最終更新日:2026年7月10日
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日用品等に含まれる微量の化学物質が原因で、頭痛や吐き気、めまいなどの体調不良を起こす病気です。
発症などのしくみは未解明な部分があり、治療方法なども確立されていません。
症状は非常に多様で、粘膜刺激症状(結膜炎、鼻炎、咽頭炎)、皮膚症状(皮膚炎、湿疹)、呼吸器症状(気管支炎、ぜんそく)、循環器症状(動機、不整脈)、消化器症状(胃腸症状)、自律神経障害(異常発汗)、精神症状(不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難等)、中枢神経障害(けいれん)、頭痛、発熱、疲労感などがあげられます。
香料、洗剤、柔軟剤、シャンプー、化粧品、整髪料、制汗剤、農薬、除草剤、殺虫剤、煙草、自動車の排気ガス等、身の回りにあるすべての化学物質が原因となりえます。
化学物質過敏症は、症状が外見からは分かりにくく、周囲に理解されにくい疾患です。そのため、当事者が日常生活の中でつらい思いを抱えている場合があります。まずは、このような疾患があることをご理解ください。
あわせて、日常生活における化学物質の使用について、周囲への配慮を心がけていただきますようお願いします。
神戸市では、化学物質過敏症について理解を深めていただくため、化学物質過敏症の概要や日常生活における配慮の必要性を伝える啓発ポスターを作成しています。
毎年5月12日の「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」(ME/CFS)世界啓発デーに、「化学物質過敏症」についても同様に啓発活動が行われるようになっています。

化学物質過敏症は、さまざまな化学物質に反応して体調不良を起こすものであり、香りの有無のみが原因となるものではありません。
一方で、近年、香水や柔軟剤、洗剤などの香りについて、「不快に感じる」「体調が悪くなる」といった声が寄せられています。
香りの感じ方や影響には個人差があり、自分にとって心地よい香りであっても、周囲の方の負担となる場合があります。
そこで、神戸市では日常生活における香りへの配慮について周知を行うため、ポスターやサイネージを活用した啓発を行っています。
