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臨時会見 2023年7月19日

最終更新日:2023年7月19日

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エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社との包括連携協定の締結

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エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社との包括連携協定の締結

司会:

 それでは、定刻となりましたので、ただいまより神戸市とエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社様との包括連携協定締結に係る記者会見を開始いたします。

 なお、本日の全体時間は質疑応答を含め40分程度を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、会見出席者を御紹介いたします。

 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社代表取締役社長、荒木直也様でございます。


荒木社長:

 荒木でございます。よろしくお願いします。


司会:

 続きまして、久元喜造神戸市長でございます。


久元市長:

 久元でございます。


司会:

 それでは、最初に、久元喜造神戸市長より協定締結に当たりまして御挨拶を申し上げます。よろしくお願いいたします。


久元市長:

 よろしくお願いいたします。今日は、エイチ・ツー・オー リテイリングさんの荒木社長さん、また執行役員、神戸阪急店長、杉崎店長さんをはじめ、幹部の皆さんに御出席をいただいております。ありがとうございます。座って御挨拶をさせていただきます。

 阪急さんとのお付き合いは、神戸は本当に長いものがあります。長い歴史があります。振り返れば、ちょうどスペイン風邪が神戸を席巻していた、そのまさに真っ最中の1920年に阪急神戸線が開通いたしまして、そのときは今の王子公園の付近の上筒井までだったというふうに承知しておりますが、その後、阪急神戸線は1936年に三宮までの乗り入れが実現をいたしました。それ以来、阪急神戸線は大動脈として大阪と神戸を結び、神戸の繁栄に寄与していただいてきました。

 そして、その少し前、1933年にこの三宮の駅前にそごうが開店をしたわけで、長い歴史があるわけですけれども、また後ほど御説明があろうかと思いますが、2019年に神戸阪急としてスタートするということになりました。その後、神戸阪急のリモデルにあたり、こういうキャッチコピーを作っていただきまして、「『神戸阪急』ではない。『神戸の阪急』になるのだ。」という、そういうキャッチコピーを見まして、私はもう大変感動いたしました。神戸のことを物すごく愛しておられる皆さんが神戸阪急を経営していただいているということを本当にありがたく思いまして、キャッチコピーを私の執務室の前にも掲示をしたこともありました。今日はこういう形で、エイチ・ツー・オー リテイリングさんとの包括連携協定を締結させていただくのは、そのような長い歴史の上に立った、また将来に向かっての一里塚になるというふうに思っております。

 また、後ほど御紹介があろうかと思いますが、エイチ・ツー・オー リテイリングさんは、関西を中心に幅広く商業ビジネスを展開していただいておりまして、神戸阪急だけではなくて、神戸市に対しては様々な面でこのビジネスの面、あるいは文化や芸術など幅広い面で御支援をいただいているということを大変ありがたく思っております。

 神戸市は今、三宮の再整備など都心の再生、活性化に取り組んでおります。三宮はこれから大きく変わりますが、同時に変わるのは三宮だけではなくて、三宮も変わる、フラワーロードも変わる、旧居留地も、そしてウォーターフロントも、大きくこれから変わっていくわけです。この三宮に来られた方々が、この神戸の町を回遊して楽しんでいただけるような、そんなまちづくりを目指しておりますし、また、もちろん三宮も、もう震災から、大きな被害を受けて、震災から復興したわけですけれども、まだまだ三宮の駅前もこれからどんどん変わっていくわけですが、より雰囲気も、もともとの神戸らしい雰囲気も残し、また、より新しい神戸の魅力というものを付け加えていく、そういう上質な空間の形成ということを三宮の駅前でも行っていきたいと思っております。回遊性をつくる、生み出していく、そして、三宮の駅前に上質な空間を形成していく。阪急神戸線も含めて、たくさんの方々に神戸を訪れていただいて、そして、神戸阪急にも買物に来ていただいて、三宮がよくなる、そして神戸の都心がよくなる、そういう神戸のまちづくりをこれから目指していく上で、実現をしていく上で、今回のエイチ・ツー・オー リテイリングさんとの包括連携協定は大変大きな意義が、神戸市にとりましても、あると考えております。

 改めまして、今回の協定の締結に当たり、エイチ・ツー・オー リテイリングさんの皆様方に心から感謝を申し上げまして、初めの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


司会:

 ありがとうございました。

 それでは、続きまして、荒木社長より御挨拶を賜ります。よろしくお願いいたします。


荒木社長:

 エイチ・ツー・オー リテイリングの荒木です。改めまして、本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。着席して、しゃべらせてもらいます。

 まず初めに、神戸市様と今回、包括連携協定を締結できますことに心から感謝し、久元市長をはじめ、締結に向けて様々な御尽力をいただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。

 神戸市は、三宮を中心に、神戸阪急、阪急オアシス、イズミヤ、関西スーパーといった当社グループの主要な店舗が21店舗立地する西の重要な拠点であり、日頃より当社を御愛顧いただいているお客様が多数お住まいになる大切なエリアに当たります。

 当社では、かねてより、地域社会の皆様から愛され、信頼される存在になるために、地域社会への貢献を柱とした地域共創型サステナビリティ活動を推進しております。神戸市様には、本協定締結以前より、神戸阪急の大規模なリニューアルに伴う事業運営面のみならず、阪急オアシスの地域活性化促進に係る連携協力や、関西スーパーの高齢者見守り協定など、地域との協業面において多大なる御協力をいただいてまいりました。

 このたびの包括連携協定を契機としまして、神戸市様とさらに連携を深め、神戸阪急を中心とした都心・三宮地区のにぎわいの創出、当社グループの店舗ネットワークを活用した神戸らしさが感じられるまちづくりへの貢献やブランドの発信、こういった様々な取組を広く市内全域へと進めてまいりたいと思っております。

 また、私事で恐縮ですが、私自身、神戸市の中央区出身で、現在も市内在住の、神戸の発展を願う神戸市民の1人であります。震災から復興し、これからまさに魅力的な都市づくりを推進される神戸市様と、思いは1つ、強いパートナーシップをもって神戸を元気に盛り上げていきたい、このように考えております。改めまして、久元市長をはじめ、神戸市関係者の皆様の御協力に対しまして感謝申し上げます。ありがとうございました。


司会:

 ありがとうございました。

 それでは、引き続きまして、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社経営企画室、サステナビリティ推進部長西田様と、神戸市企画調整局副局長の岡山より、今回の協定締結の内容につきまして御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。


岡山副局長:

 このたび発表させていただきますエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社様との包括連携協定につきまして、企画調整局の岡山が説明させていただきます。着座にて説明させていただきます。

 まず、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社サステナビリティ推進部長の西田様より、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社につきまして御説明いただきます。よろしくお願いします。


西田部長:

 失礼します。エイチ・ツー・オー リテイリングの西田と申します。よろしくお願いいたします。着座で御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。

 私どもエイチ・ツー・オー リテイリングは、阪急阪神東宝グループの流通事業を担う小売を中心とするグループでございます。関西エリアで百貨店、食品スーパー、商業施設など約250店舗を展開しておりまして、神戸市内では、百貨店では神戸阪急、阪神・御影、そのほか、スーパーマーケットでは阪急オアシス、イズミヤ、関西スーパーなど、合わせて21店舗を展開しております。神戸市は私どもグループにとりましては、非常に重要な拠点になっております。

 後ほどお話しさせていただきますが、神戸市は当社グループにとってゆかりのある大切な地でございます。これまで私たちは神戸市など、地域社会から多くの恩恵をいただきながら成長をしてまいりました。今後も地域の一員として、地域社会の健全で持続的な発展に貢献したい、そんな思いからサステナビリティ経営方針を掲げ、特に重点テーマであります、①地域の「絆」を深める、②地域の「子どもたち」を育む、そして、③地域の豊かな「自然」を守り引き継ぐ、を実践するため、神戸市内で様々な取組を推進しております。

 関西スーパーでは、北区、須磨区、垂水区の一部でスーパーの移動販売を実施しております。また、神戸市様と協定を締結し、高齢者の見守りも併せて実施をさせていただいております。また、一般社団法人「ブナを植える会」の活動に協賛し、社員教育の一環といたしまして、新入社員による森林保全活動を毎年実施しております。また、神戸阪急では、洋菓子など地元産業との協業イベントを実施し、イズミヤショッピングセンターでは、神戸花物語やストリートピアノの設置など、文化事業への協力も行ってまいりました。

 次に、神戸市とエイチ・ツー・オー リテイリンググループとの関係について御説明をさせていただきます。阪急電車が初めて三宮に乗り入れた1936年、電鉄の百貨店部による三宮食料品店の開店から、私たちの神戸での商いがスタートをいたしました。1947年、阪急百貨店として電鉄から分離独立し神戸支店となり、その後、連日多くのお客様でにぎわいましたが、1995年、阪神・淡路大震災により撤退することとなりました。一方で、ハーバーランドにありました当時の神戸阪急は、いち早く営業を再開し、被災地に日常を届ける役目を果たしました。今、そごう神戸の地域への思いを引き継ぎ、「神戸の阪急」を目指す新しい神戸阪急は、神戸の皆様へ暮らしを彩る楽しさを提供しております。また、かつて神戸支店があった神戸三宮阪急ビルは建て替えられまして、新たに阪急オアシス神戸三宮店が三宮での日常のお買物を支えております。

 当グループにとって80年余りの長い歴史があり、西の重要な拠点である神戸は、これからも共にありたい大切な地でございます。市内全域にある多くのグループの店舗とともに、その持続的な発展に貢献していきたいと考えております。

 このたび、神戸阪急は大規模リニューアルを段階的に実施し、さらに神戸に根差した店づくりを行ってまいります。そのスローガンが「『神戸阪急』ではない。『神戸の阪急』になるのだ。」です。皆様もお耳にされたことがあるかもしれません。私たちは、地域社会や住民の皆様、従業員などステークホルダーの皆様から愛され、信頼される存在になるために、地域社会や住民の皆様、学校、企業と手を携えて協働することを活動の基軸にしました地域共創型活動をこれからも推進してまいります。グループの中の1つの店という位置づけではなく、神戸にとってかけがえのない存在でありたい、そんな思いが「神戸の阪急」には込められております。

 当社グループは、神戸市内店舗を中心とし、神戸地域により深く根差し、地域との絆をこれからも大切にしてまいりたいと思っております。

 ありがとうございました。


岡山副局長:

 それでは、神戸市より、このたび締結いたします包括連携協定の構成について御説明させていただきます。

 まず、5つの大きな柱で連携プロジェクトを進めていきたいと考えてございます。

まず柱の1つ目、上質で明るい夜間景観の形成でございます。

 神戸市では、まちのにぎわい創出やナイトタイムエコノミー振興のため、神戸の玄関口にふさわしい、明るく上質な夜間景観を演出するとともに、まちのにぎわいや温かみ、安心感を創出するために、まちなかライトアップを実施いたします。

 具体的には、神戸阪急周辺にて公共空間におけるシンボル照明の設置、周辺の歩道橋や植栽、街路樹のライトアップ等を神戸市が実施いたします。あわせまして、神戸阪急2階エントランス広場、グランパティオのライトアップや店舗低層部分のライトアップについて、神戸阪急が検討を進めます。2023年より順次ライトアップを行いまして、2026年3月完成を目指しております。このように、様々なアプローチにおいて市とエイチ・ツー・オー リテイリングが連携し、周辺の明るい夜間景観形成を進めていきます。

 柱の2つ目でございます。まちに訪れる人々の回遊・交流の活性化です。

 市は、神戸阪急が本館、新館の低層部に、まちに開かれた新規店舗を入れてリニューアルを進めていることから、道路空間と一体となったにぎわい創出として、KOBEパークレット設置の社会実験を実施いたします。スケジュールとしましては、今後両者でデザイン等を協議しまして、関係機関調整後、2024年3月の実験開始を予定しております。

 今年度、神戸阪急が実行委員会の委員長を担っている神戸三宮「えき≈まち空間」にぎわいづくりプロジェクト実行委員会により、道路空間を活用したにぎわい創出イベントを冬頃開催しまして、人々の回遊あるいは交流が活性化するような仕掛けづくりを行います。

 柱の3つ目、神戸らしさに出会える緑豊かなまちづくりでございます。

 神戸阪急周辺においては、神戸阪急壁面緑化、屋上緑化等の検討や、道路空間における緑化の推進、舗装の美装化を進め、高質な都市空間形成を図ります。

 また、ソフト事業としまして、市が新設を予定しておりますストリートパフォーマンス支援制度に、神戸阪急が2階エントランス広場、グランパティオをパフォーマンスの場として提供することで連携いたします。

 併せて、市のまちなかアート補助制度とも連携しまして、イズミヤショッピングセンター西神戸店において、パフォーマンスの場を引き続き提供していただきます。

 柱の4つ目でございます。スタートアップ支援でございます。

 阪急オアシス神戸三宮店において、飲食店の起業を目指している方に対してチャレンジの場を提供していただいており、現在、9期目になり、8月頃に10期目が出店いたします。この経験から起業につながった事例もございまして、今後、この取組を継続・発展していきます。

 また、地域一丸となり、スタートアップを支援するコンソーシアムにも神戸阪急に加入していただいており、今後も、有望なスタートアップに対して、神戸阪急でのテストマーケティングの場を提供していただきたいと考えております。

 柱の5つ目でございます。

 神戸ブランドの発信としまして、市のふるさと納税返礼品メニューに神戸阪急も参画いただいておりまして、今後、さらにメニューの充実を目指していきます。

 併せまして、市外への神戸ブランド発信の一環としまして、阪神梅田本店の食祭テラスにおいて、神戸の食文化をテーマにしました特集を定期的に実施していただけるとのことで、この連携を契機に、神戸の魅力発信に共に取り組んでいきたいと考えてございます。

 最後となりますが、神戸市とエイチ・ツー・オー リテイリングは、強固なパートナーシップの下、明るく、活気あふれたまちづくりを共に目指し、都心・三宮を中心に、また、広く神戸地域全体に向けて様々な取組を進めることで、人々の暮らしの好循環につなげていきたいと考えておりますので、今後、ぜひ注目いただければと考えております。

 以上でございます。

※会見での説明の様子

質疑応答

記者:

 神戸市さんのほうにお尋ねするんですけれども、連携協定の1番の夜間景観の形成につきまして、今、何か課題感といいますか、あの辺りがちょっと暗いとか、危ないとか、そういった課題感をお持ちだったのかということと、あと、夜間ライトアップのボリューム感といいますか、定量的に何か分かるような数字とかがあればお願いいたします。


久元市長:

 三宮は日本を代表する繁華街と言っていいと思うんですけれども、やっぱり全体的には暗いという意見が多い。そういう声があります。神戸市は全体的に駅前のライトアップを進めてきて、暗かった駅前がかなり明るくなってきているんですけれども、肝心の三宮は、既にいろんな照明があるということもあって、今まであまり手がつけられてこなかったんです。それも、やっぱりほかのところも明るくなるということを見れば、特に西神中央とか名谷などがどんどん明るくなっていますから、意外にこの三宮がライトアップということから見たらちょっと取り残されているのではないかという思いを私自身も持っておりました。全体的に暗いんですけれども、特にJRの南側、それからフラワーロードの両側ですよね。

 それで、神戸市のほうは、センター街の東側の南北のところ、やっぱりあそこは暗いですよ。私も毎日通りますけど、毎日暗いなと。これをまず今年度、暫定的にライトアップしまして、これを2026年度まで、少し時間をかけて、専門家の意見とか、もちろん神戸阪急さんの御意見もしっかり聞いて、あの辺をまず、ライトアップに取りかかっていきたいと思います。全体のボリューム感というのはどういうふうに表現したらいいのか分かりませんが、取りあえず今年度末を楽しみにしていただければというふうに思います。


記者:

 今回、エイチ・ツー・オー リテイリングさんは、自治体との連携協定が4か所目とのことですけれども、今回このタイミングで、神戸市と結ぶことになったきっかけというか、そこを伺えればと思います。


荒木社長:

 先ほど説明にもありましたように、神戸市様とは従来から、事業会社単位で様々な、関西スーパーは関西スーパー、阪急オアシスは阪急オアシス、また、神戸阪急は神戸阪急でということで、それぞれの取組がありました。神戸阪急も事業承継をしまして、もう今年で丸6年たち、御存じのように神戸阪急の大規模リニューアルが今年中には完成します。この一区切りになる段階で、我々は先ほどの、「神戸の阪急になるのだ」という概念をグループ全体に広げていきたい。神戸市様とエイチ・ツー・オーグループが組んで、主に先行して重点的に取り組んでいくのは、三宮再開発、あるいはまちの回遊性の強化ということから、都心三宮エリアでの取組ということが少し先行して進んでいくと思いますが、こういうことを、神戸市で事業を行う企業の一員として、やはりグループ全体で、神戸市様と様々な取組を進めていく。この1つのタイミングが、神戸阪急リニューアルの完成であり、きっかけになっています。

 加えて、従来からのそれぞれのグループ会社での取組も、いろいろ実を結んでいたり、あるいは地域住民、地域社会の方から喜んでいただいているという手応えも感じておりますので、この際、グループ全体の視点で神戸市様と包括連携協定を結び、取組をよりパワーアップする、ちょうど、そういういいタイミングではないかということで、今回包括連携をさせていただくことになりました。


記者:

 久元市長にお伺いしたいんですけど、市長常々、三宮からのウォーターフロントエリアの回遊性が重要だということをおっしゃっていて、今、市役所の2号館も建てていますけど、このフラワーロード沿いで、しかもJRの南側である、この神戸阪急さんのこの立地というのが、三宮のまちづくりにおいてどういう重要性を持っているかというのを改めて教えていただけますか。


久元市長:

 神戸の人間にとりまして、神戸っ子にとりましては、そごうの存在というのは、駅前にある百貨店としての存在というのは非常に大きかったわけで、これが神戸阪急という形で受け継がれ、そして、荒木社長からお話がありましたように売場店舗を一新するリニューアルも行われるということで、これは三宮のまさに1等地にあるわけですから、非常に重要な位置を占めていただいていると思っています。神戸三宮にお客さんが来ていただく上での重要性というのは変わらずにあるし、さらにこれがパワーアップされていくということを大変期待しておりますし、さっきも申し上げましたように、東からも西からも北からも三宮に来ていただいて、神戸阪急で買物をしていただいて、またそこから周辺の旧居留地や、あるいはウォーターフロントを南に歩いてもらって、フラワーロードを歩いていただいてウォーターフロントもこれからどんどん変わっていきますから、回遊性をこれからどんどん高めていく上での拠点という役割も果たしていただけるのではないかと期待をしております。


記者:

 アーティストの活躍を応援ということなんですけれども、神戸阪急さんにお尋ねしたいんですが、これ具体的にもし決まっていたらどのような支援かというのを教えていただけますでしょうか。


荒木社長:

 アーティストの支援ということは神戸市様もいろんな形でされていると思いますけれども、当社の具体的な取り組みについては西田のほうから回答します。


西田部長:

 そうしましたら、私のほうから回答させていただきます。

 神戸市様が今現在、御準備されていますストリートパフォーマンス支援制度の新設に伴いまして、神戸阪急2階にありますグランパティオ、これ屋外にあるところなんですけれども、そこを発表の場として提供させていただき、神戸のアーティストの活動をまず応援したいと思っております。

 もう1つ、まちなかアート補助制度、こちらのほうも現在神戸市さんは非常に熱心に取り組んでいらっしゃるところでありますので、こちらはイズミヤのショッピングセンターの西神戸店で補助を受けるアーティストの方にパフォーマンスの場を提供していきたいと考えております。こういった我々ならではの場の提供を通じて、アーティストの方を支援していきたいと。それによって、まちを活性化していくということにつなげていきたいと思っております。

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