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子どものオンラインゲーム課金トラブルを防ぎましょう!

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記者資料提供(2023年7月28日)
地域協働局消費生活センター

消費生活相談情報(2023年7月)

1.相談事例から

事例1
9歳の息子が、オンラインゲームで20万円の高額課金をしていることが判明。
過去にも息子が数百円の課金をしていたことがあったが低額なので許してしまった。
息子の指紋認証でもサイトに入れるよう設定していたようだ。未成年者取り消しを希望。(相談者:50歳代、男性)
事例2
4歳の娘が家庭用ゲーム機で見慣れないゲームをしていたため、ゲームの利用履歴を確認すると、複数の有料ゲームがダウンロードされ、ゲーム内で課金していることが分かった。利用額は合計5万円である。
娘は普段から親が傍にいる状況でゲーム機を使用しており幼児用の見守り設定をオフにしていた。契約を取り消したい。(相談者:20歳代、女性)
 

2.子どものオンラインゲーム課金に関する相談受付状況

下図は、2021年度及び2022年度に神戸市消費生活センターに寄せられたオンラインゲームに関する相談件数です。
年齢は実際にサービスを契約した当事者の年齢を表しています。 
2022年度は、10歳未満及び10歳代が契約当事者となった相談件数が前年度比で増加しています。
7月プレス資料

下の円グラフは、2022年度の契約当事者が18歳未満(0~17歳)の相談に係る主な商品の割合です。
契約当事者が18歳未満の相談件数は173件あり、オンラインゲームに関する相談件数は65件(38%)で一番多く寄せられました。
表は2022年度の契約当事者が18歳未満のオンラインゲームに関する契約購入金額を表したものです。
オンラインゲームの課金は、高額なケースが多く注意が必要です。

7月プレス資料  7月プレス資料

3.神戸市消費生活センターからのアドバイス

子どもたちがインターネットを安全に利用できるよう、事前に対策をしておきましょう。
(1)未成年者の契約

未成年者が法定代理人(親権者や未成年後見人)の同意を得ないで契約したときは、未成年者本人が契約を取り消すことができます。
また、法定代理人も契約を取り消す権利があります。
そのため、子どもが保護者の承諾なくオンラインゲームの課金をしてしまった場合は契約の取消しが可能な場合があります。

(2)スマートフォン等の機能を上手に活用しましょう
子どもがスマートフォン等を利用する際には、「フィルタリング機能」や、「ペアレンタルコントロール機能」を活用しましょう。

〇フィルタリング機能とは、有害なサイトやアプリの利用を制限するものです。発達段階や使い方に応じてレベル設定ができます。

〇ペアレンタルコントロール機能とは、子どものアクセス履歴や利用時間を保護者が把握したり、利用時間や課金の制限を行ったりする仕組みで、OS事業者、アプリ開発事業者からサービスが提供されています。子どものプライバシーに配慮しつつ、発達段階に応じて上手に活用しましょう。
(3)保護者のアカウントやパスワード、決済情報等を管理しましょう

子どもが保護者のアカウントでログインし契約した場合、契約したのが未成年者であることを証明することは難しく、未成年者取消権が認められないケースがあります。保護者が知らないうちに子どもがパスワードを知っていたり、決済時のパスワード入力が不要な設定にしているケースもあります。
保護者のアカウント設定を確認しましょう。
また、保護者が管理する現金を持ち出し、コンビニで電子マネーを購入し課金するケースもあります。現金やクレジットカードの管理も見直しましょう。

(4)家庭で親子のルールづくりをしましょう
中には、「無料だと思っていた」など、子ども自身はお金を使っている認識がなく課金しているケースがあります
利用するサービスの仕組みについて説明する一方、利用目的・場所・時間帯等について話し合い、子どもと一緒に成長に応じたルールづくりをしていくことが大切です。



7月プレス資料

神戸市消費生活センター

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