最終更新日:2024年7月25日
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神戸市内の感染症の発生状況を毎週更新しています。
この週報は速報性を重視しているため、患者数は確定した値ではありません。
今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
市内の感染症情報は「神戸市感染症統合情報システム」でも確認いただけます。
定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週470人(9.79/定点)から今週509人(10.60/定点)対先週比1.08倍と5週連続で増加しており、全国的にも感染が拡大しています。新型コロナウイルスの感染予防には、換気、手洗い、手指消毒などの基本的な感染対策が重要です。通院や高齢者施設を訪問するときなどは感染予防としてマスクの着用も効果的です。夏休みの帰省等で高齢の方と会う場合、大人数で集まる場合は、感染予防を心がけ体調を整えるようにしましょう。また2022年以降、梅毒の感染者数が全国的に増加しており、今週は先天梅毒の報告が1件ありました。妊娠梅毒は流産や死産のリスクがあり、先天梅毒はこどもの難聴や視力障害などの原因となります。症状がなく不安がある場合は、保健所にて梅毒の無料・匿名検査も実施しています。すでに症状がある方は、早期に医療機関を受診しましょう。
・第29週 2024年7月15日~2024年7月21日(PDF:749KB)
週報の情報は、すべてPDFファイルで提供しています。
・全国の感染症の発生動向(国立感染症研究所)(外部リンク)
・感染症発生動向調査月報(神戸市)
・感染症発生動向調査事業実施要綱