最終更新日:2026年6月1日
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真夏を思わせるような雲ひとつない晴天のもと、本年は、北神区文化センター及び周辺エリアを会場として、開催しました。おかげさまで多くの方々にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。
会場いっぱいに、地域の皆様の笑顔と活気で満たされる様子を拝見し、改めて北区の地が持つ温かさと力強さを深く実感いたしました。
本年で50回という大きな節目を迎えることができましたのは、ひとえに長きにわたりこのまつりを大切に育て、支えてくださった区民の皆様のおかげでございます。半世紀という歳月の中で、時代は移り変わろうとも、世代を超えて人々が語り合い、支え合う「北区の絆」がここには脈々と受け継がれております。
昨年度に引き続き、北神地区の淡河町・大沢町・長尾町・八多町・道場町・有馬町の6町と南部地区の山田町の魅力をお伝えする「地域PRコーナー」を開設しました。まつりのはじめからおわりまで途切れることなく多くの方にお立ち寄りいただき、ワークショップに参加したり、地域の名産を購入したり、あるいは、過去からの歴史を表したパネルをじっくり見たりと充実した時間をお過ごしいただけたものと思っております。地域の誇りや魅力を皆さまとともに再確認し、この北区・北神地域の未来を共に描く大切な対話の場となりました。
そして、このたびのトピックスとして、北神区役所・北区役所は、北区内においてかねてからの地域課題となっている「放置竹林」を地域の皆さまだけでなく、広く現状を伝え、この活動の輪を大きく広げていきたいと考えています。そして、この活動を「北区竹活プロジェクト」と命名し、今年度から取り組みを開始しております。その第一弾として、来年のきたきたまつりにおいて、『竹とんぼを同時に飛ばす日本記録の樹立』を目指しており、その名称について投票を実施させていただいたところ、予想を上回る大変多くの方に投票いただきました。皆さまが北区の竹林問題に対し、深い関心を寄せてくださっていることを肌で感じるとともに、これを機会にさらに関心を持っていただけたことを大変心強く思っております。
本日の会場で皆さまと交わした挨拶、そして笑顔のひとつひとつが、私たちにとって何よりの励みとなりました。
最後になりますが、きたきたまつりの開催にあたり、ご尽力いただきましたすべての関係者の皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
この「きたきたまつり」が、これからも地域の絆を紡ぐ光として、次の50年へとつながる架け橋となるよう、今後も引き続き、皆さまのあたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。




エコール・リラショッピングセンターにて、株式会社良品計画主催の防災イベント「いつものもしも CARAVAN 神戸」が開催されました。
本イベントは「未来につなげる いつものもしも」をテーマに、地域の方々、企業、行政、そして学校が垣根を越えてつながり、楽しみながら防災を学ぶ地域一体型の取り組みです。
会場では、水消火器体験や応急手当ワークショップ、防災クイズなど、子どもから大人までが身近に「備え」を実感できる多くのコンテンツが展開されました。
神戸市北区は豊かな自然に恵まれている一方で、日頃からの災害への備えや防災意識の向上が不可欠です。本日のイベントを通じて、多くの方が「自分の住む地域の特性」を知り、「自分たちにできる備え」を考えるきっかけになったことと思います。
出展いただいた学校や学生団体の皆様、企業の皆様、そしてご来場いただいた地域の皆様の熱意に改めて感謝申し上げます。
災害は突然やってくるものですが、こうした平時からの学びと「地域でのつながり」こそが、もしもの時の大きな力となります。今後も北神区役所は、皆様と共に地域の防災力を高める取り組みを推進してまいります。


〜区民の命と健康を支える、心強いパートナー〜
私たちの安全で安心な暮らしに欠かせない地域医療。その最前線で日々奮闘されている「神戸市北区薬剤師会」が、1976年9月の兵庫区薬剤師会よりの分離独立から、このたび50周年という大きな節目を迎えられました。
半世紀もの長きにわたり、北区の発展とともに区民の皆さまの健康維持に多大なるご貢献を続けてこられた薬剤師会の皆さまへ、深く敬意と感謝の意を表します。
私自身、2021年から2022年にかけて健康局ワクチン接種担当部長の職にあり、「1日も早くワクチンを市民の皆さまへお届けしなければならない」という、一分一秒を争う緊迫した状況の中に身を置いておりました。
当時、市が開設した多くの接種会場の中には、作業環境が非常に厳しい場所もありました。しかし、そのような過酷な状況下にあっても、薬剤師会の皆さまには常に正確かつ迅速に、ワクチンのシリンジ(注射器)への分注をはじめとする高度な専門業務を献身的に担っていただきました。
薬剤師会の皆さまの専門的知見と多大なるご協力により、危機的な状況を共に乗り越え、区民の皆さまの安心を支えてくださった当時のご尽力に感謝申し上げます。
薬剤師会の皆さまのご活躍は、こうした緊急時だけではありません。平時においては、日々の調剤業務はもちろん、私たちにとって最も身近な健康相談の窓口となってくださっています。
薬局での「フレイルチェック(介護予防)」や、子育て世帯を対象にお薬の上手な飲ませ方を伝える「ママパパ サポート会」の実施など、地域に根ざした「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」として、精力的な活動を続けられています。
薬局は、お薬を受け取るためだけの場所ではありません。区民の皆さまにおかれましては、身近な薬局に足を運び、健康に関する相談をどんどんお寄せください。皆さまのまちの専門家が、いつでも親身になってアドバイスをくださるはずです。
今後も、薬局が私たちの健康な暮らしを支えてくれる拠点として、より一層活躍されることを期待しています。

本日、素晴らしいお天気のもとで「神戸まつり」が開催されました!会場は終始、たくさんの笑顔と熱気に包まれ、地域の絆を強く実感する一日となりました。
本日の一番のハイライトといえば、なんといっても婦人会の皆さまによる「総踊り」です。北区連合婦人会総勢70名による息の合った美しい踊りと、皆さまのハツラツとした笑顔が会場全体をパッと明るくしてくださいました。日頃の練習の成果がいかんなく発揮された素晴らしいパフォーマンスに、私も元気をたくさんいただきました。地域の伝統と元気を力強く発信してくださった婦人会の皆さま、本当にありがとうございました!
お祭りのもう一つの楽しみといえば、地域の美味しいグルメです。
今回も出展いただいたJA神戸北女性会の皆さまのブースには、大行列ができるほど多くの方々が来られていました。その中で、今回ご紹介したいのは、「北神だんごろう」。柔らかくモチモチとした食感のお団子と北神味噌のたれの絶妙な味わいがクセになります。ぜひ一度ご賞味ください。
今回の神戸まつりを通じて、地域のパワーと魅力を改めて感じました。準備から当日の運営までご尽力いただいた関係者の皆さま、そしてご来場いただいた地域の皆さまに心より感謝申し上げます。



このたび、八多町屏風地区において、明治時代から続く歴史的な「旧醤油蔵」が、新たな里づくり拠点として、また「炭火焙煎カフェ」として5月7日にオープンを迎えました。
このプロジェクトは、神戸の地で長年愛されてきた萩原珈琲様が、50年以上の時を経て眠っていた醤油蔵を再生させたものです。私自身、この蔵が地域の方々の想いを受け継ぎ、息を吹き返したことを大変嬉しく感じております。
この蔵には、かつて醤油造りに使われていた巨大な木樽が当時のまま残されています。その一部はカフェの装飾や什器として再利用されており、訪れるたびに明治・大正・昭和と積み重なった八多町の歴史を肌で感じることができます。
ここは単なるカフェではありません。
里山交流の拠点 : 地元の新鮮な農産物のマルシェや、地域の方々が集うワークショップの開催。
文化の融合 : 神戸の「ハイカラ」なコーヒー文化と、八多町の豊かな「里山」文化が交わる場所。
地域の活性化 : 地域の方々とさまざまな人々の交流が生まれる場所。
北神地域には、茅葺き民家や伝統芸能、そして美しい田園風景が今も色濃く残っています。今回の旧醤油蔵の再生が、市内外から多くの方が北神地域を訪れるきっかけとなり、八多町の価値・魅力が人々の心に伝わっていくことを切に願っております。
初夏の爽やかな風が吹くこの季節、ぜひ八多町へ足を運び、八多町のこどもから大人までの意見をふまえて新たにリリースされた3つのエリアの個性を表した八多ブレンドの香りと共に、八多町の新しい息吹を感じてみてください。




淡河町にて地域の歴史が新たな息吹をあげる、記念行事に出席してまいりました。
1928年(昭和3年)の建築以来、地域の健康を見守り続けてきた「旧松森医院」。その本医院棟が、このたび「神戸歴史遺産」としての風格をそのままに、交流拠点「ヌフ松森医院」として見事に再生されました。
一歩足を踏み入れると、当時の受付カウンターや診療室の面影が丁寧に守られつつ、現代の感性が融合した温かな空間が広がっています。ここは単なる保存建築ではありません。多くのさまざまな人が交流する、これからの里山文化を紡ぎ出す「動く歴史」の拠点です。
併せて行われた出版報告会では、『旧松森医院と地域社会』が披露されました。
本書は、淡河の歴史を地域のみなさんにしっかりと伝え、後世にしっかりとつないでいくために、残された写真などの資料をもとに丁寧にまとめられています。市内の市立図書館でご覧いただけます。
淡河の里山に、再び明かりが灯った旧医院。そこには、古いものを愛し、未来を切り拓こうとする地域のみなさまの情熱があります。
皆さまもぜひ、淡河の風を感じながら、この新しくも懐かしい場所を訪ねてみてください。


私は、昨年4月に北神区長に着任して以来、北神地域のさらなる発展には、地域に深く根差し、同じ志をもって地域づくりを進めていただける皆様とともに歩むことが重要であると考えてまいりました。
イオンモール神戸北(イオンモール株式会社)におかれましては、単なる商業施設の枠を超え、賑わいと交流を育む様々な取り組みを展開されています。その発信力と求心力を活かして行政と手を携えることができれば、互いの強みを生かした相乗効果が生まれ、北神地域をより魅力あふれるまちへと発展させることができる――そのような強い思いのもと、ご提案を申し上げ、快くご賛同をいただき、協定締結に至りました。
本協定はゴールではなく、新たな協力関係の出発点です。今後は、地域の魅力や行政情報の発信をはじめ、下記のような取り組みを着実に進めてまいります。
イオンモール神戸北のみなさまとの連携事業を通じて、北神地域に暮らすみなさまの生活の質、「ウェルビーイング」の向上につなげていきたいと考えています。

北神区役所及び北区社会福祉協議会北神事務所は、三田市にある関西学院大学神戸三田キャンパスで開催された「ボランティアEXPO」に参加しました。このイベントは、意欲ある学生たちが自分たちにできる社会貢献の場を探す、熱気あふれる合同説明会です。
北神区役所としても2年ぶりにブースを出展し、多くの学生の皆さんと対話をしてまいりました。
私たちのまち、北神地域には、古き良き農村風景や伝統文化、そして温かな地域コミュニティという、他にはない素晴らしい財産がある一方、担い手不足や高齢化といった課題に直面していることも事実です。
こうした課題を解決し、北神地域の活力を次世代へつなぐためには、地域の皆さまの力に加え、「外からの新しい視点」と「若者の行動力」が大きな原動力になると考えます。
当日のブースには、予想を上回る多くの学生が足を運んでくれました。「地域の活性化に一緒に取り組みたい」など、自分の思いをしっかりと伝えてくれました。今回の出会いが、私たちの北神地域に関心を持ってもらえるきっかけづくりになりました。
今後も、この北神地域を共に創っていただけるパートナーとして、高等教育機関である大学の先生方や学生のみなさんとの連携を深め、共に活動いただけるように、積極的に取り組みを進めてまいります。




今年も北神地域の各地で、地域の皆さまが心を込めて準備されたさくらまつりが盛大に開催され、春の訪れを祝うあたたかな交流の輪が広がりました。
美しく咲き誇る桜の下、世代を超えたふれあいや、地域ならではの催しを通じて、北神地域の魅力を再認識する機会となりました。
4つの地域のさくらまつりをご紹介します。
有馬温泉の春の風物詩として親しまれている「有馬さくら祭」は、有馬川親水広場を中心に開催されました。
期間中は、有馬川沿い約100本を超える桜並木が見事に咲き誇り、昼はもちろん、夜には夜桜ライトアップも行われ、幻想的な温泉街の景色が広がりました。
オープニングイベントでは、まず最初に有馬の伝統芸能である有馬三味線で子どもたちが日頃の練習の成果を発揮してくれました。続いては、有馬芸妓による優雅な踊りや、猿まわしなどが披露され、多くの観光客や地域住民の皆さんが足を止めて楽しまれていました。
また、会場には地元によるキッチン屋台が並び、温泉街ならではのにぎわいが春の有馬を彩りました。


自然豊かな農村地域である八多町中地区では、中村橋周辺を会場に「中地区さくらまつり」が開催されました。
八多川沿いに咲く桜を背景に、地域住民が主体となった温かみのある催しが行われ、家族連れやご近所同士の交流の場として親しまれました。
模擬店や打ちたての本格そばの販売など、地域の皆さんによる協力で運営されるこのお祭りは、八多町ならではの「顔の見えるまちづくり」を象徴する行事です。
春の穏やかな一日、地域の絆を感じながら桜を楽しむ光景が印象的でした。


ニュータウンである藤原台では、藤原山公園北広場において「藤原台さくらまつり」が開催されました。
広々とした公園に咲く桜の下、子どもたちによるジュニアバンドの力強い演奏やチアダンスが披露されました。また、地域団体やボランティアの皆さんによる模擬店、子ども向けの縁日コーナーなど、多彩な催しが並びました。
特に子どもたちの笑顔があふれる会場では、地域の子どもたちがスタッフとして運営のお手伝いをするなど、世代を超えた交流の場として大いににぎわい、藤原台地域の結束力と活力を感じさせる一日となりました。


国の登録有形文化財である千苅ダム周辺では、春限定で一般開放される貴重な機会として「千苅さくらまつり」が開催されました。
普段は立ち入ることのできない千苅貯水池広場には、多くの来場者が訪れ、芝生にシートを広げてゆったりと花見を楽しむ姿が見られました。前日の雨によりダムの水量が増えたため、堰堤から流れ出る迫力ある水しぶきが見ることができ、ちょっとしたプレゼントでした。
当日は、地元特産の「塩田もち」をはじめとした飲食販売や道場町で捕獲したイノシシやシカの肉を調理したジビエを楽しむことができ、また、千苅ダムの見学も実施され、自然・歴史・食を同時に楽しめる北神ならではのイベントでした。
桜とダムが織りなす景観は、訪れた人の心に深く残る春の思い出となりました。


北神地域で開催されたさくらまつりは、いずれも地域の皆さまのご尽力と温かいおもてなしによって支えられています。
春の一瞬の美しさを分かち合いながら、人と人がつながる場が各地に生まれたことは、北神地域の大きな魅力です。
ご来場いただいた皆さま、企画・運営に携わってくださった地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後も北神地域の魅力を発信し、誰もが訪れたくなる、住み続けたくなる地域づくりに取り組んでまいります。
このたび北区では、北区社会福祉協議会による初めての試みとして、「出張ボランティアセンター」の取り組みが「藤原台さくらまつり」にて展開されました。地域行事の現場に“ボランティア参加の入口”をつくり、誰もが無理なく関われる機会を広げる大変意義深い挑戦となりました。
当日は、2歳から高校1年生までの計45名が参加し、それぞれが役割をもって会場運営を支えてくださいました。ミッションは、
の5つ。参加者は緊張しながらも、笑顔と元気な声かけで来場者を支え、会場の安全・円滑な運営に大きく貢献しました。
活動後には感想を書いてもらい、さくらの木ボードに貼ってもらいました。「緊張したけど楽しかった」「またやりたい」「“ありがとう”と言われてうれしかった」など、心あたたまる言葉がたくさん花を咲かせました。小さな一歩の体験が、自信や地域への関心につながっていく――そのことを改めて感じる機会となりました。
ご参加くださった皆さん、活動を支えてくださった北区社会福祉協議会ならびに関係団体の皆さまに、心より感謝申し上げます。
北区では今後も、年齢や経験にかかわらず、誰もが地域とつながり、支え合いに参加できる仕組みづくりを進めてまいります。




北神地域の皆さま、こんにちは。北神担当区長の山本圭一です。
着任からの一年、さまざまな現場で皆さまと言葉を交わし、皆さまのお考えや取り組みなどいろいろなことを教えていただきました。
温かく迎えてくださったこと、そして日々の地域活動を通じて北神の魅力を支えてくださっていることに、あらためて感謝申し上げます。
この1年を振り返ると、頭に浮かぶのはいつも「人の顔」です。地域の人々の交流を促進される方、伝統を守る方、新しい挑戦に踏み出す方、子どもたちのために動く方、地域の安全を支える方。これらをはじめ、活動分野も多岐にわたりますが、どの現場でも、皆さまの北神への深い愛情を肌で感じてきました。
そして、この1年で改めて確信したことがあります。それは、北神地域の一番の宝は「人」だということです。皆さんお一人おひとりの思いと行動が、北神というまちを動かしています。
2年目を迎えるにあたって、私が大切にしたいと思っていることがあります。それは、この「動き」を止めない、そして前に進んでいく、ということです。小さな一歩も、地域を変える大きな力になる——この1年で、そのことを何度も実感しました。区役所は皆さまのその力を信じながら、全力で後押ししていきたいと思います。
そして、もう一つ、2年目の自分自身への約束があります。それは、北神区役所が地域の皆さまにとって「頼れる存在」であり続けることです。困ったときに思い浮かべてもらえる場所、何かを始めようとするときに背中を押してもらえる場所——そんな区役所を、職員一人ひとりと力を合わせてつくっていきたいと思っています。
信頼は、一日にして築けるものではありません。しかし、日々の積み重ねが、必ず皆さまとの確かな絆になると信じています。
「共に創る」という気持ちは、これからも変わりません。引き続き、どうか一緒に歩んでいただけますと嬉しいです。
今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
北神担当区長 山本 圭一