ナイトタイムを楽しむ仕掛けを充実させるために、神戸ファッションプラザの外壁を活用し、プロジェクションマッピングを行っています。
2021年2月に策定したまちの将来像の具体化に向けた取り組みの1つとして、2024年4月26日(金曜)から投影を開始しています。
所在地
神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1(神戸ファッションプラザ西側)
主な交通機関
六甲ライナー「アイランドセンター駅」より徒歩約1分
投影日
毎週金土日及び祝日
※8月のみ毎日
※イベント開催に伴い、上記の投影日以外にも投影を行うことがあります。
投影時間
5~8月:19時30分~22時00分
9・10月:19時00分~21時30分
11~1月:18時00分~21時30分
2~4月:19時00分~21時30分
投影コンテンツ
- 毎時00・30分~:季節のコンテンツ(3分×2回)※同じ映像が2回
- 毎時15・45分~:海のコンテンツ(1分×2回)※2回とも異なる映像
投影コンテンツの概要
神戸の四季を表現した季節のコンテンツ(4種類、各3分)
春のコンテンツ
六甲アイランドで毎年開催されるチューリップ祭り・バラ祭りをイメージした春らしい演出や、特徴的な外壁の形を活かした映像など、見る人をワクワクさせるような仕掛けがたくさん詰まった作品です。
夏のコンテンツ
太陽の光の中から現れた妖精が、夏らしい風景や神戸の名所を冒険し、夏のひとときに賑わいの光をもたらします。ファンタジーの世界がテーマとなっており、お子様にも楽しんでいただける作品です。
秋のコンテンツ
六甲アイランドで開催されるハロウィンイベントや、秋の六甲山などをモチーフに、魅力的な神戸の秋を大迫力の画面で楽しんでいただける作品です。
冬のコンテンツ
建物を機械仕掛けに見立てた演出や、UFO型の建物をモチーフに宇宙へ飛び出すような映像など、冬の夜空をきらびやかに彩る作品です。
海をイメージしたコンテンツ(5種類、各1分)
建物を大きな水槽に見立て、海の生き物たちが泳ぐ姿を表現します。
(登場する生き物:イルカ、クジラ、シャチ、スナメリ、タコほか)
時報コンテンツ(8種類、各15秒)
2024年10月から開設したプロジェクションマッピング作品制作講座に参加した学生が、現地に流れる時報コンテンツを作成しました。各自のアイデアやスキルを存分に生かし、一定の時間になると、楽しく賑やかに時間を告げます。
19時30分 「神戸naじかん」-船で楽しむ神戸のステキな旅-
- 制作者:京都精華大学 ヨコヤマゼミ(平井千聖・菅原優斗・チンカン・藤田菜愛・山本優衣)
- コメント:神戸の魅力がギュッと詰まった15秒の映像です。六甲アイランドを中心に、神戸の見どころや文化の楽しさを、短い時間の中でコンパクトに感じてもらえる作品にしました。
19時45分 lock eyes with 六アイ
- 制作者:義務教育スキッパー(兵庫県立長田高等学校 鴨谷惟名世・S高等学校 小田泰陽・大阪YMCA国際専門学校 平田平良)
- コメント:六甲アイランドは埋め立てによって作られた人工島。そのまっさらな地面に次々と建物が建ち、発展してきた歴史を表現しました。画面中央を駆ける六甲ライナーの軌道にはちょっとしただじゃれも!?ぜひお楽しみください!
20時00分 飛び込もう、和の世界へ
- 制作者:関西学院大学 SHADECOR(尾上智哉・山口弥海・山口乃亜・中島希天・瀬川湧斗)
- コメント:国際色豊かなまち、六甲アイランドに日本の美をお届けします。水引がほどけ封筒が開くところから旅は始まり、和室の先にある彩の間を目指して駆け抜けます。古来から続く様式と今この瞬間を知らせる時報の対比を表現した作品です。
20時15分 おかえり
- 制作者:京都女子大学 廣田佳乃
- コメント:旅先から家へ帰ると安心感が湧きます。今回は、その安心感から「神戸っていいな」と感じさせることに加え、多文化の共生する港町・神戸を意識し、船旅で世界と繋がるワクワク感を忘れない幻想的な作品を制作しました。
20時30分 くらげのたより
- 制作者:成安造形大学 山田倖大
- コメント:海の近くにある六甲アイランドから着想を得て海の生物をテーマとした映像にしました。時報の時刻が夜であることから、夜の静かな空を海の生物が優雅に泳ぐ姿で夜の雰囲気を表現しました。
20時45分 ページをめくると広がる神戸
- 制作者:京都女子大学 新井 理子
- コメント:絵本の世界×神戸の街をコンセプトに、1人の女の子が絵本になった神戸の街を探検し、そこで見つけた星が時間に変化するという物語を表現しました。わくわくする幻想的な体験を見ている人に届けたいです。
21時00分 Fall World
- 制作者:関西学院大学 SHADECOR(末廣大樹・吉田奈生・岩崎蒼汰・南柊成)
- コメント:ルーレットの目が合わさり見える世界__神戸港の海とその色とりどりの夜景のネオン調。波間に漂う静けさ、そして夜の風沈む海底のざわめき。偶然が紡ぐ、光と影の瞬間の美の物語。
21時30分 same as usual
- 制作者:京都女子大学 山崎日茉理
- コメント:これからも六甲アイランドで人の暮らしの輝きが絶えないよう、「帰ってきたい場所」をテーマに、リビングのあたたかな照明と生活の音を表現しました。
投影前ジングル
投影作品が流れる前に、通り行く人に呼びかけるようなジングル作品を、神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校の学生が作成しました。ぜひ投影作品と合わせてお楽しみください。
毎時00・30分~ 「UTOPIA」
作者:あさひ
「自然豊か」「明るく爽やか」という六甲アイランドの特徴をイメージし、民族楽器などを使用しながら、明るいリズムで聴きやすいメロディに整えられた、数秒で六甲アイランドの良さが伝わるようなジングルです。
毎時15・45分~ 「cher bruit」
作者:大本悦司
フランス語で「愛すべき喧騒」という意味で、文化が集まる場所である六甲アイランドの、現代的でありながら自然豊かな空気感に寄り添うような、高音を活かしたシンプルで覚えやすいメロディのジングルです。
プロジェクションマッピング作品コンテスト「KOBE Projection Mapping Award」
夜の賑わいづくりとともに、将来のクリエイター育成を図るために、同プロジェクションマッピングを活用し、全国の学生・クリエイターを対象とした作品コンテスト「KOBE Projection Mapping Award」を初開催します。
日本を代表するプロデューサーなどを審査員に迎え、最優秀作品・優秀作品への表彰を行います。また、現地での1年間の投影なども予定しております。映像スキルの向上や自身の作品を多くの方に見てもらう機会として、ぜひご活用ください。
対象
全国の学生及び若手クリエイター(35歳以下)
募集期間
2024年10月10日(木曜)~2025年1月31日(金曜)
スケジュール
作品募集開始 |
2024年10月10日(木曜) |
作品募集終了 |
2025年1月31日(金曜) |
作品選考 |
2025年2月1日(土曜)~ |
上映作品発表 |
2025年2月中旬 |
作品上映会※ |
2025年3月初旬(予定) |
※ナイトタイムを楽しむ新たなイベント「Wonder Island KOBE(仮)」のメインコンテンツとして、コンテストの作品上映会を開催予定
(プロジェクションマッピングを活用した音楽イベントや飲食ブースの出店も実施予定)
審査員
- 株式会社 IMAGICA EEX 代表取締役CEO兼CCO 諸石 治之氏
- 株式会社studio SpaceLab 代表取締役 瀬戸 勝之氏
- MPLUSPLUS株式会社 代表取締役社長兼CEO 藤本 実氏
※その他、数名の審査員について調整中
諸石 治之氏
神奈川県鎌倉市出身。
映像と空間を組み合わせた空間演出および体験設計、プロジェクションマッピングなど、最先端テクノロジーとクリエイティブを融合した事業のプロデュースやクリエイションを行う。東京国際プロジェクションマッピングアワードの企画運営を実施。
瀬戸 勝之氏
兵庫県神戸市出身。
特殊音響効果(3D SOUND/SOUND DESIGN) を得意とし、商業施設や催事会場の音響設備や運営、プロデュースを主軸に活動。特別展示会『The World of Sports オリンピック』の音響監督・サウンドプロデュースを担当し、第35回ディスプレイ産業大賞2016(経済産業大臣賞)を受賞。
藤本 実氏
兵庫県神戸市出身。
自らがダンサーであるという特徴を活かし、ライブパフォーマンスにおいて新しい表現を可能とするシステム開発・舞台演出を実施。研究者、メディアアーティストとして幅広い活動を行っている。東京2020パラリンピック開会式に「光の振付師」として参加。
各賞
最優秀賞(賞金10万円、賞状、表彰楯)
優秀賞(賞金 5万円、賞状、表彰楯)
審査員特別賞(賞状、表彰楯)
募集作品
- 投影時間:1作品1分30秒以内
- テーマ:「WORLD」
神戸市にある六甲アイランドは、多数の外国籍の方が住む国際色豊かな街です。神戸空港の国際化や大阪・関西万博の開催など、周辺で国際的なイベントが数多く控えるタイミングでもあることから、作品のテーマを「WORLD」といたします。皆さま独自の「WORLD」をプロジェクションマッピングで表現してください。
※その他、詳細な内容は以下の公式HPをご覧ください。
公式HP
https://kpma.jp/
プロジェクションマッピング作品制作講座 (募集は終了)
今後の若手クリエーター等の育成の観点から、映像制作のスキルや経験を持っている国内の学生などを対象に、プロジェクションマッピングの作品制作講座を開催します。プロによるサポートのもと映像制作を学びながら作品を完成し、現地に作品を投映します。
講座の概要
本講座は、決められたテーマに基づき、プロ(一般財団法人プロジェクションマッピング協会)のアドバイスをもとに、参加者自身で作品制作を行います。
- 内容:『時報』を作品テーマとして、プロジェクションマッピングを制作します。
- 参加資格:国内の学校に通学する学生など(個人もしくはチーム(最大5人))で、映像制作のスキルや経験を持っている方。
- 参加定員:10チーム(1チーム1~5名)、最大50名程度を予定
- 参加費:無料
※講座はZoom等、基本的にオンラインで開催し、制作は各自の作業スペースで行います。
※詳細はHPを参照してください。
公式HP
https://projection-mapping.jp/news/8241/