最終更新日:2025年10月8日
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近年、脱炭素社会への移行や持続可能な社会の実現が、世界的な喫緊の課題となっており、2022年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(以下「プラスチック資源循環法」という。)」が施行され、限られた資源を繰り返し利用することで資源循環と経済成長の両立を目指すサーキュラーエコノミーへ移行していくことが重要となっています。
本市では、現在、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(以下「容リ法」という。)に基づいて、容器包装プラスチックを分別収集し、委託事業者の施設で異物除去・圧縮の中間処理を行い、容リ法のリサイクルルート(以下「容リ協ルート」という。) ※1 を活用して資源化しています。
今後、温室効果ガス排出量の削減やごみ減量を図り、さらなる環境負荷の低減に取り組むべく、プラスチックの資源循環を推進するため、容器包装プラスチックと製品プラスチックの一括回収を行うとともに、現状の容リ協ルートだけでなく、プラスチック資源循環法に基づき市が独自に再商品化事業者を選定・国の認定を受けて資源化を行う手法(以下「認定ルート」という。)※2がある中で、本市にとってどの方法が最適か検討しています。
検討にあたって、持続可能なサーキュラーエコノミーの面からも本市財政負担の軽減を含め民間事業者の皆様からご意見を伺うことで、プラスチック一括回収に向けた事業手法や事業スケジュール等の詳細設計に役立てるため、ヒアリングを実施します。
※1:国の指定法人である公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に委託し、再商品化を行う方法(プラスチック資源循環法第32条)
※2:市が再商品化実施者と連携して再商品化計画を作成し、国の認定を受けた認定再商品化計画に基づいて再商品化を行う方法(プラスチック資源循環法第33条)
分別収集されたプラスチックを再商品化する以下の手法により、中間処理または再商品化する事業を実施もしくは計画している法人や法人のグループ。
ただし、次のいずれかに該当する者は除きます。
所定の様式(サウンディング型市場調査参加申込書等)に必要事項を記入のうえ実施要領に記載のメールアドレス宛に御提出ください。詳細は実施を御覧ください。
実施要領の公表 | 2025年10月8日(水曜) |
質問の受付期限 | 2025年10月21日(火曜) |
質問への回答の公表 | 2025年10月24日(金曜) |
参加申込書・概要書の提出期間 | 2025年10月27日(月曜)から10月31日(金曜) |
調査の実施 | 2025年11月10日(月曜)から11月13日(木曜) |
実施結果概要の公表 | 2025年12月下旬 |
サウンディング型市場調査とは、行政と事業者との意見交換を通じて、公共用地の事業に対する様々なアイデアや意見を把握する調査のことです。
事業検討の早い段階でのサウンディング型市場調査の実施により、市場性の把握やアイデアの収集、今後、事業者募集を行う際の公募条件の事前整理が可能となるなどのメリットがあります。
更に、事業検討の段階で、広く対外的に情報提供することにより、当該事業への事業者の関心を高めるメリットもあります。