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最終更新日:2023年8月14日

小中学生のみなさんへ(校則について)

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どうして「校則」を見直すのですか?

近年、学校における一部の校則について、「必要なのですか?」や「今の時代に合っていますか?」といった指摘がされています。
神戸市立学校においても、そのような校則が一部あり、積極的に見直しを進めていく必要があります。
校則の見直しを通じて、みなさんが意見を表明し、身近な課題を自ら解決をすることは、とても大切なことと考えています。

「校則の見直し」って何ですか?

2021年(令和3年)6月に学校生活におけるルールや決まりを見直そうと、「学校生活のルールや決まり(校則など)に関するガイドライン」をつくりました。
「ガイドライン」とは方向性を示した「指針」と呼ばれるものです。
このガイドラインをもとに、2021年度(令和3年度)から学校生活のルールや決まりについて見直しを進めてきました。
2023年度(令和5年度)も引き続き学校生活におけるルールや決まりを見直しをすすめていきます。

どんな風に変えるのですか?

学校生活のルールや決まり(校則など)の内容については、学級活動や児童会活動、生徒会活動などの時間を使って、みんなで話し合い、みなさん自身で意見を出し合いながら自分で考える活動を毎年行います。

どのような内容を見直されるのですか?

例えば、以下のようなものです。

  • さまざまな文化や性の多様性への配慮がないもの
    例)女子は全員スカートとするなど
  • 健康上の配慮がないもの
    例)マフラーやタイツの禁止など、体調維持に問題が生じるもの
  • その他合理的な説明が難しいと思われるもの
    例)靴、靴下、肌着等は白一色に限るなど、目的がわかりにくいもの

全ての学校で見直されるのですか?

神戸市立の全ての学校で行います。

他の学校の見直した内容を知ることはできますか?

見直した内容については、各学校のHP等に掲載します。

見直しは進んでいますか?

見直しの状況は次のとおりです。
  小学校 中学校 高等学校 特別支援学校
2022年度(令和4年度)に校則の見直しに向けて
取り組み(話し合いなど)を行った
100% 100% 100% 100%
2022年度(令和4年度)に校則の一部を見直した 63% 99% 75% 67%


主な項目別の見直し状況(中学校82校・高等学校8校)

  校種 2021年度
(令和3年度)
校則あり
2021年度
(令和3年度)
校則を見直し
2022年度
(令和4年度)
校則を見直し
2023年度
(令和5年度)以降
見直しを続ける
肌着は白一色とする 中学校 62校 49校 12校 1校
靴は白一色とする 中学校 75校 46校 26校 3校
靴下は白一色とする 中学校 80校 43校 35校 2校
女子の靴下は三つ折りにする 中学校 35校 33校 2校 全校で見直しが
終わりました
ツーブロック不可 中学校 71校 36校 32校 3校
高等学校 4校 4校 全校で見直しが
終わりました
 
ポニーテール不可 中学校 48校 24校 22校 2校


主な項目別の見直し状況(小学校163校)

  2022年度
(令和4年度)
ルールがあり
2023年度
(令和5年度)以降
見直しを続ける
冬季の体育学習においても上着の着用を認めていない 0校 全校で見直しが
終わりました
文房具の色・形や数を過剰に限定している 47校 47校

 

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教育委員会事務局学校教育部学校教育課