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屋内でのガス抜きは危険!~カセットボンベ・スプレー缶のごみ出しルール~

最終更新日:2023年9月12日

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スプレー缶のガス抜きで火災発生!

2023年1月16日、東京都港区・六本木で、スプレー缶のガス抜き作業が原因とみられる火災が発生し、3人が怪我をする事故が発生しました。2018年12月には、北海道札幌市でも、屋内でのスプレー缶ガス抜き作業が原因となる爆発事故が発生しています。
 
カセットボンベ・スプレー缶を、屋内で穴あけやガス抜きをすると、屋内にガスが充満し、火花等が原因で発火・爆発する可能性があります。

屋内でカセットボンベ・スプレー缶のガス抜きをしないでください!
神戸市では、カセットボンベ・スプレー缶をごみで出すときには、穴あけは不要です!

カセットボンベに穴をあけたときの火災発生の様子


【カセットボンベ・スプレー缶による火災の様子(消防局実験動画)】
消防局火災実験動画「まさか!?ボンベのガス抜きを火気の近くで行うと・・・」消防局火災実験動画「ごみ出しルールを守り火災を防ごう!」
カセットボンベ・スプレー缶の取り扱いには気をつけて(消防局ご案内)

カセットボンベ・スプレー缶のごみ出しルール

カセットボンベ・スプレー缶をごみで出すときは、必ず中身を使い切ってください。
中身が残ったまま出すと、ごみ収集車やごみ処理施設の火災事故につながります。

【家庭ごみの出し方】
カセットボンベ・スプレー缶の出し方
カセットボンベ・スプレー缶拠点回収
ごみが原因となる発火事故

【事業系一般廃棄物の出し方】
カセットボンベ・スプレー缶の出し方

【お知らせちらし】
「屋内でスプレー缶などのガス抜きは危険です」(PDF:216KB)

カセットボンベ・スプレー缶の中身を出し切るには?

スプレー缶の中身の出し方

1. 製品を使い切ります。
2. 缶がカラになったか確認します。缶を振って「シャカシャカ」「チャプチャプ」などの音がすると、まだ中身が残っています。まずは使い切りましょう。
3. 音がしなくても、中身やガスが少量残っている場合があります。缶についている「ガス抜きキャップ」で出し切ります。中身が残って使い切れない場合も、ガス抜きキャップを使用して、中身やガスを出し切ります。
4. 風通しが良く、広く、火の気の無い屋外で、ガス抜きをします。風下に向かって、人などにかからないように、新聞紙などに吹き付けるなど、周囲に飛散しないように注意してください。
5. 中身やガスを出し切った後は、穴をあけずに、スプレー缶やカセットボンベだけ「中身の見える袋」に入れて、ごみで出します。「燃えないごみ」の指定袋には入れないでください。

【スプレー缶のガス抜きの一例】
スプレー缶のガス抜きの仕方
※ガス抜きキャップの形状・使用方法は、商品によって異なります。商品に記載されている使用説明を必ずご確認ください。
※ガス抜きキャップがついていない場合には、シューッという音がしなくなるまで噴射ボタンなどを押し、中身とガスを出し切ります。缶に穴をあける必要はありません。
 
【スプレー缶の中身の出し方の詳細】

カセットボンベの中身の出し方

1. カセットボンベには、ガス抜きキャップは付いていません。カセットボンベを装着するカセットこんろ本体に、ガスが出やすくするような仕組み(ヒートパネル)が付いており、最後まで使い切ることができます。カセットこんろで調理や湯沸かしなどで使い切ってください。
2. 缶がカラになったか確認します。缶を振って「シャカシャカ」「チャプチャプ」などの音がすると、まだ中身が残っています。まずは使い切りましょう。
3. カセットこんろで使いきれない場合や、使用期限が切れている場合は、ガス抜きをしてください。
4. ガスを出し切った後は、穴をあけずに、カセットボンベやスプレー缶だけ「中身の見える袋」に入れて、ごみで出します。「燃えないごみ」の指定袋には入れないでください。

【カセットボンベのガス抜きについて】
製品によって取り扱いが異なる可能性があります。
詳細な処理方法は、製造元や販売元、日本ガス石油機器工業会カセットボンベお客様センター(電話:0120-14-9996)にお問い合わせください。

【カセットボンベのガス抜きの一例】
①必ず、屋外で、火の気のない、風通しのよい、広いところで、ガス抜きをします。ベランダや人通りの多い場所は避けます。
②赤いキャップを外します。
③ボンベの先端を下にして、ノズル(先端)をコンクリートなどの固い地面に押し付けると、ノズルが押されてガスが抜けます。
④ガスが抜け終わり、ボンベを振っても「シャカシャカ」と音がしないか確認します。
カセットボンベのガス抜きの仕方
 
※使用期限(製造後約7年が目安)が切れたものは、ガス漏れを防ぐためのゴムの部品が劣化し、ガス漏れする可能性があるため、使用できません。変形やゆがみが生じているもの、ボンベ先端部分にサビが出ているもの、缶全体にサビが出ているものも、ガス漏れする可能性があるため、使用できません。ガス抜きしてから、ごみで出してください。
※未使用のもの、使いかけのもの、使用期限が切れているもの、サビが出ているものでも、上記の方法でガス抜きが可能です。

【カセットボンベの中身の出し方の詳細】
一般社団法人日本ガス石油機器工業会 カセットボンベお客様センター(外部リンク)
電話:0120-14-9996(受付時間平日の10時~17時(12時から13時は除く))

どうしても中身が使い切れないときは・・・

  • どうしても中身が使い切れない場合や、ガス抜きができない場合には、商品に記載されている製造元や販売元にお問い合わせください。
  • (家庭ごみの場合のみ)製造元や販売元のほかに、お住まいの区の環境局事業所へご相談いただくこともできます。お住いの区の環境局事業所(お問い合わせ先)

お問い合わせ先

環境局業務課