最終更新日:2025年8月5日
ページID:43160
ここから本文です。
神戸「本」の文化振興プロジェクトは、2024年7月よりスタートしました。
出版社や書店、私設図書館などの連携により、「本」と人の出会いの場を作ることで、「本」を読む人、「本」を買う人を増やし、神戸の「本」文化を振興することを目指し、さまざまな取り組みを進めています。
書店を開業するために必要なノウハウを学べる「本屋講座」を開催します。 全国の有名書店の店主や大手取次会社、有名インスタグラマーなど豪華講師陣から、「本屋」を開業するために必要な実践的な知識・スキルが学べます。 オンライン(ZOOM)で全17回の講座を行います。 この講座の受講者が、将来神戸市内で新たな本屋を開業したり、本に関わる仕事を始めることを目指しています。【受講料:5,000円】
鈴蘭台駅周辺は、区役所や図書館等の公共施設が集まり人流の比較的多いエリアでありながら、本屋がなく、地域の方々から鈴蘭台に本屋開業を望む声が多く聞かれます。そこで、鈴蘭台への書店誘致を目指し、「みんなの本屋講座」のキックオフイベントとして、「神戸の本屋 これまでとこれから」をテーマに、以下のとおり開催します。
【日時】 2025年8月17日(日曜)10時50分~12時30分
【会場】 ベルスト鈴蘭台 3階 すずらん広場
【テーマ】 『神戸の本屋 これまでとこれから』
神戸の本屋の「これまで」を振り返るとともに、その延長線上にある「これから」についてお話を伺います。
【申込締切】2025年8月8日(金曜)
【参加費】無料
【定員】 60名 ※応募者多数の場合は抽選
日展神戸展と連携した「六甲アイランドアートフェア」の一環として、市内外からたくさんの特色ある書店、本屋、古書店、出版社などに集まっていただく「KOBE BOOK FAIR & MARKET」を開催しました。
【日時】2025年3月22日(土曜)11時00分~18時00分
【会場】神戸ファッションマート 1階 アトリウムプラザ(〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6丁目9)
神戸市内に所在する出版社様のご協力のもと、自社の出版物を中心に、会社の自己紹介をしていただくコーナーを中央図書館1階に設けています。ぜひご覧ください。
神戸史学会は、1962年に郷土史家、落合重信氏が創立しました。兵庫県全域を研究対象にした唯一の雑誌で、会員400人の県内最大の地域史研究団体です。学術雑誌ながら、多数の市民の参加を得て、年6冊の『歴史と神戸』を発行しています。これまで農村舞台や民俗芸能、古文書の調査に取り組みました。震災の後は被災史料の調査を行い、また地域史卒論報告会を主催しています。神戸市のすべての町名の由来を解説した『神戸の町名』や兵庫県内全部の小字(こあざ)を収集した『兵庫県小字名集』6冊など多くの出版物を発刊。研究者などを顕彰するために神戸史学会賞、落合重信記念賞、神戸史学会奨励賞を設けています。兵庫県文化賞などを受賞しました。
神戸「本」の文化振興プロジェクトについて広く市民の皆さまに知っていただけるよう、ロゴマーク・キャッチフレーズを作成しました。
神戸「本」の文化振興プロジェクトのロゴマークをご使用になりたい場合は、ページ下部「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
書店・出版業界に精通した外部アドバイザーを登用し、アドバイザーの助言のもとさまざまな取り組みを進めています。
氏名:北田博充(きただ ひろみつ) 氏 梅田蔦屋書店 店長/書肆汽水域(一人出版社)
委嘱期間:2024年8月1日~
神戸市出身。関西大学卒業後、出版取次会社に入社。2013年に本、雑貨、カフェの複合店を立ち上げる。2016年にひとり出版社「書肆汽水域」を立ち上げる。同年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)入社。2020年に、本・音楽・食が一体となった本屋フェス「二子玉川 本屋博」を企画・開催。2024年には、全国の書店員がフェアの腕を競い合う「Book Fair Championship(BFC)」を開始し、実行委員長として企画運営を担う。
2016年5月 著書『これからの本屋』(書肆汽水域)
2016年11月 共著書『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』(朝日出版社)
2022年6月 共著書『本屋という仕事』(世界思想社)
2024年2月 著書『本屋のミライとカタチ』(PHP研究所)
出版・書店業界と行政とのつながり、業界の横のつながりを創出
若年層など「これからの読者」の開拓、市民の読書活動が活発化