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こうべキッズ百科:交通(鉄道・新交通システム)

最終更新日:2019年11月1日

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新交通(しんこうつう)システムは、コンピュータによって無人(むじん)で運転(うんてん)している、新(あたら)しい交通の仕組(しくみ)のことです。

神戸(こうべ)では、三宮(さんのみや)とポートアイランドや神戸空港(くうこう)とを結(むす)ぶ「ポートアイランド線(せん)」のポートライナーと、住吉(すみよし)と六甲(ろっこう)アイランドを結ぶ「六甲アイランド線」の六甲ライナーの2つの新交通が運転(うんてん)しています。

ポートアイランド線が運転をはじめたのは1981年(昭和(しょうわ)56年)で、日本(にほん)ではじめての無人(むじん)運転のシステムでした。

六甲アイランド線の運転は1990年(平成(へいせい)2年)からはじまりました。

日本には、飛行機(ひこうき)、船(ふね)、新幹線(しんかんせん)、鉄道(てつどう)、バスなど、さまざまな交通機関(こうつうきかん)があります。
ところが、道路(どうろ)が渋滞(じゅうたい)したり交通事故(じこ)が増(ふ)えたり、騒音(そうおん)や排気(はいき)ガスなどの公害(こうがい)によって、生活環境(せいかつかんきょう)が悪(わる)くなっています。これらの問題(もんだい)を解決(かいけつ)するためにつくられたのが、新交通システムです。

新交通システムは電気(でんき)で走(はし)るので、大気汚染(たいきおせん)、騒音など公害の心配(しんぱい)がありません。
電車(でんしゃ)ほどではありませんが、バスより多(おお)くの人(ひと)をより早(はや)く運(はこ)ぶことができます。また、専用(せんよう)の線路を走(はし)るので事故の心配もなく、時間通(じかんどおり)に運転することができます。

2011年(平成23年)現在(げんざい)、ポートライナーは1日(にち)あたり約(やく)6万人(まんにん)の人々に、また六甲ライナーは約3万3000人の人々に利用(りよう)されています。

神戸新交通「ポートアイランド線」(ポートライナー)

ポートライナー1神戸新交通「ポートアイランド線」はポートライナーとよばれています。
1981年(昭和56年)に運転がはじまりました。

日本で初(はじ)めての、コンピュータによる無人(むじん)運転で走る鉄道で、三宮からポートアイランドや神戸空港(くうこう)を結ぶためにつくられました。
現在では、三宮から神戸空港までの間(あいだ)が、約18分で結ばれています。

1981年(昭和56年)に開かれた「ポートピア'81」という博覧会(はくらんかい)の時(とき)には、たくさんの人を会場(かいじょう)に運びました。

ポートアイランドに住(す)んでいる人やバンドー神戸青少年科学館(せいしょうねんかがくかん)、病院(びょういん)、神戸空港へ行く人など、毎日(まいにち)たくさんの人をポートアイランドへ運ぶ大切(たいせつ)な役目(やくめ)をはたしています。

2010年(平成22年)には、約2140万人がポートライナーに乗車(じょうしゃ)しました。

ポートライナー(神戸新交通株式会社)のホームページへ(外部リンク)

ポートライナー2(JPG:76KB)

神戸新交通「六甲アイランド線」(六甲ライナー)

六甲ライナー1神戸新交通「六甲アイランド線」は六甲ライナーとよばれています。
1990年(平成2年)に運転がはじまりました。

住吉駅(すみよしえき)で、JR東海道本線(とうかいどうほんせん)と、魚崎(うおざき)駅で阪神(はんしん)電鉄と、それぞれ連絡(れんらく)しています。

長(なが)さ4.5キロメートルの間に6つの駅があります。住吉駅からマリンパーク駅までは、約10分で結ばれています。

ポートライナーと同じく、コンピュータによる無人運転で走る鉄道です。
主に六甲アイランドに住んでいる人や、働(はたら)いている人に利用されています。

2010年(平成22年)には、約1200万人が六甲ライナーに乗車しました。

六甲ライナー(神戸新交通株式会社)のホームページへ(外部リンク)

六甲ライナー2(JPG:54KB)