ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2025年10月 > 文化庁「令和7年度 文字・活字文化資源活用推進事業」 受託事業者2社への協力
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記者資料提供(2025年10月31日)
文化スポーツ局中央図書館総務課
本市では【神戸「本」の文化振興プロジェクト】として、書店や出版社等と行政とが連携し、市民に向けて本に興味を持ってもらい、新たな読者層の開拓につなげていく取り組みを行っています。
そのような中、文化庁が実施する「令和7年度 文字・活字文化資源活用推進事業」では、本市と関わりのある事業者2社の取り組みが採択されました。神戸「本」の文化振興プロジェクトの一環として、当該2社が実施する事業の推進に協力いたします。
文化庁が実施する事業で、「地域における文字・活字文化の発信拠点・担い手である書店、出版社、文学館、図書館、大学等関係機関が連携し、協働するなどして実施する特色ある取組(地域に存する文芸作品等を活用した取組等)を支援し、文字・活字文化の振興モデルの構築に向けた調査研究を実施する」というもの。
令和7年度当初に事業の公募が行われ、下記計6団体による事業が採択されています。
※( )内は対象都道府県
上記 2.株式会社omochi および 6.日本出版販売株式会社 の実施する事業について、主に広報面での協力を行います。
ひょうごのあじわい探訪室
食をテーマにしたZINE(小冊子)制作プロジェクト
食の豊かさを社会に広げるために食育等の企画を手掛ける株式会社omochiは、文字・活字文化にふれながら地域の食文化について知っていくことを目的に、兵庫県内の高校生・専門学校生・大学生・大学院生等を対象としたZINE制作プロジェクトを実施。
参加者自らが「食」に関するテーマを選び、 食体験・ インタビュー・現地調査等を通じて、 図書館・新聞社・書店・出版社等とコラボレーションしながら、その魅力や物語を自分の言葉でまとめて発信します。
対象:兵庫県内在住・在学の高校生、専門学校生、大学生、大学院生
定員:15名(先着順)
2025年11月7日(土曜)まで
・地域の文字・活字文化資源を発見・活用しながら、食文化への興味関心を広げる。
・活動の継続・拡大と、制作したZINEの持続的活用(図書館・ 店舗等での展示、WEB発信、他地域展開や追加イベント開催等)に取り組む。
株式会社omochi
E-mail: contact@omochi-shokuiku.co.jp
※事業の詳細な内容は、下記リンク先をご参照ください。
https://activo.jp/articles/119206
周遊型謎解き×文芸で神戸の魅力を発信する冊子『zine KOBE(ジン コウベ)』の発行
神戸の街を巡る周遊型謎解きと、神戸の各スポットをテーマにした文芸作品を収録した冊子『zine KOBE』を発行し、2025年11月7日(金曜)より神戸市内の書店や観光施設にて販売開始する。
➀神戸の街を巡る周遊型謎解き
謎の舞台となる4つのエリア10か所の周遊スポットに実際に足を運んでもらい、冊子に掲載されている謎解きを楽しんでいただくことで、それぞれの土地の歴史や文化に触れることができます。謎解きスポットは、神戸の主要な観光地はもちろん、地元の人に長く親しまれてきた“知る人ぞ知る”場所も組み込まれており、神戸の美しい街の景観と、知られざる魅力に出会うことができる内容です。
➁神戸ゆかりの作家による書き下ろし文芸作品
冊子には、神戸にゆかりのある6名の作家が、『zine KOBE』のための書き下ろした文芸作品を収録しています。神戸らしい情景や空気感が表現された作品は、読み物として楽しめることはもちろん、謎解きスポットと連動したテーマ設定で、謎解きとは別の視点で各スポットの魅力を感じられる内容です。
作家名(敬称略): 佐々木孝昌/神戸餃子クラブ/安田謙一/田邉栞/平民金子/最果タヒ
日本出版販売株式会社 中部・関西支社総括課 担当:村田、森本
TEL:06-6343-3820
E-mail: kansai_areamarket@nippan.co.jp
※事業の詳細な内容は、下記公式SNSをご参照ください。
Instagram: https://www.instagram.com/kobe_nazo_zine/
X(旧Twitter): https://x.com/kobe_nazo_zine