、子ども向けのトランポリンも設置されるなど利用者のニーズに即した工夫がされていました。

自然の家シャワールーム

自然の絵トランポリン

摩耶山の自然との調和を図りながらのこうした取り組みの積み重ねで、摩耶山の魅力がより増していくものと思います。

「まや山ファミリーアドベンチャー」をはじめ、「摩耶山を守ろう会」等の活動については灘区役所のホームページ等でも発信していますので、ぜひご覧ください。

第29回なだ桜まつりへ多くの方にご来場いただきありがとうございました(4月12日)

桜の見頃を迎えた都賀川公園で今年も「なだ桜まつり」が開催され、多くの方にご来場していただきました。「なだ桜まつり」は、「都賀川を守ろう会」の花見から発展したもので、区内の各種団体、地元企業、行政機関との協働で区民の方の交流の促進や地域の活性化を目的に開催されています。

灘区内には桜を楽しめる場所が多くあり、灘百選のひとつとしても親しまれている「なだ桜まつり」は、灘区の春の風物詩として定着し、毎年多くの区民の方で賑わっています。
なだ桜まつり
今年も地元の鬼塚太鼓の方々の力強い演奏で始まったステージですが、最後の婦人会の方々の踊りまで様々な団体が出演し、音楽やダンス等を披露していただきました。また、会場内には、地元の各団体の方々が食べ物やゲームのブースを数多く出店していただきましたが、昨年同様に長い行列ができたり、早い時間に食べ物が売り切れしてしまうブースもあるなど、大変賑わいました。

なだ桜まつり(ステージ)

なだ桜まつり(ブース)

今回の特徴としては、これまで以上に次世代の若者と一緒に「なだ桜まつり」を盛り上げていきたいという趣旨で、ステージ司会と手話通訳に地元の神戸大学の学生の方に担ってもらったほか、ブース運営にも公募で集まってくれた学生ボランティアの方々に協力をいただきました。

なだ桜まつり(学生ボランティア手話司会)

なだ桜まつり(学生ボランティアわなげブース)


私自身は、ステージでのオープニング時のご挨拶のあと、各ブースや灘区歯科医師会・灘区薬剤師会主催の健康相談の会場(灘区民ホール)を訪問したほか、当日開催されていた水道筋エリアの商店街・市場のイベントを見に行くなど会場や会場周辺を回っていました。

そうしたなかで、杖などの忘れものを届けに来てくださったり、迷子を連れてきてくださった来場者・関係者の方等、様々な方と遭遇することができました。「なだ桜まつり」は今回が29回目という長い歴史を持っていますが、「ちょっと気配り灘のまち」という灘区の魅力を広めていこうという面も引き継がれてきています。今回、そのことを改めて思い起こしました。

灘区役所では、学生・若者の方の地域活動への参加支援・促進にも力を入れていきたいと考えています。灘区には、長年にわたって引き継がれている地域の手作りのイベントが多くあります。地域活動に参加くださる次世代を担う方々にも、地域の方々が長年培ってきたイベントや取り組みの中に込められた「気持ち」も汲み取ってもらえるように工夫してきたいと思います。

神戸楽生会主催の第22回グラウンドゴルフ大会に参加しました(4月10日)

小中学校が春休みに入った4月4日(木曜)、雨上がりの王子スタジアムで神戸楽生会主催のグラウンドゴルフ大会が開催されました。
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昨年度は雨天のため中止となり今回は5年ぶりの開催となりました。前日まで雨が降っていたことや、久しぶりの大会となったこともあり、神戸楽生会の方々は今回の準備に大変ご苦労されたと思います。また、灘区老人クラブ連合会の方々の協力もいただいて、今回は区内の子ども達やシニア世代の方々あわせて約120名の方に参加していただくことができました。
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私も始球式の後、参加チームに混ざり、1ラウンドだけプレーさせていただきました。ここではスコアは伏せておきますが、ホールポスト周りで苦戦してしまい、次回に向けて練習を積む必要があると感じました(笑)。一緒にプレーした方々は親切に教えてくださり、世代を超えて楽しめるグランドゴルフの良さを改めて感じました。
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他のチームがプレーしているところも拝見しましたが、一緒にラウンドしているシニア世代の方々が楽しそうにプレーしている子ども達をやさしく見守っている姿が印象的でした。

最近は核家族化やご近所づきあいの変化により、世代を超えた交流の場が少なくなっていますが、グラウンドゴルフを通じて関係者の方々がこのような交流の場を作ってくださったことに、区長として感謝しています。

参加した子どもたちにとって、春休みの良い思い出になっていると思います。また同時に灘区という地域の温かさや子ども達に対する思いも感じ取ってもらえたと思います。

灘区社会福祉協議会の新たな飛躍に向けて(4月4日)

灘区社会福祉協議会の2024度予算等に関する理事会が行われました。

今回の理事会は、2024年度における事業計画や収支予算案などのほか、2025年4月1日に神戸市社会福祉協議会との合併に関する議案も含まれていましたが、熱心に審議していただいたうえですべて滞りなく承認されました。

神戸市内の各区社会福祉協議会や神戸市社会福祉協議会の理事会でも同様の審議が行われ評議員会での審議など所定の手続が行われたうえで決定されることになっています。

この合併については約2年の間、関係者間で様々な視点から議論がなされていましたが、各区社会福祉協議会で担っていた法人運営業務や児童館業務を合併先の神戸市社会福祉協議会に集約することで、各区社会福祉協議会が地域での福祉活動にこれまで以上に関わることができる環境を整えることにつながると思われます。

2024年度は2025年度の灘区社会福祉協議会の「新たな飛躍」へ向けた「いわば準備期間」になる重要な年ということになります。区役所も関係者の方々と一緒に今回の新体制の移行が実際の福祉活動の中で実を結ぶように協力していきたいと思います。

また、灘区社会福祉協議会では、水道筋エリアに設置した「みんなのてらす」を活用した共生の居場所づくりに着手していますが、2024年度からは本格的に取り組んでいくことになっています。

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こうした取り組みについても区役所も含めて地域社会全体で盛り上げていければと考えていますので区民の方々にもご理解と協力をよろしくお願いします。

灘区の自然と文化を守るための地域の取り組み(4月2日)

春の「お出かけ日和」の天候が多くなってきました。
そういったなか、都賀川や摩耶山では、地域の方々による自然と文化等を守るための取り組みが行われました。

都賀川では、朝から「都賀川を守ろう会」の方々や趣旨に賛同したボランティアの方々が都賀川の清掃活動をされました。自治会などのほか、地元の企業、大学生など幅広い世代の方々も参加され、徐々にボランティアの活動の「輪」が広がっているように感じました。「都賀川を守ろう会」の方々は、そうしたボランティアの方々にゴミ袋、ゴミばさみ、手袋のほか飲み物まで用意され、ありがたく感じました。私自身も少し早めに都賀川に行き清掃活動に参加しましたが、2、3日前の降雨で川の水量が多く、川岸から離れたところに投棄されたゴミを取るのに苦労しました。

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この「都賀川を守ろう会」の清掃活動は年5回実施されます(5・7・10・12・3月の後半の土曜日9時30分~)。詳しくは、区役所のホームページ等でお知らせしています。手ぶらで結構ですので、動きやすい服装でお気軽に参加していただければと思います。

なお、4月6日(土曜)には「なだ桜まつり」が都賀川公園で開催されますが、来訪者の方々が楽しく気持ちよく過ごしていただけるように地域の方々やボランティアの方々がご尽力されていることも現地で感じ取っていただければ、ありがたいです。

この日は、摩耶山では摩耶山観光文化協会主催の「摩耶詣祭~摩耶山の春山開き~」が行われました。昔、近郊の家で飼っている馬を摩耶山の天上寺に連れて参詣して1年間の馬の息災と家の無事繁栄を祈願する風習があったそうです。これをルーツに「摩耶詣」が時代の変遷の中で形を変えながら現在に引き継がれています。そして2002年(平成14年)から「摩耶山の春の山開き」を兼ねた行事となっています。

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天上寺から掬星台まで当時の摩耶詣を連想させるような馬(六甲山牧場の協力)を連れた一行がパレードを行い、掬星台に到着後、様々な伝統的な行事が繰り広げられました。掬星台では、地域の方々が、迫力ある「だんじり囃子」の演奏や摩耶鍋の販売などをされていました。春山開きの締めくくりでは恒例となっている「餅まき」に「摩耶山を守ろう会」の方々と一緒に私も参加させていただきました。

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昨年も参加しましたが、天気も良くハイカーの方々も多く足を止めていただき会場の掬星台は昨年以上の賑わいを見せていました。

摩耶山そして掬星台は、今回の春山開きをスタートに1年を通じて様々なイベントが展開されていきます。今シーズンも多くの人々に摩耶山を訪れていただき、日常生活で味わえない憩いやくつろぎのひと時を感じてとっていただければと思います。それと同時に摩耶山の自然や史跡を守ろうとしている地域の方々の気持ちを汲み取っていただければ幸いです。4月27日(土曜)には、「摩耶山を守ろう会」主催のクリーンハイキングが開催されます。詳細は区役所のホームページにございますが、参加者には掬星台でお楽しみ抽選会もあります。4月11日(木曜)まで募集していますので奮ってご参加ください。

日曜窓口のご利用をご検討ください(4月1日)

神戸市の各区役所では、引越しされる皆さまの負担を少しでも軽減するため、特別な体制をとって3月の最終日曜日である31日と4月の最初の日曜日である7日に住民異動届等の手続きを取り扱っています。3月31日(日曜)は来庁者の方に概ねスムーズにご利用していただき終了しました。これから住民異動届等の手続きを行う予定の方は、4月7日(日曜)の日曜窓口のご利用もご検討ください。

また、引越し関連手続きは、毎週木曜日は19時45分まで受け付けており、4月4日(木曜)はそちらも利用できます。

4月1日(月曜)もそうですが、引越しシーズンになると日曜日の翌日である月曜日を中心に引越しの手続きのため、多くの方が区役所に来られます。
みなさまの待ち時間を減らすように工夫しています。ホームページ「灘区なう」に掲載している窓口の混雑状況も参考に、お越しください。

詳しくは以下のページをご覧ください。

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お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課