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更新日:2019年11月1日

ちょっと気になる うちの子のこんなこと Q&A集

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出典:「ちょっと気になる・・・うちの子ども 子育て安心BOOK」発達障害者支援センター

(質問)親の邪魔をしないで一人で遊んでいる

親や友達と一緒に遊びたがらず、自分の興味のあることに(お気に入りの玩具などで)に集中して一人で遊んでいる。

(回答)先輩ママより

  • 手がかからず親としては楽かも知れませんが、人と関わって遊ぶことが苦手なのかもしれません。できるだけ親や友達と関わる時間をつくってあげましょう。
  • 本人が興味をもっていることで一緒に遊ぶようにしましょう。
  • 友達と一緒に遊ばなくても、友達と一緒にいる空間を体験させましょう(家に遊びに来てもらうなど)。

(回答)専門家より

その子独特の遊び方のルールやペースがあるはずです。まず、一人遊びの様子をよく観察してみましょう。オモチャの貸し借り、順番待ち、役割交代、勝ち負けなどのルールなどが理解できなかったり、自分のペースを乱されるのが嫌だったりするのかもしれません。

また興味が周りと合わない場合もあります。取り組む前にルールを視覚的に示して説明したり、興味をもつ内容を遊びに取り入れたり、単純化した遊びを大人と繰り返すなど本人に合った支援をスモールステップで行いましょう。

(質問)呼んでも知らん顔をしている

何度か名前を呼んでも振り向かず、返事もせずに知らん顔をしている

(回答)先輩ママより

  • 自分の好きな遊びをしていたり、本やテレビに熱中していたりすると、呼んでも気づかない場合があります。顔を見て、肩などをたたいて注意を向けるようにしましょう。
  • 周りの気になるものやテレビの音など、他に集中しそうなものを取り除いてから、こちらに注意を向けさせて、目を合わせて話してあげましょう。
  • 呼んだことにきちんと反応できたら、その事をすぐにほめてあげましょう。

(回答)専門家より

決して悪気があってそうしているのではありません。聴覚に異常がみられない場合でも「注意の集中や分散(複数のことに同時に気を配ること)」に困難性をもっている子どもがいます。集中しやすい環境整備や注意を引いてからの指示を心がけるようにしましょう。

(質問)言われたことが分からない

同じことを何度説明しても理解できない

(回答)先輩ママより

  • 怒らずに、ゆっくりと短い言葉で具体的に話してあげましょう。
  • 話しても分からない子には言葉だけでなく、絵やものを使って具体的に目で見てわかるように説明しましょう。
  • 伝えたい内容のポイントになる言葉を強調してみましょう。

(回答)専門家より

しかられたり、注意されたりしたことの記憶は残っていても「何についてしかられたのか、どうすれば良かったのか覚えていない」という子どももいます。感情的にしかるだけではなく、どうすればよいかが子どもに具体的に伝わるようにします。そして少しでもできたらほめてあげてください。

例)「友だちをたたいちゃだめ!」「貸してほしい時は『かして』って言おうね」支援して、成功させ、できたらほめる!

(質問)勝手に走り出してすぐ迷子になる

スーパーなどに買い物に行くと、つないだ手を振り払って、自分の行きたい方向や目的の場所に行ってしまう。一緒に手をつないで歩くことを嫌がるので大変です。

(回答)先輩ママより

  • 出来るだけ手をつなぐ。嫌がる場合は、勝手にいなくなり迷子になる恐れがあるので、迷子札をつけたり、目立つ服を着せましょう。
  • 待ち合わせ場所を子どものお気に入りの場所にしてみましょう。
  • 買い物をするときは、あらかじめ買い物リストを作って手早く済ます。通販、食材の宅配、グループ購入などを利用するのことも考えてみて。

(回答)専門家より

つないだ手を振り払った後、スーパーのどこに行くのでしょうか?あそこに行けばあれがある!といった目的があって、どこかに行こうとする場合もあるでしょう。それとも、人の多さや多数の商品に興奮して、どこに行くでもない場合もあるでしょう。そのため、なかなか買い物に連れて行きにくい場合もあるでしょう。まずは「子どもに名札(連絡先)をつけること」や「素早い買い物」などの工夫をしましょう。次に、「小さいお店」での「短時間」の買い物から、手をつないで一緒に始めてみましょう。

(質問)しかられても平気だったり笑っていたりする

しかっても分からないのかと思い、怒鳴ったり、たたいたりしましたが、イタズラは減りませんでした。しかられても悪びれた様子はありませんでした。

(回答)先輩ママより

  • 「どうしてしかられているのか」「どうすればいいのか」が伝わっていないので、感情的にしかるより、丁寧に教える姿勢が大切です。
  • 初めはイライラしたけれども、実際は言われている意味が分かっていないのだということが後になって分かりました。ていねいに説明してあげるようにしましょう。
  • 何が悪かったのか、どうすればいいのかを根気よく教えてあげましょう。

(回答)専門家より

しかることは意外と難しいものです。しかられても「何を」しかられているのか、ピンとこない(理解できない)子どももいます。また、お母さんの怒っている顔を楽しんでしまう子や、怒られていることが分かっていても、緊張した顔が笑っているように見える子もいます。まずは、「それはダメ!」ということが伝わるように工夫していきましょう。たとえば、怒っている顔をしっかり見せるのと同時に「指で×を作ること」「×と描かれたカードを見せること」など一貫する方が分かりやすいでしょう。次に、どうすべきかが分かるように絵に描いてあげたりして説明しましょう。

(質問)友達に興味がなく一人で遊んでいる

数人でままごとをしている子どもたちの横で、うちの子だけが一人ぼっちなので心配になりました。みんなの輪の中に連れて行っても、気がつくとまた一人で遊んでいました。

(回答)先輩ママより

  • 他の子どもたちと同じ部屋の中で遊ぶ時間(家に遊びに来てもらうなど)をつくってみましょう。
  • 同じ遊びをしていなくてもほかの子と一緒にいる時間を作ってみましょう。

(回答)専門家より

友達にあまり興味がなく、気がつくと一人で遊んでいる子どももいます。心配するのも分かりますが、少しずつ無理なくやっていきましょう。まずは、その子が好んでいる遊びで、お母さんが一緒に遊べるようになることです。その子の遊びを邪魔しないようにして、物の受け渡しや順番でやることを試みましょう。子ども同士での遊びに必要なスキル(たとえば、遊びの約束事に従う)ということを意識できるといいですね。

次に、他の子どもと同じことをしなくても、同じ空間に一緒にいることをねらってみましょう。さらには、その子が好きな遊び(たとえば、積み木並べ)を他の子にも一緒にやってもらえるようにしてみましょう。一緒に並べる、崩してみるなど・・・そこで可能であれば、お母さんが他の子との間に入って、仲介役をしてみましょう。それから、次第にお母さんの仲介を減らしていくのがよいでしょう。

(質問)予定を急に変えると泣きわめいたりパニックになる

車で出かける途中、いつもの道順ではない道を通ろうとしたら「この道じゃない!」と大声で叫び続け、怒り出して困りました。

(質問)先輩ママより

  • 予定は、順を追って伝えておきましょう。文字や絵(写真)で、分かりやすく、スケジュール表を書いておくのもいいでしょう。
  • 急に変更しなければならないときは「どういう理由で、どう変更するのか」を話してから変更するようにしましょう。
  • なるべく予定を変えないようにしましょう。

(質問)専門家より

いつもと同じ方法で、いつもと同じ結果が得られることは安心です。しかし、いつもと違うと不安になってしまいます。違った結果になった時に、どうしていいのか分からないからです。こうした不安が特に強い子どもがいます。いったん不安になってパニックになってしまうと、なかなか気持ちを切り替えることができません。ですから、いつもと違う場合には、本人に分かりやすい方法で、あらかじめ教えて、大丈夫ということを伝えてあげることが大切です。

(質問)理由なく友達をかんだりたたいたりする

友達と遊んでいる時や会話している時に、不意にかんだり、たたいたりして泣かしてしまう。

(回答)先輩ママより

  • その子なりの理由があるはずなので、頭ごなしに怒らずに、理由を聞いてあげましょう。また、どういう時にそんな行動をとるのかをよく観察しておきましょう。
  • たたいたりかんだりすることは、相手を傷つけるのでやめるよう教えましょう。
  • 相手をたたく理由が分かれば、その時にはどうしたらいいか、たたく以外の方法を教えてあげましょう。

(回答)専門家より

相手の子どもや親御さんに謝った後は、どうしてかんだり、たたいたのかを考えてみましょう(子どもに尋ねてもわからないことが多いです)。

仲良しになって一緒に遊びたかったのに、その方法が分からなかったのかもしれません。相手の子どもの仕草や声が嫌で、我慢ができなかったのかもしれません。

一緒に遊んでみると、その理由が分かるかもしれません。そばについて、大人が間に入って仲良く遊ぶ方法や嫌なことがあったときの我慢の仕方を教えてあげたりできるかもしれません。

(質問)危ないことを平気でする

公園で遊んでいたのに急に走って道路に飛び出したり、かなり段差がある所から飛び降りたりするので目が離せない。

(回答)先輩ママより

  • 公園やスーパーなど広い場所では、目を離さないようにしましょう。
  • 家の中で、子どもの手が届く所に危ないものは置かないようにしましょう。
  • 本当に危ない時は体を張って止めましょう。
  • 繰り返しダメだと教えましょう。

(回答)専門家より

子どもの行動に周りの大人は「危ない!」と思いますが、当の子どもは平気ということがよくあります。子どもはいたずらをして、ものごとの性質や成り立ちを知り、冒険をして行動の結果を考えるようになります。禁止を連発すると、この学びができないことになります。大人は子どもに言い聞かせようとしますが、これは物事の原因と結果の関係が分かるようになって、初めて可能になります。

ガスコンロの上の鍋などに手を伸ばそうとすること、包丁で遊ぼうとすること、お風呂のふたに上ろうとすること、コンセントにものを突っ込むこと、ベランダの柵によじ登ろうとすること、車道に飛び出そうとすることなど、命に関わることに限ってしかるようにするとよいでしょう。いつもしかっていると、しかられ慣れてしまって子どもの行動を制止できなくなったり、大人にかまってもらいたくて、わざとしかられることをしたりするので気をつけてくださいね。

まとめ

お子さんは十人十色、かかわり方のポイントにつきましても、各人に合った方法があります。本文ではあくまで一般的なかかわり方を例示しており、すべての子どもに効果的であるとは限らないことをご了解ください。

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