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小松副市長会見 2025年7月1日

最終更新日:2025年7月4日

ページID:80205

ここから本文です。

・就任会見

就任会見

司会:

 それでは、本日7月1日付で副市長に就任いたしました小松副市長の就任会見を始めたいと思います。

 それでは、副市長、よろしくお願いします。

小松副市長:

 皆さん、こんにちは。このたび本日付で副市長を拝命しました小松と申します。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、着座にて自己紹介をさせていただきます。失礼します。

 お手元に略歴書とか所管の事務分担をお渡しさせていただいていると思いますけど、私は、職歴がほとんど建設局一筋でございまして、1982年に入ってから、大体ほとんど建設局の出先の事業所、それから、本庁、そういったところで現場の仕事、それから、本庁の様々なプランニング、こういったことに携わってまいりました。

 その中で、2か所だけ他局に行っておりまして、略歴書には書いていないところもあるんですけど、平成15年、これは企画調整局の東京事務所というところに行かせていただきまして、どんな仕事をやっていたかといいますと、霞が関の各省庁との情報収集とか、逆に神戸市からの情報の提供とか、そういったことをやっていました。それ以外にシティプロモーションということで、東京首都圏の企業様を回って、神戸に進出していただけないかとか、そういったプロモーションとかセールスとか、あと、観光誘致ということで、神戸に観光に来ていただけないかということで、特に力を入れていたのは、首都圏の小中学校、高校の修学旅行等で神戸に来ていただけないかというようなことを、一生懸命プロモーションをやっていました。

 もう1か所は、略歴書には書いていないんですけど、平成19年から22年までは、港湾局の企業誘致課というところにいまして、エンタープライズプロモーションビューローというプロジェクトチームだったんですけど、そこでポートアイランドですとか六甲アイランド、それから、西区のテクノ・ロジスティックパーク、複合産業団地とか、あと、ハイテクパークとかサイエンスパークとか、そういったところの企業誘致に携わらせていただきました。

 あと、それ以外は大体建設局の中で、都市インフラの関係の、先ほども申し上げましたが、現場とか本庁のプランニングとか、そういったことをさせていただいて、今に至っております。

 抱負ですけれども、所管の事務分担にございますように、大体ハード系の部局が多いんですけれども、それに加えまして、地域協働局であったり文化スポーツ局、こういったソフト系の部局も所管させていただくことになりました。これはやはり都市インフラを触っているハード系の部局が、そのもののまちづくりとか、そういったものを形態を変えていく、イノベーションしていくというのがミッションなんですけれども、それに加えて、ソフト系の部局でいかに市民の方にそういった空間をうまく活用していただいたり、使っていただいたり、そういうことで、行政が整備するだけではなくて、周囲の方と一緒に、そういった空間をよりよいものにしていくことによって、神戸に住み続けたいとか、神戸に住んでみたいとか、そういった人口流入の施策を進めていくというところから、こういった事務分担になっていると考えております。

 簡単ですが、以上でございます。

質疑応答

記者:

 副市長の打診を受けられたのはいつ頃で、そのときにどういうふうにお感じになられたか、当時の心境などをお願いできたらと思います。

小松副市長:

 市長から打診を受けたのは、5月の中旬でございまして、正直申し上げまして、びっくりしましたので、市長の前では、えっということで、かなり青天の霹靂ということで、そういった心境でした。

記者:

 その中で、その場でお受けになられたんですかね。悩まれたりとか、そういう逡巡されたりとか、そういったことはあまりないのでしょうか。

小松副市長:

 実は、5月の11日の日曜日に市長から打診を受けまして、私は12日から16日まで、王子動物園の関係で中国への出張が入ってございまして、もう、いろんな時間の余裕がなかったということで、市長といろいろ、いろんな話をさせていただいた中で、今日返事をいただかないといけないということを言われまして、いろいろ私の思うところを述べさせていただいたんですけれども、その日のうちにお受けしますということで、御返事をさせていただきました。

記者:

 それは、面会されてそういうやり取りがあったということなんですかね。電話じゃなくて。

小松副市長:

 日曜日の午後から、たまたま私も別件で仕事がありまして、市長もイベントがございまして、その後に面談で、一対一でお話をさせていただきました。

記者:

 先ほどもおっしゃいましたけども、技術畑でずっとやってこられて、地域協働局、文化スポーツ局、環境局といった、そういう全然畑違いのお仕事もあると思いますが、先ほども言及されましたけど、そういった全然やってこられないところに行かれる、ちょっと不安がおありになるというか、そういったことはございますでしょうか。

小松副市長:

 確かに知らない分野ではございますけれども、神戸市の職員はどこの局もモチベーションを高く持って、それぞれが職員の中でアイデアを出して、政策決定等をしてまいりますので、私はそういった職員の方々のスキルをうまく生かしていくというか、一緒に正しい方向性を見いだしながら仕事をやっていきたいと考えていますので、ハード系部局との融合というか、融和という意味では、ちょうど連携を保つ役割があるのかなと思っていますので、そういった視点で、職員が仕事しやすいような環境づくりを整えていきたい、取り組んでいきたいと考えています。

記者:

 副市長就任に当たっての抱負を改めてお伺いできればと。

小松副市長:

 抱負ですけれども、ハード系部局でいいますと、都心・三宮再整備とかウォーターフロントの整備、それからフラワーロードの整備、それから都市局と建設局が進めています、各駅前空間のリノベーションとか、公園のリノベーションとか、そういったところ、それから、大きなプロジェクトとしましては、王子公園の再整備等がございます。こういった重要プロジェクトが、ちょうど2029年から2030年、この辺が完成するという予定のものがほとんどでございます。

 神戸空港の国際化に向けて、まちを国際都市としてのブランド力を高めていくということで、そういうことになっているんですけれども、それに加えまして、やはり都市インフラというのは、そういった攻めというか、変えていく、何かリノベーションというような脚光を浴びる仕事だけではなくて、常に都市インフラは安定した基盤を、市民生活を支えているという基盤ですので、これをしっかり改築更新とか保全をしていくことによって、市民の方の安心、安全を守っているということがございますので、そこも守りというか、しっかりとやっていかないといけないということで、やっぱり守りと攻めの施策をバランスよく実施していきたいと考えています。その上で大型プロジェクトが2030年までに大体終息していくわけでございますけれども、その次のことも考えて、今やれていないような人口減少に対応するような様々な施策も、この任期中にいろいろ考えて取り組んでいきたいと思っています。

記者:

 たまたまではあるんですけども、今回、所管される建設局や都市局というところであると、去年、相次いで街路樹であったり、公園の樹木であったりという、要はそういった樹木という形で出ていると思うんですけども、インフラの老朽化というのが目に見える1年だったかと思います。その辺りについて、今、全数の点検を予算も組んで進められているのは承知の上ではあるんですが、その辺りに関してのお考え、今後どのように進めていきたいかというのを教えていただければと思います。

小松副市長:

 街路樹の倒木とか、昨年相次いで、今確かに全数点検とか様々な点検をやっておりますけれども、それ以外に埼玉県の八潮市であったような下水道の管渠の老朽化による陥没事故とか、水道管の老朽化の陥没であったり、いろいろインフラはかなり高齢化していますので、そういった老朽化が進んでいます。やはり先ほども申し上げましたが、守るという部分で防災・減災とか国土強靱化というのは、常日頃から計画的にきっちりやっていくことが重要だと思っていまして、まさしく国のほうも国土強靱化実施中期計画というのを立てて、20数兆円の5か年計画というのを立てていただきましたので、我々そういった国費もうまく確保しながら計画的に、なおかつICTとかDX、様々な新技術もありますので、そういったところで効率化と省力化を図って、より他都市よりも安心安全なまちづくりを進めていきたいと考えています。

記者:

 危機管理局も御担当になられるということで、今年震災30年ということですけれども、30年以降の防災だったり、今後の教訓も含めてですけれども、どのように考えていらっしゃるか教えていただけるとありがたいです。

小松副市長:

 今年で震災30年ということで、様々なシンポジウムとかそういった知見をレガシーとして残していくための取組をやってきたところです。神戸市におきましても、防災体制につきまして、再度昨年度、能登半島地震の教訓を踏まえて応急体制について、様々な新たな要素を踏まえて、(全庁を挙げて)総点検をやったところでございます。その中で見えてきた課題がありますので、これは外部の方も、市民の方も入っていただいた防災会議等でいろいろ今検討を重ねているところでございますので、そういったところで、やはり事前防災というか、南海トラフの地震もあろうかという予測もございますし、あと風水害も激甚化とか頻発化していますので、そういったところの対応を強化していきたいということで取り組んでいきたいと考えています。

記者:

 神戸空港のターミナルは御担当になるんですか。

小松副市長:

 港湾局は今西副市長の担当です。

記者:

 分かりました。そしたら、すみません、大阪湾岸道路西伸部なんですが、これって、いつ頃完成するのかということについて、何かお見通しであるとか、あるいは御見解であるとか、お伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。

小松副市長:

 重要な御指摘、ありがとうございます。我々も、やはり、今、阪神高速3号神戸線の渋滞が国内ワースト1位、2位というようなことで、非常に関西圏域の経済活動に障害を来しているということは認識しています。

 湾岸道路、平成30年に着工して、いろいろ、六甲アイランド側と長田区の駒栄工区と順次工事を進めておるんですが、海上部のところの橋梁の下部構造の見直しとかで、国土交通省と阪神高速道路株式会社のほうで事業変更とかそういった見直しをされておりまして、1,740億の増額が示されたところでございます。事業費も当然必要なんですけれども、我々も同じように、今後のスケジュールについて、国土交通省なり阪神高速道路にしっかり明示をしてほしいということで市長以下働きかけてございますので、今後、この辺を、できるだけ早く情報を把握して、やはり早期の全線供用に向けて最大限の努力をしていきたいと考えています。

記者:

 都心・三宮の再整備も担当だということでお伺いしたいんですが、高速バスターミナルのほうもいろいろ聞いてはいるんですけれども、市役所の2号館については、工事の進捗はいかがでしょうか。

小松副市長:

 2号館の整備につきましては、よく御存じのように民間事業者(との連携)によるPFIで計画をしてございますが、今、設計をやっているところでございまして、なかなか、昨今の事業費高騰等がございまして、民間事業者側も想定していた内容よりまた事業費がいろいろ高騰しているようなこともございますので、そういったところを今、精査しながら計画をつくり上げているところでございますので、我々としても、当然、市の庁舎も一部入りますので、民間事業者と連携・協力して、できるだけ計画どおりできるように進めているところでございます。

記者:

 もしかしたら変更する可能性も、当初のものから変わる可能性もあるんですか。

小松副市長:

 今のところ、工程が変わるとかということは聞いてございませんけれども、今後、できるだけ計画どおりできるように協力して進めていきたいと考えています。

―― 了 ――

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