ホーム > まちづくり > 花と緑と六甲山 > 六甲山の緑 > 森林整備(県民緑税と森林環境譲与税) > 森林環境譲与税を活用した森林整備等の取組み
最終更新日:2023年11月6日
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温室効果ガス排出削減や災害防止のための安定的な森林整備等を進められるよう、2019(平成31)年3月に「森林環境税」と「森林環境譲与税」が創設されました。
2024(令和6)年度から1人当たり1000円が「森林環境税」として徴収され、「森林環境譲与税」として各都道府県、市町村に配分されます。
配分額は、自治体の人口、私有林の面積や林業就業者数に応じて決められ、市町では配分された予算を放置された森林の整備や木材利用の促進、人材育成などに充てています。
2019(令和元)年度 | 約0.6億円 |
2020(令和2)~2021(令和3)年度 | 約1.3億円 |
2022(令和4)~2023(令和5)年度 | 約1.7億円 |
2024(令和6)年度以降 | 約2.1億円 |
2019(令和元)年度(PDF:138KB)
2020(令和2)年度(PDF:144KB)
2021(令和3)年度(PDF:86KB)
2022(令和4)年度(PDF:76KB)
神戸市では2012(平成24)年度に策定した六甲山森林整備戦略を基に、森林環境譲与税を活用した事業を進めています。具体的には市域全域の森林の継続的な整備、人材育成、木材活用、普及啓発などに取り組んでいます。
森林環境譲与税を活用した森林整備実施計画(概要版)(PDF:1,603KB)
対象区域は緑地等の保全を推進する区域(みどりの聖域及び人と自然の共生ゾーン)内とし、各区域に応じた事業を展開します。
建設局では、みどりの聖域内のうち、防災課が私有林(財産区含む)を、森林整備事務所が市有林を対象に整備を行います。
2020(令和2)年度北区有野町唐櫃(2007(平成19)年度県民緑税事業実施個所) | |
![]() 整備前 |
![]() 整備後 |
2020(令和2)年度北区有野町唐櫃(竹谷林道) | |
![]() 整備前 |
![]() 整備後 |
2020(令和2)年度北区淡河町勝雄 | |
![]() 整備前 |
![]() 整備後 |
事業を進めるための手続きについては下記ページをご参照ください。
緑地の保全、育成及び市民利用を図るための私有林整備事業実施に関する要綱
経済観光局の事業については下記ページをご参照ください。
里山整備支援事業(経済観光局農政計画課)
森林整備によって発生する森林資源を有効活用し、快適な公共空間づくりなどに取り組むとともに、森林整備の継続へ繋げていきます。
森林整備や森林資源活用を担う人材の育成に取り組みます。
森林整備に関する事業者研修会 | |
![]() 整備に向けた森林調査の研修 (2020(令和2)年度) |
![]() 広葉樹林整備の実地研修 (2021(令和3)年度) |
森林環境教育への支援や、山・森・木に親しむきっかけをつくるための普及啓発イベントの実施、神戸市産材の活用促進などに取組みます。
【解説その2】「私有林の抱える課題を解決するための森林整備とは?」
【解説その3】「森林整備で発生した木材活用の取組み」
※この動画は、2022(令和4)年3月21日に開催された「六甲山の森づくりと木づかいを学ぶ唐櫃・六甲山上・森林植物園ツアー」の内容を基に、解説動画として再編集したものです。
過去の実績 | ||
2022(令和4)年 3月21日(月曜・祝日) |
六甲山の森づくりと木づかいを学ぶ唐櫃・六甲山上・森林植物園ツアー(PDF:3,076KB) | 資料(PDF:1,231KB) |
将来にわたって神戸の森林整備や森林資源の活用を進めていくためには、森と木に関わる様々な人をつなぐ仕組みづくりが必要です。神戸市では令和5年度に「こうべ森と木のプラットフォーム」を立ち上げ、その実現に向けて取り組んでいます。
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こうべ森と木のプラットフォームイメージ図 |