自衛消防訓練 実施要領

最終更新日:2022年1月24日

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総合訓練の流れを図式化すると下の図のようになります。
※図をクリックするとPDFで開きます。

総合訓練の流れ(PDF:319KB)

1 火災の想定を決める

出火場所、燃焼物、延焼範囲、避難を要する者の数、場所等を想定してください。

2 火災の発見

火元の確認には、非常用受話器(受信機との連絡電話)・懐中電灯・拡声器・マスターキーなどを携行しましょう。

(1)人が五感により発見する場合

大声で「火事だー!火事だー!」と叫びながら、火事であることを周囲に知らせるとともに、非常警報設備(非常ベル)の押しボタン、自動火災報知設備の発信機を押しましょう。
また、その他の方法(無線、電話等)で防災センター等に知らせることも大切です。

(2)警報設備の作動により発見する場合

自動火災報知設備のベルが鳴りました。どこかで火災が発生した模様です。
すぐに受信機で出火階(出火場所)を確かめ、在館者へ予備放送を行うとともに、現場に出向くか、あるいは非常放送設備等を使用して、火災の有無の確認を他の者に指示します。
詳細は下記のページをご覧ください。

3 通報・連絡訓練

発見者から「火災」の連絡を受ければ、119番通報訓練と、自衛消防隊や在館者への非常放送等を迅速に行う訓練を実施します。

消防訓練で119番通報する場合

  1. 事前に消防局の消防管制室(333-0119)に訓練通報する住所、対象物名、時間等を連絡してください。
  2. その後、実際に119番通報を行い、係員につながると「訓練通報です」と第一声で2回繰り返し伝えてください。その後は、消防管制室の係員の指示に従ってください。

4 消火訓練~火災を早期発見し、被害を最小限にとどめる~

初期消火は、自衛消防活動の中でも非常に重要な活動であり、消火器具の設置場所の確認や機能等について習熟させることを目的とし、消火器や屋内消火栓などの使い方を覚えたり、実際に使ったりする訓練です。

初期消火の限界

初期消火の限界は炎が天井に達するまでです。炎が天井に広がると初期消火は困難になりますので、避難を最優先してください。
なお、炎が天井に達していなくても、煙が多い場合は避難を優先してください。

初期消火のポイント

できるだけ姿勢を低くして、煙や熱から身を守るように構えます。
逃げ口等の避難路を確保してから消火しましょう。

消火器を使った初期消火訓練

実際にオイルパン等で火を燃やして粉末消火器等で消火する訓練と、訓練用消火器を使って訓練する方法があります。

オイルパン等を用いた模擬火災の消火訓練

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  • 実践的な訓練ができる
  • 使用済みの消火器の充填等に経費がかかる
  • 使用できる場所が限られる
  • 体験できる人数が少ない(消火器の本数分)
  • 使用した消火薬剤の後処理が必要になる

訓練用消火器を用いた消火訓練

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  • 多くの人に体験してもらう場合に適している(1本の消火器で数人の方が使用できる)
  • 消防署で貸出し可能(詳しくはお近くの消防署にお問合せください)
  • 使用する場所を選ばない

屋内(外)消火栓による初期消火

一定規模以上の建物には屋内消火栓設備が設置されていますが、消防隊が使用する設備と誤解されるなど、過去に屋内消火栓をうまく使うことができず、火災が拡大した事例もあります。
いざという時に有効に使用できるよう、取り扱い訓練を行いましょう。

屋内消火栓の使用方法については、下記のページをご覧ください。

屋内消火栓の使い方

スプリンクラー設備による初期消火(自動消火)

スプリンクラー設備は、室内温度の上昇により、温度ヒューズが溶融してヘッドを開放し、自動的に放水します。自動消火設備として、非常に有効な消火設備ですが、制御弁を閉じるまでは水が止まらず、水損(水による下階等への被害)が大きくなります。制御弁の閉鎖訓練も大切です。

5 避難訓練

火災の際に、避難階段、避難設備、避難器具の設置場所を把握していなかったり、その使用方法を知らなかったために、適切な誘導ができずに大惨事を招いてしまったという事例があります。
火災時に、避難者を秩序正しく迅速に安全な場所へ誘導するため、避難経路の決定、避難場所・避難方法の伝達、パニック防止、非常口の開放、逃げ遅れた人の人数確認等を考慮して行います。
階段などの避難経路を使って安全に避難してみるほか、避難器具などの使い方を覚えます。

避難訓練ステップ1

あなたの事業所に設置されている避難設備の位置を確認しましょう。
「非常口」「避難階段」「避難器具」等、非常時に建物の外に避難するための設備を探してみましょう。
※非常口や避難階段へ通じる扉の上には誘導灯があります。

避難訓練ステップ2

実際に「非常口」や「避難階段」、「避難器具」等を使って避難してみましょう。

  • 通路や階段、防火戸の前などに物が置かれていませんか?避難の障害になるだけでなく、避難経路への延焼拡大の危険性がありますので、避難経路には物を置かないようにしましょう。
  • 防火戸の下に詰め物をしていませんか?防火戸が閉まらないと、避難経路に煙が流入し危険です。

避難訓練ステップ3

建物内の人を確実に「避難誘導」しましょう。
避難誘導の要領と避難の際の注意点については、下記のページをご覧ください。

避難誘導の要領・避難の際の注意点

パニック状態を防ぐポイント

多数の人が利用する建物では、一斉に「早く逃げたい!」と慌てて出口に殺到するという「パニック状態」が発生することがあります。

  1. 人々の不安を抑え、落ち着かせる
    職員の「落ち着いてください」という一声で安心するものです。
    備えられた放送設備を有効に活用し、情報を伝えると共に避難誘導を指示します。
  2. 順序よく、効率的に避難誘導する
    • 放送設備を用いた適切な避難誘導
    • 誘導員の適切な位置への配置
    • 携帯型拡声器などを用いた避難の指示

6 消防隊への情報提供

消防隊への情報提供の訓練を行います。
現場の詳しい状況(逃げ遅れた人の有無、けが人の有無、火災の状況、消防隊の活動障害の有無とその内容)を伝達します。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 0570-083330 または 078-333-3330

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