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ホーム > 文化・スポーツ > 文化施設 > 神戸の異人館 > 国指定重要文化財「旧トーマス住宅(風見鶏の館)」

国指定重要文化財「旧トーマス住宅(風見鶏の館)」

最終更新日:2026年4月1日

ページID:12476

ここから本文です。

お知らせ

  • 2026年4月1日より、風見鶏の館・萌黄の館2館共通券の価格を650円から800円に改定します。
    みなさまのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
    ※風見鶏の館の入館料500円は変更ありません。

概要

この館はかつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏(Gottffried.Thomas)が自邸として建てた建物です。北野町・山本通地区に現存する洋風建築物の中で、煉瓦壁の建物としては唯一のもので、色鮮やかな煉瓦の色調、石積みの玄関ポーチ、2階部分のハーフ・ティンバー(木骨構造)など、他の洋風建築物と異なった重厚な雰囲気をもっています。

旧トーマス住宅は、1階に玄関ホール、応接間、居間、食堂、書斎があり、2階は夫妻の寝室、子供部屋、客用寝室、朝食の間などがあります。室内の意匠は部屋によって変えていますが全体にドイツの伝統様式を採り入れながら、19世紀末から20世紀初頭にかけての新しい芸術運動(アール・ヌーヴォー)の手法を感じさせるものがあります。1階各入口扉に付いている把手金具に、アール・ヌーヴォー風の装飾がつき、玄関ポーチの桂頭飾り、応接間のシャンデリア、書斎腰板の風刺画などにその傾向がうかがえます。また食堂は中世城館風の天井小梁、飾り戸棚、暖炉飾りなど見ごたえのある意匠をみせています。

1983年12月より1985年3月にかけて本格的な保存修理を行い、トーマス氏の娘カルボー夫人の記憶や、当時のアルバムを参考に復原できる所は可能な限り元の姿に戻しています。

1995年に発生した阪神・淡路大震災後の修復にあたっては、文化財耐震対策委員会を設置し、煉瓦壁の落下を防止するため1個ずつステンレス線で結び付け、積み直しを行うなど落下防止策を講じました。また、3本ある煉瓦積煙突は折損やずれが生じたため、鉄骨にて補強を施しています。

2023年10月から2025年6月にかけて、耐震補強工事を実施しました。壁に構造用合板や筋交いを取り付けたり、鉄骨フレームなどを用いて補強しました。

風見鶏小の画像

風見鶏はその名の通り風向きを知る役目を持っていますが、ドイツでは雄鶏は警戒心が強いことから魔除けの意味や、またキリスト教の教勢を発展させる効果があるといわれてきました。

 

建築主・設計者・建築年代

  • 建築主:ゴットフリート・トーマス(G.Thomas)(ドイツ人貿易商)
  • 設計者:ゲオルグ・デ・ラランデ(Georg de Lalande)(ドイツ人建築家)…明治30年代後半(1902年以降)から大正初期にかけて日本で活躍
  • 建築年代:明治42(1909)年頃

所在地

神戸市中央区北野町3-13-3

構造規模

1・2階平面図の画像

木造2階建、外壁れんが張、半地階塔屋付、寄棟造、スレート葺

  • 平面積
    地階…226.76平方メートル
    1階…230.14平方メートル
    2階…230.60平方メートル

その他

  • 指定年月日:1978年1月21日
  • 所有者:神戸市

開館時間と入館料

開館時間

9時00分~17時00分(入館は16時45分まで)

休館日

毎月第3火曜日(祝日の場合は開館し、翌日を休館)

入館料

  • 大人500円(30名以上の団体料金400円)
  • 風見鶏の館・萌黄の館の2館共通券は800円(2026年4月1日より価格を改定しています)

※キャッシュレス決済可
※風見鶏の館の入館料の一部は、地区内の伝統的建造物の修理費に充てられています。 

以下の方は無料です

  • 高校生以下の方、65才以上の神戸市民の方、障害者手帳等の交付を受けている方
  • 1級または2級の身体障害者手帳、1級の精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付を受けている方の介護の方(原則として1名)等

券売所で各種証明のご提示をお願いします。

詳細は指定管理者『風見鶏の館』(外部リンク)でご確認ください。

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お問い合わせ先

文化スポーツ局文化財課 

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