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自然環境サミット2023が開催されました(2023年(令和5年)2月25日)

最終更新日:2023年9月17日

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須磨FRSネットの皆様により、「自然環境サミット2023」が開催されました。
須磨FRSネットは、須磨区の自然愛護団体の、環境保全活動、啓発活動をより広く発信し、環境行動の輪をさらに広げるため、平成21年に結成、現在16団体で構成されています。FRSは、Forest(森)、River(川)、Sea(海)の頭文字をとっています。
区内の特色ある自然愛護団体がまとまって、活動の輪の拡大に取り組まれていることは、須磨区の大きな強みではないかと感じています。
この日のサミットでは、「須磨の豊かな自然を次世代に!~SDGsと私たちの活動~」をテーマとして、「暮らしと自然」、「子どもと自然」の二つの分科会で事例紹介や参加者の皆様による意見交換が行われた後、まとめの全体会で「みんなでつくる未来へのメッセージ」が討論され、採択されました。
区役所としても、今後も活動を支援し、須磨の豊かな自然を次世代に引き継いでいきたいと思います。

サミット2 サミット1

須磨から未来へのメッセージ2023

人間は昔から自然の中で、自然と共に生きてきました。
自然からの恵みをもらって生きてきました。
自然はときには脅威にもなりました。
今、私たちは自然とかかわることの意味やかかわり方が問われる時代に生きています。

人間の諸活動が、自然環境に重大な変化をもたらしています。
持続可能な未来のあり方・人間と自然との関係が問われています。
自然が破壊され、自然とのかかわりが希薄になる中で、私たちの暮らしや子どもたちの育ちに、とても大きな課題がつきつけられています。

自然とたっぷりとかかわることは、子どもの発達や人格の形成にとても重要な意味を持っています。
また、暮らしを豊かにすることにつながります。

須磨には千年の歴史に育まれた山(森)・海・川(池)の多様で身近な自然があり、自然を活かしたり、自然を利用したり、自然を守ったり、自然で遊んだり、自然から学んだり、自然を豊かにしたり(里山・里海)する活動をしている多くの人々がいます。

私たちは、「須磨の豊かな自然を次世代に~SDGsと私たちの活動」をテーマとして、「暮らしと自然」「子どもと自然」について話し合いました。

国際的な目標として掲げられたSDGs持続可能な開発目標)の
「海の豊かさを守ろう」
「陸の豊かさも守ろう」
「つくる責任 使う責任」
「質の高い教育をみんなに」
「住み続けられるまちづくり」
「パートナーシップで目標を達成しよう」など
地球規模で解決していく課題も、まず、私たちの第一歩が大切であることと、次世代を担う子どもたちとともに輪を広げていくことの大切さを確認しました。

2023年2月25日 須磨FRSネット自然環境サミット2023

お問い合わせ先

須磨区総務部地域協働課