トラウマの理解とこころのケア

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悲惨な体験の後には、気持ちやからだに思いがけない、いろいろな変化が起こります。

こうした変化は、態度、しぐさ、表情、口調など、さまざまな面に現れます。
しかし、それらの多くは、あたりまえの反応です。からだと同様にこころの健康状態も、安全、安心、安眠と栄養さえ確保できれば、自然に回復する事がほとんどです。

次のような気持ちやからだの変化が予想されますが、多くの場合、時間の経過とともに、次第におさまってきます。心配しすぎる必要はありませんが、こういった状態が続いて困る時には、相談してみてください。

 

初期(ほぼ1ヶ月以内) 中期(初期以降)  
態度が落ち着かない。じっとできない。 ささいな物音、気配にハッとする。
こわがる。おびえる。 警戒したような態度を取る。
しがみつく(こどもの場合)。 悲惨な情景をたびたび、ありありと思い出す。
こども返り(退行)をしている。 夢に見てうなされる。
話がまとまらない。 悲惨な情景を思い出させる場所、物、人、
話題を避けようとする。
涙もろい。 気分が憂うつである。
怒りっぽい。イライラしている。 眠れない。
周囲からの働きかけに対して、反応が鈍い。 酒の量が増えた。
記憶があいまいである。
眠れない。
頭痛、吐き気、めまい、耳鳴り。
息苦しい。動悸がする。

 

回復のヒント

自分のために

 
休養 からだにも、こころにも、休養が一番のくすりです。
睡眠 夕方以降につらい事を考えると、睡眠リズムが乱れやすくなります。午前中や昼間にはいろいろ思い浮かべても、夕食後はできるだけゆったりとした気持ちで過ごしましょう。
相談 一人で考え込まずに、身近な人に相談しましょう。電話相談も上手に利用しましょう。
 

身近な人のために

気持ちの発散や整理には、話を聞くことが一番です。
はげましの声かけよりも、現実の生活を助けることのほうが有効な場合が多いです。
 

こどものために

言葉より、「頼れる大人が、いつもそばにいる」と肌で感じる安心を得ることができるようにしましょう。
 

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