サンポチカ
三宮中央通り地下通路
三宮~元町を結ぶ三宮中央通りの下を通る地下通路です。
当地下通路は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、市街地中心部における歩行者の安全性を確保し、さらに魅力あるまちづくりを進めるため、歩行者ネットワーク強化の一環として、地下鉄海岸線の工事に合わせて、2001年に完成しました。
リニューアル
完成から約20年が経過し、都心エリアにある地下公共空間の再整備とソフト面による「にぎわい」「いこい」の拠点創出のため、「変化に富んだ歩いて楽しい空間」をコンセプトとし、2022年11日1日に全面リニューアルオープンしました。
リニューアルした地下通路は通路内にゲートを設け、20の部屋に見立て、歩行者の方々が次々と変わっていく部屋ごとのデザインを体感しながら歩くことができる楽しい空間へと生まれ変わりました。
また、リニューアルにあわせて皆さんに親しんでいただけるよう令和3年に愛称を募集したところ、1,122件の応募をいただき、愛称は「サンポチカ」に決まりました。
サンポチカでは、歩いて楽しい変化に富んだ通路を演出するための余白的空間として、壁をキャンパスに見立てた「アーティスト部屋(更新部屋)」を設定しています。
今後は、アーティスト部屋において、ライブペインティングを実施するなど、リニューアル後も「変化に富んだ歩いて楽しい空間」を演出する企画を予定しています。

(c)阿野太一